2021年4月23日金曜日

機能性表示食品データベース(F1008~F1028)

当該企業が、機能性表示食品制度開始時から届出た商品を全てを確認できます。届出撤回分も確認できます。
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千葉一敏先生(薬剤師・サプリメントアドバイザー)による、今週の注目ポイントの解説です。
毎週アップします。

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F1008
2021/3/11
5030001062189
株式会社日健協サービス

埼玉県鴻巣市三町免12
「すっきり快腸宣言」生きてる酵母365
加工食品(その他)
Saccharomyces cerevisiae NK-1

本品にはSaccharomyces cerevisiae NK-1が含まれます。
Saccharomyces cerevisiae NK-1は腸内環境を整えることで便通を改善する機能が報告されています。


F1009
2021/3/11
4010401018074
株式会社ディーエイチシー
東京都港区南麻布2丁目7番1号
届くビフィズス EX(イーエックス)a
加工食品(サプリメント形状)ビフィズス菌BB536

本品には、生きたビフィズス菌BB536が含まれます。
ビフィズス菌BB536には、腸内フローラを良好にすることで、便通を改善し、腸の調子を整える機能が報告されています。


F1010
2021/3/11
6010001034750
ヱスビー食品株式会社
東京都中央区日本橋兜町18番6号
スパイスサプリ ヒハツa

加工食品(サプリメント形状)
ヒハツ由来ピペリン類

本品にはヒハツ由来ピペリン類が含まれます。
ヒハツ由来ピペリン類には、寒冷環境により低下した末梢血流を改善し手の体温(皮膚表面温度)の低下を軽減する機能、および、女性の夕方の脚のむくみ(病的ではない一過性のむくみ)を軽減する機能があることが報告されています。


F1011
2021/3/11
9010001030565
明治薬品株式会社
東京都千代田区外神田四丁目11番3号
今日から本気
加工食品(サプリメント形状)
ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン

本品にはブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンが含まれます。
ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンは、日常活動時のエネルギー代謝において、脂肪を消費しやすくする機能があることが報告されています。
またBMIが高めの方の腹部の脂肪を減らす機能があることが報告されています。


F1012
2021/3/11
9290001031420
株式会社ZERO PLUS
福岡県福岡市博多区博多駅南一丁目2番2号
アンセリン・ブラックジンジャー a
加工食品(サプリメント形状)
アンセリン 、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン

本品には、アンセリンとブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンが含まれます。
アンセリンには尿酸値が高め(尿酸値5.5~7.0mg/dL)の方の尿酸値を下げる機能が報告されています。
ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンは、日常活動時のエネルギー代謝において脂肪を消費しやすくする作用により、BMIが高め(BMI24以上30未満)の方のおなかの脂肪(内臓脂肪、皮下脂肪)を減らす機能があることが報告されています。




F1013
2021/3/11
501040108954
株式会社nijito
登記住所:東京都港区芝公園一丁目8番12号/対応窓口:福岡市中央区舞鶴1-1-11 天神グラスビルディング4F
Mスキンフィットタブレット
加工食品(サプリメント形状)
サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン

本品にはサケ鼻軟骨由来プロテオグリカンが含まれます。
サケ鼻軟骨由来プロテオグリカンには肌弾力を維持し、肌の健康に役立つ機能が報告されています。


F1014
2021/3/11
5080001004137
株式会社日本予防医学研究所
静岡県静岡市駿河区豊田三丁目6番36号
還元型コエンザイムQ10(キューテン)
加工食品(サプリメント形状)
還元型コエンザイムQ10

本品には還元型コエンザイムQ10が含まれます。
還元型コエンザイムQ10にはお口の潤いを助ける機能があることが報告されています。年齢とともにお口の潤いが不足がちと感じる方に適した食品です。


F1015
2021/3/11
714000101038
2株式会社ノエビア
兵庫県神戸市中央区港島中町6-13-1
ノエビア WEIGHT BALANCE (ウェイトバランス)
加工食品(サプリメント形状)
エノキタケ由来脂肪酸(リノール酸、α-リノレン酸)、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン

