当該企業が、機能性表示食品制度開始時から届出た商品を全てを確認できます。届出撤回分も確認できます。 社名のリンクをクリックすると外部サイトでご確認ください。 |
Tweet |
千葉一敏先生(薬剤師・サプリメントアドバイザー)による、今週の注目ポイントの解説です。 毎週アップします。 動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧 チャンネル登録をお願いします。 |
1 F750 2020/12/25 7120001112412 株式会社セイユーコーポレーション 大阪府大阪市浪速区桜川4-11-4 セイユー アンセリンヘルス 加工食品(サプリメント形状) アンセリン 本品にはアンセリンが含まれます。 アンセリンは、血清尿酸値が健常領域で高め(尿酸値5.5~7.0mg/dL)の方の尿酸値の上昇を抑制することが報告されています。 |
2 F751 2020/12/25 3030001041855 株式会社リフレ 埼玉県上尾市仲町1-7-28 リフレのぐっすりずむb 加工食品(サプリメント形状) L-テアニン本品に含まれるL-テアニンは、睡眠の質をすこやかに改善(睡眠効率<就床時間中の睡眠の割合>を上げ、すっきりとした目覚めと起床時の眠気・疲労感の軽減に役立つ)するとともに、一過性の作業などによるストレス(精神的負担)を和らげる機能が報告されています。 |
3 F752 2020/12/25 2010601048204 アサヒグループ食品株式会社 東京都墨田区吾妻橋1-23-1 ビオマインコートタイプ 加工食品(サプリメント形状) 枯草菌(バチルス・サブチルス)C-3102株 本品には枯草菌(バチルス・サブチルス)C-3102株が含まれます。 枯草菌C-3102株には、腸内にもともといる善玉菌(ビフィズス菌、酪酸産生菌)を増やすことで腸内環境(腸内フローラ)を整えることが報告されています。 |
4 F753 2020/12/25 7140001110793 株式会社ミカレア 兵庫県神戸市中央区脇浜町1丁目4番78号 肌潤セラミド 加工食品(サプリメント形状) パイナップル由来グルコシルセラミド 本品には、パイナップル由来グルコシルセラミドが含まれます。 パイナップル由来グルコシルセラミドは、肌の潤い(水分)を逃がしにくくし、肌のバリア機能(保湿力)を高めることが報告されています。 肌の乾燥が気になる方に適しています。 |
5 F754 2020/12/25 9080401005367 株式会社スクロール 静岡県浜松市中区佐藤2丁目24番1号 目の疲れによるピント調節にブルーベリー 加工食品(サプリメント形状) ビルベリー果実由来アントシアニン 本品にはビルベリー果実由来アントシアニンが含まれます。 ビルベリー果実由来アントシアニンには、VDT作業(パソコンやスマートフォンなどのモニター作業)の目の疲れによるピント調節機能の低下を緩和することが報告されています。 |
6 F755 2020/12/25 9080401005367 株式会社スクロール 静岡県浜松市中区佐藤2丁目24番1号 内臓脂肪を減らすブラックジンジャー 加工食品(サプリメント形状) ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン 本品にはブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンが含まれます。 ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンは、BMIが高め(BMI24以上30未満)の方の腹部の脂肪(内臓脂肪及び皮下脂肪)を減らす機能があることが報告されています。 また、日常活動時のエネルギー代謝において、脂肪を消費しやすくする機能があることが報告されています。 |
7 F756 2020/12/25 5120001049268 江崎グリコ株式会社 大阪府大阪市西淀川区歌島4丁目6番5号 メンタルバランスチョコレートGABA(ギャバ)for Sleep(フォースリープ)<甘さひかえめビター> 加工食品(その他) γ-アミノ酪酸 本品にはγ-アミノ酪酸が含まれます。 γ-アミノ酪酸には、睡眠の質(眠りの深さ、すっきりとした目覚め)の改善に役立つ機能があることが報告されています。 |
8 F757 2020/12/25 1010001016860 日本水産株式会社 東京都港区西新橋一丁目3番1号 さっと飲めるNーアセチルグルコサミンG 加工食品(その他) N-アセチルグルコサミン 本品には N-アセチルグルコサミンが含まれます。 N-アセチルグルコサミンは、歩行や階段の上り下りにおけるひざ関節の悩みを改善し、関節軟骨成分の分解を抑えることで関節軟骨(※)の維持に役立つ機能があることが報告されています。 ※関節軟骨は膝・足首・肘・手指などの関節に存在します。 |
9 F758 2020/12/25 1010001016860 日本水産株式会社 東京都港区西新橋一丁目3番1号 かんで食べるNーアセチルグルコサミンG 加工食品(その他) N-アセチルグルコサミン 本品には N-アセチルグルコサミンが含まれます。 N-アセチルグルコサミンは、歩行や階段の上り下りにおけるひざ関節の悩みを改善し、関節軟骨成分の分解を抑えることで関節軟骨(※)の維持に役立つ機能があることが報告されています。 ※関節軟骨は膝・足首・肘・手指などの関節に存在します。 |
10 F759 2020/12/25 2010601048204 アサヒグループ食品株式会社 東京都墨田区吾妻橋1-23-1 ミンティアエクスケア デンタルプラス ペパーミント 加工食品(その他) エピガロカテキンガレート(EGCg) 本品にはエピガロカテキンガレート(EGCg)が含まれます。 エピガロカテキンガレート(EGCg)は、口内環境を良好に保つ(歯垢の生成を抑える)ことが報告されています。 |
11 F760 2020/12/25 2290001018226 株式会社東洋新薬 福岡県福岡市博多区博多駅前二丁目19番27号 葛花・ルイボス茶 加工食品(その他) 葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類として) 本品には、葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類として)が含まれます。 葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類として)には、肥満気味な方の、体重やお腹の脂肪(内臓脂肪と皮下脂肪)やウエスト周囲径を減らすのを助ける機能があることが報告されています。 肥満気味な方、BMIが高めの方、肥満気味でお腹の脂肪やウエスト周囲径が気になる方に適した食品です。 |
12 F761 2020/12/26 4120001010890 プリセプト株式会社 大阪府大阪市東住吉区南田辺1-8-20 カテキン減肥緑茶 加工食品(その他) 茶カテキン(ガレート型カテキンとして) 本品には茶カテキン(ガレート型カテキンとして)が含まれます。 茶カテキン(ガレート型カテキンとして)には、肥満気味の方のお腹まわりの脂肪(内臓脂肪、皮下脂肪)を減少させ、体重の減少をサポートし、高めのBMIを低下させる機能があることが報告されています。 |
13 F762 2020/12/28 1330001009502 株式会社峯樹木園 熊本県合志市野々島4393-54 健桑茶 加工食品(その他) イソマルトデキストリン(食物繊維) 本品にはイソマルトデキストリン(食物繊維)が含まれます。 イソマルトデキストリン(食物繊維)には食後の血糖値が上がりやすい方の食後血糖値上昇や、食後の血中中性脂肪が高めになる方の食後血中中性脂肪上昇をおだやかにする機能が報告されており、食後の血糖値の上昇や血中中性脂肪の高さが気になる方に適しています。 |
14 F763 2020/12/28 8070001011825 株式会社マンナンライフ 群馬県富岡市上小林137番地 マンナンGO(ゴー) セラミド+(プラス) 加工食品(その他) こんにゃく由来グルコシルセラミド 本品にはこんにゃく由来グルコシルセラミドが含まれています。 こんにゃく由来グルコシルセラミドは、肌のバリア機能(保湿力)を高めることが報告されています。 肌の乾燥が気になる方に適した食品です。 |
15 F764 2020/12/28 5011501019804 株式会社基理 東京都北区赤羽一丁目2番1号 キポフェン 加工食品(サプリメント形状) キウイ由来プロシアニジン 本品にはキウイ由来プロシアニジンが含まれます。 キウイ由来プロシアニジンは 食事による脂肪の吸収を抑えることで、食後の中性脂肪の上昇を抑える機能が報告されています。 |
16 F765 2020/12/28 2011001046558 株式会社ECホールディングス 東京都目黒区青葉台3丁目1番19号 PURURI NIGHT(プルリナイト) 加工食品(サプリメント形状) 植物性乳酸菌K-1(L. casei 327)、GABA 本品には植物性乳酸菌K-1(L. casei 327)、GABAが含まれます。 植物性乳酸菌K-1(L. casei 327)には、肌の潤いを維持する機能が報告されています。 GABAには、肌の弾力を維持し肌の健康を守るのを助ける機能が報告されており、肌の乾燥が気になる方に適しています。 さらに、GABAには一時的な疲労感やストレスを感じている方の睡眠の質(眠りの深さ)の向上に役立つ機能が報告されています。 |
17 F766 2020/12/28 5011501019804 株式会社基理 東京都北区赤羽一丁目2番1号 DHA+(ディーエイチエープラス)ルテイン 加工食品(サプリメント形状) DHA、EPA、ルテイン 本品には DHA・EPAとルテインが含まれます。 DHA・EPAには中性脂肪を低下させる機能があることが報告されています。 また、DHAには、中高年の認知機能の一部である、日常生活における数に関する情報の記憶と数・ことばに関する情報の判断や読み書きをサポートする機能があることが報告されています。 ルテインは眼の黄斑色素量を高める働きがあり、ブルーライトなどの光の刺激から眼を守り、かすみやぼやけ(コントラスト感度)の改善によって、視覚機能を維持する機能が報告されています。 |