本品にはエノキタケ由来脂肪酸(リノール酸、α-リノレン酸)、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンが含まれます。
エノキタケ由来脂肪酸(リノール酸、α-リノレン酸)には、肥満気味な方の、内臓脂肪・体重・BMIを減少させる機能があることが報告されています。
ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンには、日常活動時のエネルギー代謝において脂肪を消費しやすくする作用により、腹部の脂肪を減らす機能があることが報告されています。
肥満気味で内臓脂肪が気になる方、BMIが高めの方に適しています。


F1016
2021/3/12
8080001008119
三生医薬株式会社
静岡県富士市厚原1468
還元型コエンザイムQ10(キューテン)プラス
加工食品(サプリメント形状)
還元型コエンザイムQ10

本品には還元型コエンザイムQ10が含まれます。
還元型コエンザイムQ10にはお口の潤いに役立つ機能があることが報告されています。年齢とともにお口の潤いが不足がちと感じる方に適した食品です。

10
F1017
2021/3/12
1430001078108
株式会社ユニアル・ライフサイエンス
北海道札幌市北区北二十一条西12丁目2北大ビジネス・スプリング内
クマ笹青汁

加工食品(その他)
クマイザサ由来ホロセルロース

本品にはクマイザサ由来ホロセルロースが含まれ、便秘傾向の方の便の状態(便の臭い)を整え、お通じ(排便回数)を改善することでお腹の調子を整えます。
お腹の調子をすっきり整えたい方に適した食品です。



11
F1018
2021/3/12
6120001076534
株式会社オージースポーツ
大阪府大阪市中央区備後町3丁目6番14号
匠のメンテ
加工食品(その他)
クエン酸

本品にはクエン酸が含まれます。
クエン酸は継続的な摂取により、日常生活の疲労感や運動後の一時的な疲労感を軽減することが報告されています。

12
F1019
2021/3/12
8122001020296
メロディアン株式会社

大阪府八尾市旭ケ丘一丁目33番地
DHAオイルEPA+MCT(ディーエイチエーオイルイーピーエープラスエムシーティー)
加工食品(その他)
DHA

本品にはDHAが含まれます。
DHAには、中高年の方の加齢に伴い低下する認知機能の一部である作業記憶をサポートすることが報告されています。
※作業記憶とは、日常生活における数字やことば・物のかたち・位置などに関する情報を一時的に覚えて、正しく思い出すことをいいます。

13
F1020
2021/3/12
8010401029662
森永乳業株式会社
東京都港区芝5-33-1
メモリービフィズス認知機能対策ヨーグルト

加工食品(その他)
ビフィズス菌MCC1274(B. breve)

本品に含まれるビフィズス菌MCC1274(B. breve)は、健常な中高年の方の加齢に伴い低下する認知機能のうち、記憶力を維持する働きが報告されています。
※記憶力とは、日常生活で見たり聞いたりした単語、図形、物語を記憶し、思い出す力のことです。

14
F1021
2021/3/12
8010401029662
森永乳業株式会社
東京都港区芝5-33-1
メモリービフィズス認知機能対策ヨーグルト ドリンクタイプ

加工食品(その他)
ビフィズス菌MCC1274(B. breve)

本品に含まれるビフィズス菌MCC1274(B. breve)は、健常な中高年の方の加齢に伴い低下する認知機能の一部である記憶力、空間認識力を維持する働きが報告されています。
※記憶力とは、日常生活で見たり聞いたりした単語、図形、物語を記憶し、思い出す力のことです。

15
F1022
2021/3/15
1010401029660
森永製菓株式会社
東京都港区芝5-33-1
ひざ楽コラーゲン
加工食品(その他)
サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン、サケ鼻軟骨由来非変性Ⅱ型コラーゲン