18 F767 2020/12/28 2120001077560 味覚糖株式会社 大阪府大阪市中央区神崎町4番12号 特濃ミルク8.2カフェオレ 加工食品(その他) GABA 本品にはGABAが含まれます。 GABAは、仕事や勉強などによる一時的な精神的ストレスや疲労感を軽減することが報告されています。 |
19 F768 2020/12/28 4013301006867 大正製薬株式会社 東京都豊島区高田三丁目24番1号 リポビタンゼリーa 加工食品(その他) クエン酸 本品にはクエン酸が含まれます。 クエン酸は日常生活における軽い運動後の一時的な疲労感を軽減することが報告されています。 |
20 F769 2020/12/28 5010601020184 ヤーマン株式会社 東京都江東区古石場1-4-4 SLIM G(スリム ジー) 加工食品(サプリメント形状) ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン 本品にはブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンが含まれます。 ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンには、日常活動時のエネルギー代謝において、脂肪を消費しやすくする作用により、BMIが高め(BMI24以上30未満)の方の腹部の脂肪(内臓脂肪及び皮下脂肪)を減らす機能があることが報告されています。 |
21 F770 2020/12/28 9130001032962 ハウザー食品株式会社 京都府宇治市槇島町本屋敷25-5 ヒハツむくぽかタブレット 加工食品(サプリメント形状) ヒハツ由来ピペリン類 本品にはヒハツ由来ピペリン類が含まれます。 ヒハツ由来ピペリン類は、脚のむくみが気になる健常な女性の夕方の脚のむくみ(病的ではない一過性のむくみ)を軽減する機能及び冷えにより低下した血流(末梢血流)を正常に整え、冷えによる手足(末梢)の皮膚表面温度の低下を軽減する機能があることが報告されています。 |
22 F771 2020/12/29 3010401011567 株式会社タイヨーラボ 東京都港区浜松町1丁目6番3号太陽ビル内 すらすらサポートa 加工食品(サプリメント形状) L-テアニン 本品にはL-テアニンが含まれます。 L-テアニンは、認知機能の一部である言語流暢性(言語情報を適切に素早く数多く思い出す力)が低めの方の言語流暢性をサポートする機能が報告されています。 |
23 F772 2021/1/5 6180001076917 山本漢方製薬株式会社 愛知県小牧市多気東町157番地 大麦若葉粉末 加工食品(サプリメント形状) 大麦若葉由来食物繊維 本品は、大麦若葉由来食物繊維を含み、便通を改善する機能があり、便秘気味な方に適した食品です。 |
24 F773 2021/1/5 4120001077402 小林製薬株式会社 大阪府大阪市中央区道修町四丁目4番10号 尿酸ヘルプ 加工食品(サプリメント形状) ルテオリン 本品にはルテオリンが含まれます。 ルテオリンには尿酸値が高め(5.5mg/dL超~7.0mg/dL未満)な男性の尿酸値を下げる機能が報告されています。 |
25 F774 2021/1/5 9010401001488 大象(デサン)ジャパン株式会社 東京都港区新橋3丁目1番9号 美味しく飲めるホンチョ ブルーベリー 加工食品(その他) 酢酸 本品には食酢の主成分である酢酸が含まれます。 酢酸には肥満気味の方の内臓脂肪を減少させる機能があることが報告されています。 内臓脂肪が気になる方に適した食品です。 |
26 F775 2021/1/5 9010401001488 大象(デサン)ジャパン株式会社 東京都港区新橋3丁目1番9号 美味しく飲めるホンチョ 野いちご 加工食品(その他) 酢酸 本品には食酢の主成分である酢酸が含まれます。 酢酸には肥満気味の方の内臓脂肪を減少させる機能があることが報告されています。 内臓脂肪が気になる方に適した食品です。 |
27 F776 2021/1/5 6010403008666 日本ケロッグ合同会社 東京都千代田区二番町3番地5 麹町三葉ビル1階 オールブラン 香るさわやかフルーツ 加工食品(その他) 小麦ブラン由来アラビノキシラン 本品には小麦ブラン由来アラビノキシランが含まれます。 小麦ブラン由来アラビノキシランは、発酵性の食物繊維で、善玉菌とよばれる腸内の酪酸菌を増やし、酪酸を増加させることにより、腸内環境を改善することが報告されています。 また、小麦ブラン由来アラビノキシランはお腹の調子を整え便通を改善することが報告されています。 |
28 F777 2021/1/6 2011101008920 株式会社シジシージャパン 東京都新宿区大久保2丁目1番1号 CGC国内産もち麦(丸麦) 加工食品(その他) 大麦β-グルカン 本品には大麦β-グルカンが含まれています。 大麦β-グルカンは食後の血糖値の上昇をおだやかにすることが報告されています。 |
29 F778 2021/1/7 8010501039660 健創製薬株式会社(旧社名:日水製薬医薬品販売株式会社) 東京都中央区日本橋小舟町9番17号 ねむコラ 加工食品(その他) GABA 本品にはGABAが含まれます。 GABAには、一時的な疲労感やストレスを感じている方の睡眠の質(眠りの深さ)の向上に役立つ機能があることが報告されています。 また、GABAには、肌の弾力を維持し、肌の健康を守るのを助ける機能があることが報告されています。 肌の乾燥が気になる方に適しています。 |
30 F779 2021/1/7 6360001023454 株式会社シルクルネッサンス 沖縄県うるま市字州崎5番8沖縄ライフサイエンス研究センター116号 こうせん桑茶難消化性デキストリンプラス 加工食品(その他) 難消化性デキストリン(食物繊維) 本品には、難消化性デキストリン(食物繊維)が含まれます。 難消化性デキストリン(食物繊維)には、食事に含まれる糖や脂肪の吸収を抑え、食後に上がる血糖値や中性脂肪を抑える機能が報告されています。 |
31 F780 2021/1/7 1010601016863 ライオン株式会社 東京都墨田区本所一丁目3番7号 腸まで届けるナイスリムエッセンス ラクトフェリン 乳酸菌PLUS(プラス) 加工食品(サプリメント形状) ラクトフェリン、乳酸菌K-1 (L. casei 327) 本品にはラクトフェリン、乳酸菌K-1(L. casei 327)が含まれます。 ラクトフェリンは、肥満気味な方のおなかの脂肪(内臓脂肪)を減らすのを助け、高めのBMIの改善に役立つことが報告されています。 乳酸菌K-1(L. casei 327)は、おなかの調子を整え、お通じの改善を助けることが報告されています。 また、乳酸菌K-1(L. casei 327)は、肌の潤いを逃がしにくくし、肌を乾燥から守る機能(バリア機能)を維持することが報告されています。 |
32 F781 2021/1/18 6020001000017 株式会社アテニア 神奈川県横浜市栄区飯島町53番地 瞳くっきりエイジ 加工食品(サプリメント形状) アスタキサンチン・ルテイン・ゼアキサンチン 本品にはアスタキサンチン・ルテイン・ゼアキサンチンが含まれます。 アスタキサンチンは、手元のピント調節力を維持し、日常的なパソコンなどによる目の疲労感を軽減することが報告されています。 また、ルテイン・ゼアキサンチンは黄斑部の色素を増加させ、光の刺激から目を保護し、ぼやけの緩和によってはっきりと見る力(コントラスト感度)をサポートすることが報告されています。 |
33 F782 2021/1/18 1010401029660 森永製菓株式会社 東京都港区芝5-33-1 糖質90%オフのど飴<爽快ぶどう味> 加工食品(その他) イヌリン 本品にはイヌリンが含まれます。 イヌリンは善玉菌として知られているビフィズス菌を増やすことで、おなかの調子を整えることが報告されています。 本品は、腸内フローラを良好にし、おなかの調子を整えたい方に適した食品です。 |
消費者庁に届出られた機能性表示食品のあれこれ。表示する機能性(効果)・エビデンス・主な対象者・機能性関与成分名・安全性に関する評価・製造品質管理情報・摂取する際の注意事項。
人気の投稿
- 眼皇プレミアム(株式会社YOHAKU)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品
- バディスリマ(株式会社ファーマフーズ)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品
- わさシボール(有限会社マイケア)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品
- ぐっすりエイト(株式会社ファイン)◆口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品
- ヨイネムリアルファ(日本堂製薬株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品
- ザクロスマートb(株式会社エルベ・プランズ)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品
- カルダスヨーグルトドリンクタイプ(森永乳業株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品
- 届出があった機能性表示食品(J1439からJ1507)の評判・安全性・エビデンス
- ビオフェルミンスマート腸活サプリ(大正製薬株式会社)の評判・安全性・エビデンス|機能性表示食品
- するるん緑茶(株式会社フロムココロ)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品
2021年2月13日土曜日
今週の機能性表示食品リストとエビデンス情報(F750からF782)確定版!