本品にはサケ鼻軟骨由来「プロテオグリカン」「非変性Ⅱ型コラーゲン」が含まれます。
これらの成分には、日常生活におけるひざの動き(ひざの曲げ伸ばし、立つ、歩く、座る、階段の昇り降り等)の改善をサポートすることが報告されています。
本品はひざ関節が気になる方に適した食品です。



16
F1023
2021/3/17
1010001016860
日本水産株式会社
東京都港区西新橋一丁目3番1号
めぐりのみかた
加工食品(サプリメント形状)
EPA・DHA

本品には、EPA・DHAが含まれます。
EPA・DHAには、冷えを感じる環境下で手指などの末梢体温を保つ機能が報告されています。冷えを感じやすい健康な方に適した食品です。

17
F1024
2021/3/17
9100001001879
株式会社高見澤
長野県長野市大字鶴賀字苗間平1605番地14
サラシアなめ茸

加工食品(その他)
サラシア由来サラシノール

本品にはサラシア由来サラシノールが含まれます。
サラシア由来サラシノールには糖質の吸収をおだやかにし、食後血糖値の上昇をゆるやかにする機能があることが報告されています。

18
F1025
2021/3/17
9260001024253
協和食研株式会社
福岡県福岡市中央区天神1丁目9-17福岡天神フコク生命ビル15階
シボ葛の花

加工食品(サプリメント形状)
葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類として)

本品には、葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類として)が含まれます。
葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類として)には、肥満気味な方の、体重やお腹の脂肪(内臓脂肪と皮下脂肪)やウエスト周囲径を減らすのを助ける機能があることが報告されています。

19
F1026
2021/3/17
2010601048204
アサヒグループ食品株式会社

東京都墨田区吾妻橋1-23-1
ディアナチュラゴールド アンセリンa

加工食品(サプリメント形状)
アンセリン

本品にはアンセリンが含まれます。
アンセリンには、血清尿酸値が正常域で高め(尿酸値5.5~7.0mg/dL)の方の尿酸値の上昇を抑えることが報告されています。

20
F1027
2021/3/18
5310001004906
株式会社たらみ
長崎県長崎市中里町2178番地
Tarami(タラミ) おいしい果実 みかん&(アンド)パイン
加工食品(その他)
ローズヒップ由来ティリロサイド

本品にはローズヒップ由来ティリロサイドが含まれます。
ローズヒップ由来ティリロサイドにはBMIが高めの方の体脂肪を減らす機能があることが報告されています。



21
F1028
2021/3/18
2290001018226
株式会社東洋新薬
福岡県福岡市博多区博多駅前二丁目19番27号
葛の花クランチチョコレートR
加工食品(その他)
葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類として)

本品には、葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類として)が含まれます。
葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類として)には、肥満気味な方の、体重やお腹の脂肪(内臓脂肪と皮下脂肪)やウエスト周囲径を減らすのを助ける機能があることが報告されています。
肥満気味な方、BMIが高めの方、肥満気味でお腹の脂肪やウエスト周囲径が気になる方に適した食品です。


葛の花クランチチョコレートR(株式会社東洋新薬)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品

株式会社東洋新薬の機能性表示食品,葛の花クランチチョコレートRのエビデンス(科学的根拠)

株式会社東洋新薬が消費者庁に届出た機能性表示食品【葛の花クランチチョコレートR】のエビデンス。科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。

動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧(動画)

機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。
会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。

機能性表示食品まとめ一覧

株式会社東洋新薬

【届出番号】
F1028

【届出日】
2021/03/18

【届出者名】
株式会社東洋新薬
クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。

【商品名】
葛の花クランチチョコレートR

【食品の区分】
加工食品(その他)

【機能性関与成分名】
葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類として)
クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。

【表示しようとする機能性】

本品には、葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類として)が含まれます。葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類として)には、肥満気味な方の、体重やお腹の脂肪(内臓脂肪と皮下脂肪)やウエスト周囲径を減らすのを助ける機能があることが報告されています。肥満気味な方、BMIが高めの方、肥満気味でお腹の脂肪やウエスト周囲径が気になる方に適した食品です。