2021年2月12日金曜日
糖質90%オフのど飴<爽快ぶどう味>(森永製菓株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品
森永製菓株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品糖質90%オフのど飴<爽快ぶどう味>のエビデンス(科学的根拠) |
森永製菓株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【糖質90%オフのど飴<爽快ぶどう味>】のエビデンス。口コミ評判ではありません。効果等は科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。 |
千葉一敏先生(薬剤師・サプリメントアドバイザー)による、届出のあった機能性表示食品の注目ポイントを判り易く解説です。 動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧(動画) |
機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。 会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。 【機能性表示食品まとめ一覧】 森永製菓株式会社 |
【届出番号】 |
F782 |
【届出日】 |
2021/01/18 |
【届出者名】 |
森永製菓株式会社 クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【商品名】 |
糖質90%オフのど飴<爽快ぶどう味> |
【食品の区分】 |
加工食品(その他) |
【機能性関与成分名】 |
イヌリン クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【表示しようとする機能性】 |
本品にはイヌリンが含まれます。イヌリンは善玉菌として知られているビフィズス菌を増やすことで、おなかの調子を整えることが報告されています。本品は、腸内フローラを良好にし、おなかの調子を整えたい方に適した食品です。 |
Tweet |
【想定する主な対象者】 |
おなかの調子を整えたい方 |
【安全性の評価方法】 |
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。 |
【安全性に関する届出者の評価】 |
①既存情報を用いた安全性試験の評価 国立健康・栄養研究所等のデータベースでイヌリンの8~14 g/日及び40 g/日までの摂取は問題ないと評価されている。さらに、いくつかの臨床試験から総合して、70 g/日までのイヌリン摂取においても問題がないと評価されている。 当該製品の原料となるイヌリン(製品名:Fuji FF)において、以下に示す安全性試験を実施している。 微生物を用い変異原性の有無を確認した試験では、陰性であることが確認されている。また、ラットを用いた単回経口投与及び90日間反復投与毒性試験において体重1 kg当たり2 gを摂取させても死亡例や異常がないことが確認されている。さらに、臨床試験では、イヌリン(製品名:Fuji FF)25 g/日を4週間摂取させた試験において、臨床上問題となる有害事象がなかったことが確認されている。 以上の評価より、当該製品を一日摂取目安量摂取した場合、人の健康を害するおそれはないと判断できる。 ②イヌリンのアレルギーに関する評価 国立健康・栄養研究所等のデータベースでイヌリンのアレルギー性に関する記載があり、イヌリン製品中に残存する原料由来のタンパク質の関与が示唆されているが、当該製品の原料であるイヌリン(製品名:Fuji FF)は、アレルゲンフリーである砂糖から製造しており、製造工程中にアレルゲンになるような原料は使用していないことから、当該製品では報告されているようなアレルギー反応は起こらないと判断できる。 ③医薬品との相互作用に関する評価 国立健康・栄養研究所のデータベースにおいて、イヌリン摂取によってカルシウムの吸収が促進されることを示唆している。カルシウムは、保険適応となる薬剤などがあり、厚生労働省の食事摂取基準で耐用上限量が定められている。このことから、イヌリンの摂取によりカルシウムの吸収が促進されることで、カルシウムの過剰摂取につながる可能性を検討したが、耐容上限量を上回るカルシウムの吸収量増加は起こらないと考えられる。 |
【摂取する上での注意事項】 |
本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。一日摂取目安量を守って、摂取量が多くならないようご注意ください。 |
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】 |
当該製品は、FSSC22000認証を取得した国内工場で製造している。 |
【機能性の評価方法】 |
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 |
【届出者の評価(エビデンス)】 |
①標題 イヌリンの整腸効果に関するシステマティックレビュー ②目的 イヌリンの整腸効果について明らかにすることを目的とする。 ③背景 イヌリンはヒトに良い効果をもたらす腸内細菌の増殖を促進するプレバイオティクスの一つである。腸内で善玉菌であるビフィズス菌を増やし、腸内フローラを良好に保つことからおなかの調子を整えることが知られているが、イヌリンのみを摂取したときの整腸効果に関する多くの研究をまとめて評価したものがなかったので、その効果を検証するため本研究レビューを行った。 ④研究レビュー対象とした研究の特性 論文の検索日:2015年8月10日(PubMed、医中誌)、2015年8月11日(CENTRAL) 検索対象期間:全期間(2015年まで) 対象集団の特性:健常者(未成年者、妊産婦、授乳婦を除く)および疾病に罹患していない者 最終的に評価した論文数:17報 利益相反情報:研究レビューは静岡県産業振興財団 フーズサイエンスセンター、フジ日本精糖株式会社、静岡県立大学との共同研究により実施した。 ⑤主な結果 イヌリンの整腸効果に関して、各アウトカム指標ごとに評価した結果、糞便中ビフィズス菌数に関しては、14報18試験のうち15試験で有意に増加し、2試験で増加傾向、1試験で減少傾向であった。糞便中乳酸菌数に関しては、9報13試験のうち5試験で有意に増加し、4試験で増加傾向、4試験で減少傾向または差なしであった。排便回数に関しては7報10試験のうち2試験で排便回数が有意に増加し、4試験で増加傾向、4試験で減少傾向または差なしであった。排便量に関しては6報7試験のうち2試験で排便量が有意に増加し、4試験で増加傾向、1試験で減少傾向であった。 ⑥科学的根拠の質 評価した全ての論文の試験デザイン(試験方法等)が、整腸効果を調査する目的に適合していることを確認した。正確性の観点から研究デザインの質を評価したところ、最も質が高いレベルと判断できた論文は17報中11報であった。採用された論文において、試験デザインや結果の妥当性、各研究間の一貫性等を検討した結果、大きな問題はなく、科学的根拠の質は高いと評価された。研究の限界に関して、日本人を対象とした論文は1報しかなかった。この点については、他の論文と同様の成績であり、日本人への外挿性に関しては問題ないと考える。また、排便回数および排便量の増加について、明確に有意差の認められるものは多くなく、増加傾向が認められる文献が多かった。この点については、適切に層別解析された試験において、中程度の便秘傾向の被験者の排便回数および排便量について有意な増加が認められていた。よって、本研究レビューにおける排便回数および排便量に関するアウトカムの評価は本品の機能性には影響しないと考えられる。これらのことから、今回評価した論文全体を通して、科学的根拠の質は確保されていると評価した。今後、本研究レビューの科学的根拠の質をさらに高めるために、日本人を被験者とし、適切に層別化された質の高い研究を追加していくことが望まれる。以上を総括し、イヌリンの整腸効果について肯定的な根拠があると判断した。 |
瞳くっきりエイジ(株式会社アテニア)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品
株式会社アテニアが消費者庁に届出た機能性表示食品瞳くっきりエイジのエビデンス(科学的根拠) |
株式会社アテニアが消費者庁に届出た機能性表示食品【瞳くっきりエイジ】のエビデンス。口コミ評判ではありません。効果等は科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。 |
千葉一敏先生(薬剤師・サプリメントアドバイザー)による、届出のあった機能性表示食品の注目ポイントを判り易く解説です。 動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧(動画) |
機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。 会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。 【機能性表示食品まとめ一覧】 株式会社アテニア |
【届出番号】 |
F781 |
【届出日】 |
2021/01/18 |
【届出者名】 |
株式会社アテニア クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【商品名】 |
瞳くっきりエイジ |
【食品の区分】 |
加工食品(サプリメント形状) |
【機能性関与成分名】 |
アスタキサンチン ルテイン ゼアキサンチン クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【表示しようとする機能性】 |
本品にはアスタキサンチン・ルテイン・ゼアキサンチンが含まれます。アスタキサンチンは、手元のピント調節力を維持し、日常的なパソコンなどによる目の疲労感を軽減することが報告されています。また、ルテイン・ゼアキサンチンは黄斑部の色素を増加させ、光の刺激から目を保護し、ぼやけの緩和によってはっきりと見る力(コントラスト感度)をサポートすることが報告されています。 |
Tweet |
【想定する主な対象者】 |
目の疲れを自覚している中高年男女 |
【安全性の評価方法】 |
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。 |
【安全性に関する届出者の評価】 |
1.食経験に関する評価 当該製品機能性成分であるアスタキサンチン、ルテイン、ゼアキサンチンの安全性について、公的機関のデータベースを用いた調査を実施いたしました。収集した情報を検討した結果、いずれの成分についても、当該製品と同等量以上の製品により拡大の恐れのある健康被害が発現した情報はなく、食経験の結果から、安全性は十分に高いと評価しました。 当社はお客様から体調変化の申し出があった場合は、情報を収集し、製品との因果関係を評価する体制を整えています。当該製品についても継続して安全性を確認し、必要に応じて情報開示をおこないます。 2.医薬品との相互作用に関する評価 医薬品と機能性関与成分であるアスタキサンチン、ルテイン、ゼアキサンチンとの相互作用の報告について内容を精査した結果、現段階では当該製品のアスタキサンチン、ルテイン、ゼアキサンチンと医薬品の相互作用により健康被害が生じる可能性はないと評価しました。今後も当該製品の機能性関与成分と医薬品の相互作用について定期的に情報を収集し、必要に応じて情報更新をおこないます。 3.機能性関与成分同士の相互作用に関する評価 現在のところ、機能性関与成分同士の相互作用の報告はありません。従って、現段階では当該製品の機能性関与成分が相互作用を起こす可能性はないと評価しました。 今後も当該製品の機能性関与成分同士の相互作用について定期的に情報を収集し、必要に応じて情報更新をおこないます。 |
【摂取する上での注意事項】 |
●原材料をご参照の上、食物アレルギーのある方は摂取しないでください。 ●妊娠・授乳中の方、お子様は摂取しないでください。 ●商品により多少の色の違いがありますが、品質に問題ありません。 ●乳幼児の手の届かないところに置いてください。 ●ぬれた手で触らず、衛生的にお取扱いください。 ●開封後はなるべく早くお召し上がりください。 |
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】 |
株式会社ファンケル美健 横浜工場 2施設(国内GMP認証あり)、株式会社ファンケル美健 千葉工場(国内GMP認証あり)、株式会社ファンケル美健 長野工場(ISO22000及びISO/TS22002-1に準拠した「食品安全マニュアル」「Prerequisite Programs(衛生管理手順書)」を作成し、実施及び管理。)、キャタレント・ジャパン株式会社 掛川工場(国内GMP認証あり) |
【機能性の評価方法】 |
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 |
【届出者の評価(エビデンス)】 |
【アスタキサンチン摂取による手元のピント調節力を維持し、目の疲労感を軽減する機能について】 標題:最終製品 瞳くっきりエイジに含有する「アスタキサンチン(AX)」による手元のピント調節力を維持し、目の疲労感を軽減する機能に関するメタアナリシスを含むシステマティックレビュー 目的:健常者に対するAXの摂取の効果を、対照食品と比較した研究をレビューし、効果の有無を総合的に判断することを目的としました。 背景:AXの摂取による調節力維持について、健康な者に限定した手元のピント調節力を維持し、目の疲労感を軽減する機能があるかどうかを総合的に評価したレビューは行われていませんでした。 レビュー対象とした研究の特性:複数の研究論文のデータベースを用いて、各データベースに情報が搭載されてから検索日(2019年9月)までの期間に公表された論文を収集しました。基準に見合った論文は6編あり、3編は全て真実を示す可能性が高いとされる研究方法(ランダム化比較試験)でした。なお、個々の研究において利益相反(何らかの利害関係が衝突するような事項)の記載はなく、利害関係があるかどうかは分かりませんでした。 主な結果:6編は、20~64歳の健常男女を対象とし、調節力を評価していました。このうち、1編はメタアナリシス(複数の研究の結果を統合して、統計学的見地から解析する方法)に使用できない明確な理由があったため、残りの5編についてメタアナリシスを行いました。その結果、AXを1日当たり6~9mg摂取することにより、明らかに調節力を改善することがわかりました。AX 1日当たり6mg以下の摂取においても同様の結果でした。また、調節力は、目の疲労感の重要な客観的指標であるとされており、主観的な目の疲労感を軽減する可能性も示されました。 科学的根拠の質:5編における研究の妥当性や信頼性を調べました。収集された研究は、全体的に中レベルのバイアス(真の値とは異なる結果を導く可能性を高める要因)のリスクがありました。しかし、5編の論文から得られた結果の違いは少なく、AXを摂取することによる手元のピント調節力を維持し、目の疲労感を軽減する機能に関して、一貫性があると考えました。ただし、未発表の研究が存在する可能性もあることなどから、有効性に関する情報が必ずしも十分とは言えないため、今後の研究に注目することが必要と考えています。 以上より、現時点では、健常者において、AXの摂取は手元のピント調節力を維持し、目の疲労感を軽減する可能性があると考えられました。 【ルテイン・ゼアキサンチン摂取による機能について】 標題:最終製品 瞳くっきりエイジに含有する「ルテイン・ゼアキサンチン(L/Z)」による黄斑部の色素を増やし視機能が改善される機能に関するメタアナリシスを含むシステマティックレビュー 目的:健康な者に対するL/Zの摂取の効果を、対照食品と比較した研究をレビューし、効果の有無を総合的に判断することを目的としました。 背景:L/Zの摂取による黄斑部の色素について、健康な者に限定しての黄斑部の色素を増やし視機能が改善される機能があるかどうかを総合的に評価したレビューは行われていませんでした。 レビュー対象とした研究の特性:複数の研究論文のデータベースを用いて、各データベースに情報が搭載されてから検索日(2019年9月)までの期間に公表された論文を収集しました。基準に見合った論文は8編あり、全て真実を示す可能性が高いとされる研究方法(ランダム化比較試験)でした。なお、利益相反(何らかの利害関係が衝突するような事項)について、適切に説明がされていました。 主な結果:8編は、健康な男女を対象とし、黄斑部の色素を示すMPOD(黄斑色素光学密度)を評価していました。このうち、2編はメタアナリシス(複数の研究の結果を統合して、統計学的見地から解析する方法)に使用できない明確な理由があったため、残りの6編についてメタアナリシスを行いました。その結果、L/Zを1日当たり10mg/2mg摂取することにより、明らかにMPODを増加することがわかりました。また、光の刺激から目を保護し、コントラスト感度を改善させる可能性が高いこともわかりました。 科学的根拠の質:6編における研究の妥当性や信頼性を調べました。収集された研究は、全体的に中レベルのバイアス(真の値とは異なる結果を導く可能性を高める要因)のリスクがありました。しかし、6編の論文から得られた結果の違いは少なく、L/Zを摂取することによる黄斑部の色素を増やし視機能が改善される機能に関して、一貫性があると考えました。ただし、未発表の研究が存在する可能性もあることなどから、有効性に関する情報が必ずしも十分とは言えないため、今後の研究に注目することが必要と考えています。 以上より、現時点では、健康な者において、L/Zの摂取は黄斑部の色素を増加させ、光の刺激から目を保護し、コントラスト感度を改善する可能性があると考えられました。 (構造化抄録) |
腸まで届けるナイスリムエッセンスラクトフェリン乳酸菌プラス(ライオン株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品
ライオン株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品腸まで届けるナイスリムエッセンス ラクトフェリン 乳酸菌PLUS(プラス)のエビデンス(科学的根拠) |
ライオン株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【腸まで届けるナイスリムエッセンス ラクトフェリン 乳酸菌PLUS(プラス)】のエビデンス。口コミ評判ではありません。効果等は科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。 |
千葉一敏先生(薬剤師・サプリメントアドバイザー)による、届出のあった機能性表示食品の注目ポイントを判り易く解説です。 動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧(動画) |
機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。 会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。 【機能性表示食品まとめ一覧】 ライオン株式会社 |
【届出番号】 |
F780 |
【届出日】 |
2021/01/07 |
【届出者名】 |
ライオン株式会社 クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【商品名】 |
腸まで届けるナイスリムエッセンス ラクトフェリン 乳酸菌PLUS(プラス) |
【食品の区分】 |
加工食品(サプリメント形状) |
【機能性関与成分名】 |
ラクトフェリン 乳酸菌K-1 (L. casei 327) クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【表示しようとする機能性】 |
本品にはラクトフェリン、乳酸菌K-1(L. casei 327)が含まれます。ラクトフェリンは、肥満気味な方のおなかの脂肪(内臓脂肪)を減らすのを助け、高めのBMIの改善に役立つことが報告されています。乳酸菌K-1(L. casei 327)は、おなかの調子を整え、お通じの改善を助けることが報告されています。また、乳酸菌K-1(L. casei 327)は、肌の潤いを逃がしにくくし、肌を乾燥から守る機能(バリア機能)を維持することが報告されています。 |
Tweet |
【想定する主な対象者】 |
肥満気味の健康な方。便秘気味の方。便秘気味で肌が乾燥しがちな方。(未成年者、疾病に罹患している者、妊産婦(妊娠を計画している者を含む。)及び授乳婦を除く。) |
【安全性の評価方法】 |
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。 |
【安全性に関する届出者の評価】 |