【想定する主な対象者】
健常成人で、肥満気味な方

【安全性の評価方法】
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
1.食経験
葛の花は、香港等において1950年代からお茶として飲用されてきた。

2.既存情報の調査
本品の機能性関与成分(葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類として))を含む原材料「葛の花抽出物」を配合する特定保健用食品において、食品安全委員会により安全性に問題はないと判断されている。葛の花抽出物について急性・亜慢性毒性試験、変異原性試験が行われ問題となる異常は認められていない。なお、ヒト試験においては、機能性関与成分として28㎎/日、34.9㎎/日、42㎎/日、98.3mg/日を12週間、124.8㎎/日を4週間継続摂取した際の安全性試験が行われ、問題となる異常は認められていない。ただし、294.9mg/日を4週間継続摂取した際の安全性試験においては、試験食品との関係を否定できない肝機能検査値の上昇が認められたため、過剰摂取を控えるべきと考えられる。
なおテクトリゲニンは、微弱な女性ホルモン様作用を有し突然変異を引き起こす性質を持つことが報告されているが、葛の花抽出物を用いた試験により生体内ではその作用は発揮しないと考えられている。

3.医薬品との相互作用
データベース及び文献調査の結果、医薬品との相互作用に関する報告はなかった。

4.まとめ
以上より、葛の花抽出物は、安全性に懸念はないと考えられた。なお、葛の花抽出物以外の原材料は、本品の配合量においては安全性に問題ないと考えられるため、適切に摂取する上で安全性に懸念はないと考えられる。

【摂取する上での注意事項】
多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。1日摂取目安量を守ってください。過剰摂取はお控えください(体質や体調によっては、からだに合わない場合があります)。体調に異変を感じた時は、速やかに摂取を中止し、医師に相談してください。妊娠中の方あるいは妊娠の可能性のある方は医師に相談してください。

【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
本品は、次の製造工場にて生産・製造及び品質管理を行っている。[製造所1]竹下製菓株式会社 製菓工場●ISO22000:認証取得

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。

【届出者の評価(エビデンス)】
1.標題
葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類)摂取が腹部脂肪、体重、胴囲に及ぼす影響

2.目的
健常成人において、葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類)を摂取すると、プラセボ(偽薬)摂取時と比較して、腹部脂肪面積、体重、胴囲が減少するか検証することを目的とした。

3.背景
葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類)の経口摂取が、腹部脂肪面積、体重、胴囲を減少させるとの報告があり、そのヒト試験結果を総合的に評価するため、システマティックレビューを実施した。

4.レビュー対象とした研究の特性
健常成人(特定保健用食品用の試験方法に準じ、肥満Ⅰ度(BMIが25以上30未満)の者を含む)における葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類)の経口摂取が腹部脂肪面積、体重、胴囲に及ぼす影響に関する研究(日本語、英語問わない)を検索対象とした。内容を精査し、5研究を評価対象とした。なお、5研究は、全て日本で実施された信頼性の高いヒト試験であった。著者として葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類)の関連者(製造又は販売を行う企業社員等)が含まれており、利益相反の問題が認められた。

5.主な結果
5研究における対象者は30~130例で、摂取期間は4~12週、葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類として)の一日摂取量は主として22.0~42.0 mgであった。
メタアナリシスを実施した結果、問題となるような出版バイアス(※)は認められず、腹部脂肪面積、体重、胴囲の有意な減少が認められた。また、葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類)の摂取による、副作用等の健康被害はなかった。なお、肥満症に罹患していないと明確に判断できる者のみの解析結果においても、腹部脂肪面積、体重、胴囲の有意な減少が認められた。
※出版バイアス:肯定的な研究結果がそうでない研究結果に比べて出版されやすいために起こる結果の偏りのこと。メタアナリシスによって視覚化、検出できる。