1.既存情報を用いた食経験及び安全性試験の評価 (1)ラクトフェリン ラクトフェリンの安全性について、成人を対象とした4つの試験(①ラクトフェリン960±200 mg/日を12週間摂取、②1.8 g/日を12週間摂取、③300㎎を8週間摂取、④1.8、3.6、7.2 g/日を8週間)で重篤な有害事象は認められなかったとの報告がある。そのため、一日摂取目安量当たりラクトフェリンを250 mg/日含む本届出食品を継続摂取しても安全性には問題ないと判断した。 (2) 乳酸菌K-1(L. casei 327) 乳酸菌K-1(L. casei 327)が属する菌種 L. casei は、食経験のある菌種としてEFSA(欧州食品安全機関)の Qualified Presumption of Safety (QPS)に掲載されている。 当該成分は、ヒト臨床試験にて長期摂取試験、過剰摂取試験が実施されている。長期摂取試験では、乳酸菌K-1(L. casei 327)を8週間毎日摂取させ、当該成分に起因する有害事象の発現について調べたところ、臨床上問題となる有害事象の発現はなかった。過剰摂取試験では当該成分の一日摂取目安量の5倍量の乳酸菌K-1(L. casei 327)を4週間毎日摂取させて有害事象の発現について調べたところ、当該成分と関連する有害事象の発現はなく、臨床検査値においても基準範囲を外れた検査項目が若干散見されたが、軽微な範囲であり臨床上問題となるものではないと判定された。 3. 相互作用 ラクトフェリン、乳酸菌K-1(L. casei 327)について、医薬品との相互作用あるいは他の機能性関与成分同士の相互作用に関する報告はない。また両機能性関与成分同士の相互作用に関する報告もない。 3.まとめ 以上の結果から、本届出食品を適切に摂取するうえでの安全性に懸念はないと考えられた。 |
【摂取する上での注意事項】 |
・一日摂取目安量をお守りください。 ・食物アレルギーのある方は召し上がらないでください。 |
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】 |
「腸まで届けるナイスリムエッセンス ラクトフェリン 乳酸菌PLUS(プラス)」は、公益財団法人 日本健康・栄養食品協会及び米国のUL Registrar LLCから認証を受けたGMP協力工場にて、GMP規定に準拠した衛生管理、品質管理に基づき製造される。更にFSSC22000の認証も得ている。 |
【機能性の評価方法】 |
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 |
【届出者の評価(エビデンス)】 |
ラクトフェリン及び乳酸菌K-1 (L. casei 327)の機能性評価を以下の通り実施しました。 【ラクトフェリン】 ア.標題 ラクトフェリン摂取が内臓脂肪、BMIに及ぼす影響 イ.目的 健常成人を対象としたラクトフェリンの内臓脂肪、BMIに与える影響を検証すること。 ウ.背景 ラクトフェリンの経口摂取が、内臓脂肪及びBMIを低減させるとの報告があり、そのヒト試験結果を総合的に評価するため、定性的研究レビューを実施した。 エ.レビュー対象とした研究の特性 健常成人(肥満傾向(BMI23以上30未満)の者を含む)におけるラクトフェリンの経口摂取が内臓脂肪面積及びBMIに及ぼす影響に関する研究を検索対象とした。内容を精査し、2研究を評価対象とした。なお、2研究は、全て日本で実施された信頼性の高いヒト試験であった。2研究にはいずれも、著者として本届出の関連者(製造又は販売を行う企業社員等)が含まれており、利益相反の可能性が認められた。 オ.主な結果 2つの研究はいずれも無作為化二重盲検並行群間比較試験で、1報は一日摂取量250mgのラクトフェリンを摂取させた試験で、摂取期間は12週間、対象者は107例であった。もう1報は、2008年に実施された試験の被験者からBMI30以上または高コレステロール血症の被験者を除外した層別解析に関する研究で、ラクトフェリンの一日摂取量は300mg、摂取期間は8週間、対象者は13例であった。いずれの研究においても、腸溶性コーティングを施したラクトフェリン含有食品を被験者に摂取させていた。定性的研究レビューを実施した結果、内臓脂肪面積及びBMIの有意な低減が認められた。採用した2つの研究において、ラクトフェリン摂取による副作用等の健康被害は無かった。 カ.科学的根拠の質 ラクトフェリン250mg/日、300mg/日の摂取により、内臓脂肪面積及びBMIを減少させることが示唆された。採用した文献について、エビデンス総体に大きく影響するバイアスリスク、非直接性、不精確、非一貫性は検出されなかった。但し、本研究レビューにおける限界として、利益相反の可能性もあることからバイアスの混入は否定できない。さらに、採用文献2報いずれにおいても、試験食品として腸溶性コーティングを施したラクトフェリン含有食品を用いていることから、本研究レビューの結果が、腸溶性コーティングを施したラクトフェリン含有食品の機能に限定される可能性がある。なお、本レビューの実施者及び採用論文の著者は共にラクトフェリンを含む食品の販売元であるライオン株式会社社員だが、レビューは論文著者を除く者で公正に実施されたものである。本研究レビューの採用文献が2報に限られることで今後の研究結果が本研究レビューの結果に影響を与える可能性があるため、今後も情報収集を行っていく必要がある。 【乳酸菌K-1 (L. casei 327)】 ア.標題 乳酸菌 K-1(L. casei 327)の便通改善作用に関する研究レビュー イ.目的 乳酸菌 K-1(L. casei 327)の摂取による便通改善作用に関する機能性を検証する目的で実施した。 ウ.背景 乳酸菌 K-1(L. casei 327)は主に整腸作用が期待され、最近では臨床試験の実施により有効性が確認されるなどその有用性が見出されているが、便通改善作用に関する研究レビューは確認できなかった。 エ.レビュー対象とした研究の特性 リサーチクエスチョン(以下RQ)及びPICOを以下のように設定し研究レビューを実施した。 RQ:乳酸菌K-1(L. casei 327)は、便通を改善させるか? P:便秘傾向のある健常成人 I:乳酸菌K-1(L. casei 327)の経口摂取(食品形態は問わない) C:プラセボの経口摂取(プラセボの配合内容は問わない) O:便通の改善 上記PICOをもとに検索式と除外基準を設定し、データベースで論文を検索した。検索により特定された文献は、適格基準により採用文献と除外文献に選別し、採用文献からPICOに対応した項目の情報を抽出した。また、原著論文であるか、査読誌であるか確認した。また、インターネットを用いたハンドサーチも行った。 オ.主な結果 最終的に1報を採用し、乳酸菌 K-1(L. casei 327)500億個、2週間の摂取で便通が改善することが確認され、表示しようとする機能性は妥当と判断した。採用論文は臨床試験が日本で実施されていることより、日本人の外挿性の問題はないと判断した。 カ.科学的根拠の質 全研究のバイアスリスクは「低」、非直接性は「低」、不精確は「低」、非一貫性は「中/疑い」、全体のエビデンスの強さは「高」と判断した。使用したデータベースが少なく研究の収集が不完全と思われる。本機能性関与成分を使用した便通改善に関する臨床試験は採用された1報のみであることから出版バイアスは低いと判断した。 ア.標題 乳酸菌 K-1(L. casei 327)の肌の潤いの維持作用に関する研究レビュー イ.目的 乳酸菌 K-1(L. casei 327)の摂取による肌の潤いの維持作用に関する機能性を検証する目的で実施した。 ウ.背景 食品成分による肌の保湿能の維持に関しては、グルコシルセラミドやヒアルロン酸ナトリウムなどが知られ、機能性表示食品としても数多く受理されている。これらとは異なった作用機序による肌の保湿能の維持も有用性が期待され、乳酸菌に代表される有用な菌による腸内フローラの改善や腸脳相関を作用機序とした肌の潤いの維持も有望と思われる。 エ.レビュー対象とした研究の特性 リサーチクエスチョン(以下RQ)及びPICOを以下のように設定し研究レビューを実施した。 RQ:「乳酸菌K-1(L. casei 327)は、肌の潤いを維持させるか?」 P:「肌の乾燥が気になる健常成人」 I:「乳酸菌K-1(L. casei 327)の経口摂取(食品形態は問わない)」 C:「プラセボの経口摂取(プラセボの配合内容は問わない)」 O:「肌の潤い」 上記PICOをもとに検索式と除外基準を設定し、医中誌Web及びPubMedで論文を検索した。検索により特定された文献は、適格基準により採用文献と除外文献に選別し、採用文献からPICOに対応した項目の情報を抽出した。また、原著論文であるか、査読誌であるか確認した。また、インターネットを用いたハンドサーチも行った。 オ.主な結果 データベース検索により、最終的に2報を採用した。この2報の文献の質およびエビデンス総体の質の評価を行い、それらの結果を表示しようとする機能性との関連において評価した。その結果、乳酸菌 K-1(L. casei 327)1000億個、4週間以上の摂取で肌の潤いを維持することが確認され、表示しようとする機能性は妥当と判断した。2報とも臨床試験が日本で実施されていることより、日本人への外挿性の問題はないと判断した。 カ.科学的根拠の質 全研究のバイアスリスクは「中」、非直接性は「低」、不精確は「中」、非一貫性は「低」と判断し、全体のエビデンスの強さは「中等度」と判断した。使用したデータベースが少なく研究の収集が不完全と思われる。本機能性関与成分を使用した臨床試験は採用された2報のみであることから出版バイアスは低いと判断した。被験者が便秘傾向の女性で、皮膚の測定部位も少ないため、今後は男性被験者への対応や肌の測定部位なども増やし、より広範な研究が望まれる。 |
こうせん桑茶難消化性デキストリンプラス(株式会社シルクルネッサンス)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品
株式会社シルクルネッサンスが消費者庁に届出た機能性表示食品こうせん桑茶難消化性デキストリンプラスのエビデンス(科学的根拠) |
株式会社シルクルネッサンスが消費者庁に届出た機能性表示食品【こうせん桑茶難消化性デキストリンプラス】のエビデンス。口コミ評判ではありません。効果等は科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。 |
千葉一敏先生(薬剤師・サプリメントアドバイザー)による、届出のあった機能性表示食品の注目ポイントを判り易く解説です。 動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧(動画) |
機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。 会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。 【機能性表示食品まとめ一覧】 株式会社シルクルネッサンス |
【届出番号】 |
F779 |
【届出日】 |
2021/01/07 |
【届出者名】 |
株式会社シルクルネッサンス クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【商品名】 |
こうせん桑茶難消化性デキストリンプラス |
【食品の区分】 |
加工食品(その他) |
【機能性関与成分名】 |
難消化性デキストリン(食物繊維) クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【表示しようとする機能性】 |
本品には、難消化性デキストリン(食物繊維)が含まれます。難消化性デキストリン(食物繊維)には、食事に含まれる糖や脂肪の吸収を抑え、食後に上がる血糖値や中性脂肪を抑える機能が報告されています。 |
Tweet |
【想定する主な対象者】 |
健常成人で食後の血糖値や中性脂肪が気になる方 |
【安全性の評価方法】 |
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。 |
【安全性に関する届出者の評価】 |
難消化性デキストリンは、トウモロコシでん粉由来の水溶性食物繊維であるため原料としての食経験があり、重篤な有害事例は報告されていません。難消化性デキストリンは、特定保健用食品の関与成分として数多くの商品で使用実績があります。また、データベースを用いた調査の結果、1日の摂取目安量が15g以上となる食品もあり、許可品目の食品形態は清涼飲料水、ソーセージ、即席みそ汁(スープ)米菓、粉末、ゼリー、かまぼこ、発酵乳、パンなど多様な食品形態があります。本届出食品の難消化性デキストリンは原料メーカーによる情報から特定保健用食品の関与成分と同一であり、上記情報で評価が可能であると判断しました。また、国立研究開発法人、医薬基盤・健康・栄養研究所「健康食品」の安全性・有効性情報を調査したところ、医薬品との相互作用に関する情報は記載されておりません。 以上の情報を総合的に判断した結果、本品の安全性に問題ないと考えられます。 |
【摂取する上での注意事項】 |
本品は多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。一日の摂取目安量をお守りください。取り過ぎあるいは、体質・体調によりおなかがゆるくなることがあります。 |
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】 |
国内GMP認定の工場にて製造 |
【機能性の評価方法】 |
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 |
【届出者の評価(エビデンス)】 |
1.食後の血糖値の上昇抑制作用 【標題】 消化性デキストリンを用いた健常成人に対する食後血糖値の上昇抑制作用に関するシステマティックレビュー(メタアナリシス) 【目的】 健常成人(空腹時血糖値126mg/dL未満)に対して難消化性デキストリンを摂取することにより、食後血糖値の上昇抑制作用がみられるかを確認することを目的としました。 【背景】 食生活の欧米化や慢性的な運動不足により、我が国におけるメタボリックシンドロームをはじめとした生活習慣病の患者数は増加している。その中でも糖尿病患者数の増加は、超高齢社会を迎えた日本において極めて深刻な問題のひとつになっている。糖尿病の予防には食事による食後血糖値のコントロールが非常に重要である。食物繊維の摂取による2型糖尿病の発症リスクの改善効果が報告されており、食物繊維は血糖値調整効果が期待されています。そこで、難消化性デキストリンの食後血糖値の上昇抑制作用に関するシステマティックレビューを実施しました。 【レビュー対象とした研究の特性】 文献検索のデータベースとしてPubMed、Cochrane Library、医中誌Web、CiNii Articlesを使用し、健常成人(空腹時血糖値126mg/dl未満)に対して難消化性デキストリンを摂取することにより食後血糖値の上昇抑制作用がみられるかについて調査したランダム化比較試験(RCT)を収集した。最終的に43文献を抽出評価した。 【主な結果】 各CRT論文の質の評価を行い、3つの評価項目「食後血糖値30分」、「食後血糖値60分」、「食後血糖値の濃度曲線下面積(AUC0-120min)について難消化性デキストリン摂取群の差のデータを統合した。統計解析の結果、全ての評価項目において、対照群と比較して難消化性デキストリンの摂取群が有意に食後血糖値を低下させることが認められた。 【科学的根拠の質】 今後の研究によっては、システマティックレビューの結果が変わる可能性があるため、継続した調査が必要である。また、食事療法だけでなく、運動療法、その他生活習慣などの交路因子の影響について、継続した研究が必要と考えられる 2.食後の血中中性脂肪の上昇抑制作用 【標題】 消化性デキストリンを用いた健常成人に対する食後中性脂肪に関するシステマティックレビュー(メタアナリシス) 【目的】 空腹時血中中性脂肪値200mg/dL未満の成人に対して難消化性デキストリンを摂取することにより、食後血中中性脂肪値の上昇抑制作用がみられるかを確認することを目的としました。 【背景】 食生活の欧米化や慢性的な運動不足により、我が国におけるメタボリックシンドロームをはじめとした生活習慣病の患者数は増加しております。食後に血中中性脂肪値の高い状態が長時間継続する高脂血症が動脈硬化症等の発症を早めるリスク因子であることが分かってきました。難消化性デキストリンは食後の血中中性脂肪の上昇の抑制する効果が報告されており、同効果の検証のためシステマティックレビューを実施しました。 【レビュー対象とした研究の特性】 文献検索のデータベースとしてPubMed、Cochrane Library、医中誌Web、CiNii Articlesを使用し、空腹時血中中性脂肪値が200mg/dl未満の成人を対象に難消化性デキストリンを用いて食後血中中性脂肪値の上昇抑制作用について調査したランダム化比較試験(RCT)を収集した。最終的に9文献を抽出評価した。 【主な結果】 9報の論文の統計解析の結果、全ての評価項目において、対照群と比較して難消化性デキストリン摂取群が有意に食後血中中性脂肪を低下させることが確認されました。また、難消化性デキストリン(食物繊維として)の推奨摂取量は5gと評価しました。 【科学的根拠の質】 今後の研究によっては、システマティックレビューの結果が変わる可能性があるため、継続した調査が必要である。また、食事療法だけでなく、運動療法、その他生活習慣などの交路因子の影響について、継続した研究が必要と考えられる。 |
ねむコラ(健創製薬株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品
健創製薬株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品ねむコラのエビデンス(科学的根拠) |
健創製薬株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【ねむコラ】のエビデンス。口コミ評判ではありません。効果等は科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。 |
千葉一敏先生(薬剤師・サプリメントアドバイザー)による、届出のあった機能性表示食品の注目ポイントを判り易く解説です。 動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧(動画) |
機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。 会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。 【機能性表示食品まとめ一覧】 健創製薬株式会社(旧社名:日水製薬医薬品販売株式会社) |
【届出番号】 |
F778 |
【届出日】 |
2021/01/07 |
【届出者名】 |
健創製薬株式会社 クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【商品名】 |
ねむコラ |
【食品の区分】 |
加工食品(その他) |
【機能性関与成分名】 |
GABA(γ-アミノ酪酸) クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【表示しようとする機能性】 |
本品にはGABAが含まれます。GABAには、一時的な疲労感やストレスを感じている方の睡眠の質(眠りの深さ)の向上に役立つ機能があることが報告されています。また、GABAには、肌の弾力を維持し、肌の健康を守るのを助ける機能があることが報告されています。肌の乾燥が気になる方に適しています。 |
Tweet |
【想定する主な対象者】 |
健康な成人男女 |
【安全性の評価方法】 |
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。 |
【安全性に関する届出者の評価】 |
本届出品は機能性関与成分(GABA)を一日当たりの摂取目安量を100 ㎎配合した食品である。新製品であるため、最終製品での喫食実績がないため、既存情報における機能性関与成分GABAでの安全性評価をした。 1.既存情報による食経験の評価:公的機関、民間機関のデータベースにおいて、機能性関与成分GABAの喫食実績を調査した。その結果、ナス、トマト、ジャガイモなど一般に食される野菜100 g中にGABAが20~50 ㎎以上含まれていることから、通常の食生活において摂取される成分である。また、GABA(10~80mg/日)を関与成分とする特定保健用食品が市販されており、食品安全委員会において「適切に摂取される場合には、安全性に問題はない」と評価されている。 2.安全性試験による評価:GABAの食品としての安全性に関する研究報告を検索したところ、24報あった。11.5~1,000 mgのGABAを2週間~6か月間摂取した場合に、軽度の自覚症状変化を訴える事例(下痢、腹痛、お腹が張る、食欲不振など)はあるものの、安全性に問題はなかったことが報告されている。また、本届出品に含まれる機能性関与成分量の5倍量以上のGABA 1,000 mgを4週間摂取した試験においても安全性に問題のないことが報告されていることから、本届出品に含まれている機能性関与成分GABAには十分な安全性があると判断できる。 GABAは単純な構造のアミノ酸であり、基原による性質の違いは生じない。従って、各安全性評価試験で用いられたGABAと本届出品に含まれるGABAは同等のものであると言える。 以上のことから、機能性関与成分GABAを配合した本届出品の安全性に問題はないと考えられる。しかしながら降圧薬などの医薬品を併用すると血圧を下げすぎてしまう可能性が報告されているので、摂取上の注意に、「降圧薬を服用している方は、医師又は薬剤師に相談してください。」と注意喚起の表示をしている。 |
【摂取する上での注意事項】 |
多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。一日摂取目安量を守ってください。降圧薬を服用している方は、医師又は薬剤師に相談してください。 |
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】 |
本届出品は医薬品GMPの認証機関の認証を取得した工場にて、医薬品GMPに準拠し衛生管理、品質管理を行い、規格外品の流出防止を行っている。 |
【機能性の評価方法】 |
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 |
【届出者の評価(エビデンス)】 |
1.睡眠の質(眠りの深さ)の向上 【標題】GABA摂取による睡眠の質改善機能に関する研究レビュー 【目的】健康な成人男女がGABAを含む食品を摂取した場合と、GABAを含まない食品(プラセボ)を摂取した場合で、日常生活における睡眠の質(眠りの深さ)に対する効果に違いがあるかどうかを検証することを目的とした。 【背景】ストレスは、ヒトの睡眠に様々な影響を及ぼすことが知られている。主観的ストレス、緊張感や不安が多い人に睡眠問題の有症率が高く、ストレスが高いことやストレスにうまく対処できないことは不眠症のリスクを高めてしまう。一時的および日常的なストレスを緩和することは、睡眠に関する諸問題の解決に有効であると考えられる。GABA摂取により、精神的ストレスがかかる作業における一時的な疲労感を軽減することや、睡眠の質を改善することが報告されている。 本研究レビューでは、GABA摂取による日常生活における睡眠の質(眠りの深さ)を改善する効果について、網羅的に検索し、機能性について検討した。なお、睡眠の質(眠りの深さ)の評価方法として、当該分野において学術的に広くコンセンサスが得られている客観的評価法(脳波計)を用いている文献のみを採用した。 【レビュー対象とした研究の特性】英語、日本語の医学論文データベースを検索し、精査をした結果、健康な成人男女を対象とし、GABA摂取時とプラセボ摂取時を比較した試験デザインであり、脳波(ノンレム睡眠時間)を評価している文献として、2報を採用し評価した。 【主な結果】健康な成人男女に対するGABA摂取(100 mg/日)の効果として、採用文献2報で、深い睡眠時間の有意な増加(p<0.05)を示している。また1報では、ストレス状況や疲労感の違いによる層別解析を実施した場合に、一時的な疲労感やストレスをより強く感じている人のノンレム睡眠ステージ3(最も深い眠り)の時間が、GABA摂取時はプラセボ摂取時と比較して有意に増加した。被験者はいずれも健常な範囲の人であることから、GABAは、健康な成人男女において、睡眠の質(眠りの深さ)を向上させる機能を発揮すると評価した。 【科学的根拠の質】論文のバイアスリスクの評価では、採用論文は低度であった。調査対象とした論文は査読を実施したRCT論文で、客観的評価指標である脳波であるため、科学的根拠の質は高いと考えられる。本レビューの限界として、論文数が少ないこと、バイアスリスクが完全に否定できなかったことが挙げられる。 2.肌の弾力の維持 【標題】GABA摂取による肌弾力維持機能に関する研究レビュー 【目的】健康な成人男女の肌弾力維持に対するGABAの機能性について検証することを目的とした。 【背景】日々の精神的・身体的ストレスが肌の状態を左右する因子であることが報告されている[1,2,3]。 真皮組織の主成分である弾性線維は、伸び縮みする組織(皮膚・動脈・肺など)に多くあって、その伸縮性を担っている。加齢や紫外線などの影響によって弾性線維の劣化が報告されているが、弾性線維の劣化・断裂は皮膚のたるみだけでなく、動脈中膜硬化や肺気腫の直接原因と考えられている[4]。また弾性線維の低下による真皮層の菲薄化は、皮膚の脆弱性(スキン-テア)に繋がると考えられる。平成30年度診療報酬改定にあたり、褥瘡の危険因子に皮膚の脆弱性(スキン-テアの保有、既往)が加えられ、皮膚の脆弱性を予防するための栄養食品の重要性が高まっている[5]。これらの予防・改善に役立つ食品を開発することは、国民の健康的な生活維持にきわめて重要である。 【レビュー対象とした研究の特性】英語、日本語のデータベースを検索・精査した結果、健康な成人を対象とし、GABAとプラセボを比較した試験であり、肌の弾性を評価している1報を採用し、評価した。 【主な結果】採用文献は、健康女性に対して、乾燥する時期に、肌弾力へのGABA 摂取(100 mg/日)の効果を調査しており、GABA摂取群はプラセボ摂取群に比べて肌弾力低下が有意に緩和された(P<0.05)ことを報告している。肌弾力に関連する肌の構造は全身で共通であり、性差もないことから、GABAは肌の弾力を維持し、肌の健康を守るのを助ける機能があると評価した。 【科学的根拠の質】採用文献が1報であるため出版バイアスは否定できず、肌弾力を測定した部位が頬のみであることから、今後さらなるエビデンスの蓄積が望まれる。しかし、採用文献はランダム化二重盲検プラセボ対照並行群間比較試験の査読付き論文であり、評価指標も国内外において広く用いられている手法であることから、科学的根拠の質は問題ないと判断した。 参考文献 [1] 針谷毅ら.アレルギー, 49, 463-471 (2000) [2] 相生章博ら.和歌山医学, 53, 113-120 (2002) [3] 佐藤育子ら.月刊ナーシング, 26, 98-103 (2006) [4] 福田悠.弾性線維と疾患.Connective Tissue, 24, 135-140 (1992) [5] 2018年1月24日 中央社会保険医療協議会 総会 第386回議事録(厚生労働省HPより) |
CGC国内産もち麦(丸麦)(株式会社シジシージャパン)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品
株式会社シジシージャパンが消費者庁に届出た機能性表示食品CGC国内産もち麦(丸麦)のエビデンス(科学的根拠) |
株式会社シジシージャパンが消費者庁に届出た機能性表示食品【CGC国内産もち麦(丸麦)】のエビデンス。口コミ評判ではありません。効果等は科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。 |
千葉一敏先生(薬剤師・サプリメントアドバイザー)による、届出のあった機能性表示食品の注目ポイントを判り易く解説です。 動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧(動画) |
機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。 会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。 【機能性表示食品まとめ一覧】 株式会社シジシージャパン |
【届出番号】 |
F777 |
【届出日】 |
2021/01/06 |
【届出者名】 |
株式会社シジシージャパン クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【商品名】 |
CGC国内産もち麦(丸麦) |
【食品の区分】 |
加工食品(その他) |
【機能性関与成分名】 |
大麦β-グルカン クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【表示しようとする機能性】 |
本品には大麦β-グルカンが含まれています。大麦β-グルカンは食後の血糖値の上昇をおだやかにすることが報告されています。 |
Tweet |
【想定する主な対象者】 |
食後血糖値の上昇が気になる成人健常者 |
【安全性の評価方法】 |
喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。 |
【安全性に関する届出者の評価】 |
1.当該製品【CGC国内産もち麦(丸麦)】は、機能性関与成分、大麦β-グルカンを1日摂取目安量当たり1,055mg配合しています。摂取方法としては白米と一緒に炊飯を行い、加熱して摂取をする、その他加工食品です。 2.日本における大麦(はだか麦を含む。はだか麦は大麦の一種です)の消費量に関する公表資料(食糧庁並びに農林水産省「食料需給表」)によれば、日本では昭和26年には、全国民平均1日当たり大麦で58.6g、大麦β-グルカン約2.4gを麦ごはんより摂取していたことが推定されています。また、法務省行政事業レビューにおける矯正施設の「被収容者生活経費」に係る参考資料(法務省矯正局)によると、成人(男女)の1日当たりの大麦の給与量は96~150gと報告されています。精麦の重量が炊飯時の吸水等により2倍に増加するとして、1日当たり48~75gの精麦を喫食していることになります。これを機能性成分の大麦β-グルカン摂取量に置き換えると1日当たり2.0~3.1gの喫食経験があることになります。 上記食経験は ①届出をしようとする食品に含まれる機能性関与成分と同じ成分で、同等量含有している食品であること。 ②同じ麦ごはんであるので消化・吸収に大きな違いが無いこと。 ③大麦を搗精して炊飯するだけですので、食品中の成分や加工による変質はほぼ考えられないこと。 以上のことにより、「当該食品に類似する食品」に当ると判断します。 また、販売時期は海軍で1883年に兵食改革として麦食を取り入れた記録があることこら、そこから始まったものと考えられ、これまでの精麦製品の販売量は183万トン(1999~2008年累計、資料:農林水産省米麦加工食品生産動態統計調査)になります。 以上より、大麦β-グルカンを1日1,055mg摂取することについての安全性には問題は無いと判断します。 |
【摂取する上での注意事項】 |
本品は多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。多量に摂取することにより、体調によってはおなかがゆるくなることがあります。 |
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】 |
当該商品を製造する工場は、品質マネジメントシステムISO9001を取得しており適用法令を遵守し、当社における衛生環境管理規定等の各種規定に沿って製品を製造しております。又、静岡県ミニHACCP承認事業において、承認食品名として精麦製品ポーションタイプの承認を受けております。日本農林規格(有機JAS加工食品)認定工場であり製造施設においては薬剤等使用せず製品への安全安心をお客様へお届け出来る様、製造及び品質管理を行っております。 |
【機能性の評価方法】 |
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 |
【届出者の評価(エビデンス)】 |
CGC国内産もち麦(丸麦)に含まれる機能性関与成分「大麦β-グルカン」の食後血糖値の上昇抑制する機能について以下の通り研究レビューを実施した。 【標題】大麦β-グルカンによる食後血糖値の上昇をおだやかにする機能に関する研究レビュー 【目的】健常者において、大麦β-グルカンの単回摂取が食後血糖値に与える影響について明らかにする為の定性的研究レビューを目的とした。 【背景】最近、大麦に含まれる水溶性食物繊維である大麦β-グルカンが各種機能性を有する物質として注目されており、食後血糖値の上昇をおだやかにするとする文献も報告されている。しかし、これらの論文を評価した研究レビューは報告されていない。 【レビュー対象とした研究の特性】3つのデータベースを用いて(PubMed、JDreamⅢは最終検索日:2018年2月13日、医中誌Webは最終検索日:2018年2月14日)、目的に合致した文献を検索した。採用した文献2報は日本語(1報:文献1)、英語(1報:文献2)で記載され、試験デザインは共にRCT試験であり、いずれの文献も対象者は成人健常者であった。 【主な結果】2報のうち1報は日本人を対象とした文献であり、もう1報は英国人を対象とした試験であった。いずれの文献も成人健常者を対象としていた。採用した文献2報(文献1、2)は食後血糖値の上昇をおだやかにする指標である食後血糖値のピーク値と食後血糖の上昇曲線下面積値の2つの値について評価を行ったところ、2報共に両指標において有効性が確認された。効果があった文献2報(文献1、2)の大麦β-グルカンの摂取量は1.055g/日以上であった。群間有意差が認められた摂取量は、文献1では大麦β-グルカンを1.055g/日、文献2では4g及び8g/日であった。文献2において、2g及び6g/日摂取では群間有意差が認められなかったが、対照群と比べて食後血糖値の上昇が抑制されていることから、大麦β-グルカンの効果の一貫性は保たれていると考えられた。したがって、1.055g/日の摂取は食後血糖値の上昇をおだやかにすると結論付けた。 【科学的根拠の質】採用した2報の試験デザインはすべてRCT試験であり、いずれの文献も査読付き文献であることから研究の質は高いと判断した。バイアスリスクに関しては、2報中1報が二重盲検であったが1報が単盲検であった。また、採用文献2報中1報は試験食のランダム記載はあったが、情報が不十分と考えられた。その他バイアスとして利益相反について企業から資金提供があったのが1報、利益相反について記載がなかったのが1報であった。また、2報で企業から試験食の提供がされていた。出版バイアスについては、被験者に1人でも非健常者が含まれる可能性があるもの、大麦β-グルカン以外の成分の関与が否定できないものや変性(低分子化)した大麦β-グルカンで評価している文献を除外したため、採用文献が少なかった事等を考慮し、バイアスリスクは中と評価した。本レビューの限界として、食後血糖値抑制に関する臨床試験は、糖尿病や脂質異常症などの疾病域の方を対象としたものがあり、健常者を対象とした試験に限定するとエビデンスが少なくなる点で本研究レビューの限界があった。 |
オールブラン香るさわやかフルーツ(日本ケロッグ合同会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品
日本ケロッグ合同会社が消費者庁に届出た機能性表示食品オールブラン 香るさわやかフルーツのエビデンス(科学的根拠) |
日本ケロッグ合同会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【オールブラン 香るさわやかフルーツ】のエビデンス。口コミ評判ではありません。効果等は科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。 |
千葉一敏先生(薬剤師・サプリメントアドバイザー)による、届出のあった機能性表示食品の注目ポイントを判り易く解説です。 動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧(動画) |
機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。 会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。 【機能性表示食品まとめ一覧】 日本ケロッグ合同会社 |
【届出番号】 |
F776 |
【届出日】 |
2021/01/05 |
【届出者名】 |
日本ケロッグ合同会社 クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【商品名】 |
オールブラン 香るさわやかフルーツ |
【食品の区分】 |
加工食品(その他) |
【機能性関与成分名】 |
小麦ブラン由来アラビノキシラン クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。 |
【表示しようとする機能性】 |
本品には小麦ブラン由来アラビノキシランが含まれます。小麦ブラン由来アラビノキシランは、発酵性の食物繊維で、善玉菌とよばれる腸内の酪酸菌を増やし、酪酸を増加させることにより、腸内環境を改善することが報告されています。また、小麦ブラン由来アラビノキシランはお腹の調子を整え便通を改善することが報告されています。 |
Tweet |
【想定する主な対象者】 |
健常成人 |
【安全性の評価方法】 |
喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。 |
【安全性に関する届出者の評価】 |
本品「オールブラン 香るさわやかフルーツ」の類似食品である機能性表示食品「オールブラン フルーツミックス」(共に機能性関与成分小麦ブラン由来アラビノキシランを1日当たり2.1g摂取)は、2020年4月20日に日本で発売され、年齢、性別、健康状態を問わず販売され、2020年11月末までの販売実績は約629トン(1食60gとして約1,040万食分)です。これまで重篤な健康被害は報告されていません。 また、機能性関与成分小麦ブラン由来アラビノキシランを1日当たり4.4g摂取する類似食品の「オールブラン オリジナル」は、お腹の調子を整える食品として1994年に特定保健用食品の表示許可を取得しており、2018年の販売実績は約500トン(1食40gとして約1,250万食分)です。日本で年齢、性別、健康状態を問わず販売され、特定保健用食品の許可以来約25年間、重篤な健康被害は報告されていません。 以上より、本品は安全性の高い商品と判断しました。 |
【摂取する上での注意事項】 |
食べ過ぎにより、一過性におなかがゆるくなることがあります。本品は多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。一日当たりの摂取目安量をお守りください。 |
【生産・製造・品質管理に関する基本情報】 |
本品は、FSSC 22000認証を受けている日本ケロッグ合同会社高崎工場にて、当該認証に基づいて製造されています。 |
【機能性の評価方法】 |
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。 |
【届出者の評価(エビデンス)】 |
【標題】 小麦ブラン由来アラビノキシランの整腸作用に関するシステマティックレビュー。 【目的】 本研究レビューの目的は、健常成人に対して小麦ブラン由来アラビノキシランを摂取することにより、整腸作用が認められるかを検証することです。 【背景】 食物繊維は整腸作用があり、健康を維持するために必要な栄養素ですが、国民健康・栄養調査報告書などでは食物繊維の摂取不足が推測されています。食物繊維の一種である小麦ブラン由来アラビノキシランに関する研究レビューの報告はなく、その機能性の検証は有意義と思われます。 【レビュー対象とした研究の特性】 本研究レビューでは、2報のRCT文献が採用されました。文献の質およびエビデンス総体の質の評価を行い、それらの結果を表示しようとする機能性との関連において評価しました。健常成人に小麦ブラン由来アラビノキシランを摂取させることで、整腸作用(アウトカム:糞便中の微生物(腸内細菌)、糞便中の短鎖脂肪酸量、排便量、および排便回数)に関する機能性において肯定的な結果が報告されていました。いずれも日本で研究が実施され報告されているため、この結果は日本人への外挿性に問題はないと判断しました。 【主な結果】 小麦ブラン由来アラビノキシランを2.1g/日摂取することで、善玉菌に属する酪酸産生菌が増加、糞便中の短鎖脂肪酸量が増加したことから、腸内環境が改善することが示唆されました。また、小麦ブラン由来アラビノキシランを1.7g以上/日摂取することで、排便量が増加、排便回数が増加することも示唆されました。よって、一日当たり2.1gの小麦ブラン由来アラビノキシラン摂取は、「腸内環境を改善し、排便機能を改善する」整腸作用があり、機能性表示食品として健康の維持や増進に資すると考えられました。 【科学的根拠の質】 採用文献の各種バイアス・リスクはいずれも低く、また、エビデンス総体の評価において、「整腸作用」に関する機能のエビデンスの強さは、「中(B)」と判断しました。ただし、本研究レビューの限界として、サンプリングバイアス(被験者の偏り)や言語バイアス(英語と日本語のキーワードのみでの検索による偏り)、出版バイアスが完全には否定できないことが考えられました。 |
登録:
投稿 (Atom)