6.科学的根拠の質
葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類として)は、主として22.0~42.0 mg/日の摂取により、腹部脂肪面積、体重、胴囲を減少させることが示唆された。
但し、本研究における限界として、多くの研究で研究計画は事前登録されておらず、利益相反の問題も存在するため、バイアスの混入は否定できない。また、12週間以上摂取した場合の影響は不明である。安全性については、別の切り口の評価が必要である。

おいしい果実みかん&パイン(株式会社たらみ)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品

株式会社たらみの機能性表示食品,Tarami(タラミ) おいしい果実 みかん&(アンド)パインのエビデンス(科学的根拠)

株式会社たらみが消費者庁に届出た機能性表示食品【Tarami(タラミ) おいしい果実 みかん&(アンド)パイン】のエビデンス。科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。

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機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。
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機能性表示食品まとめ一覧

株式会社たらみ

【届出番号】
F1027

【届出日】
2021/03/18

【届出者名】
株式会社たらみ
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【商品名】
Tarami(タラミ) おいしい果実 みかん&(アンド)パイン

【食品の区分】
加工食品(その他)

【機能性関与成分名】
ローズヒップ由来ティリロサイド
クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。

【表示しようとする機能性】

本品にはローズヒップ由来ティリロサイドが含まれます。ローズヒップ由来ティリロサイドにはBMIが高めの方の体脂肪を減らす機能があることが報告されています。

【想定する主な対象者】
疾病に罹患していないBMIが高めの方(未成年者、妊産婦(妊娠を計画している者を含む。)及び授乳婦を除く。)

【安全性の評価方法】
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
ローズヒップエキスを使用した食品(一日摂取目安量あたりローズヒップ由来ティリロサイドを0.1 mg含む錠剤)が2005年の発売以来、14年以上、商品数として累計92万個以上販売されているが、本食品に起因する重篤な被害情報はないことから、ローズヒップエキスの安全性は高いと考えられる。
当該食品に配合しているローズヒップエキスは、上記ローズヒップエキスと同製品であり、機能性関与成分のローズヒップ由来ティリロサイドも同一である。また、上記の錠剤食品は、第17改正日本薬局方「崩壊試験法」において、30分以内に崩壊することを販売者の森下仁丹株式会社に確認した。よって、ローズヒップ由来ティリロサイドは消化管内で遊離した状態で体内に吸収されると考えられる。本製品は喫食の過程で容易に崩壊する性状であり、錠剤食品同様にローズヒップ由来ティリロサイドが消化管内で遊離した状態で吸収されると考えられるため、機能性関与成分の消化・吸収過程に違いはないと判断した。
以上により、既存情報から安全であると判断した。

【摂取する上での注意事項】
本品は、多量に摂取することにより疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。1日摂取目安量を守ってください。

【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
本製品は、株式会社たらみ小長井工場で製造されている。本施設はFSSC22000認証を取得しています。(認証番号:JQA-FC0064)

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。

【届出者の評価(エビデンス)】
標題:ローズヒップ由来ティリロサイドを含む食品の体脂肪低減作用に関する研究レビュー

目的:健康な成人において、ローズヒップ由来ティリロサイドを含む食品の摂取が、それを含まない食品の摂取と比較して体脂肪を低減させる作用があるか、研究レビューにより評価した。

背景:ローズヒップは、主にヨーロッパや中近東、北アフリカを原産とするバラ科植物の果実で、その種子に含まれるポリフェノールの一つがティリロサイドである。動物実験によりローズヒップの体脂肪低減作用が明らかになり、ティリロサイドがその関与成分として報告されている。しかし、これまでにヒトを対象とした網羅的な研究報告はなかった。
そこで、本研究レビューにて、ローズヒップ由来ティリロサイドを含む食品の摂取による健康な成人における体脂肪低減作用について検証を行った。

レビュー対象とした研究の特性:各種学術論文および臨床試験登録データベースを用い、収録されているすべての文献を対象として検索を行った。その結果、健康な成人を対象としたランダム化並行比較試験の論文1報を採用した。

主な結果:採用した1報は、BMI (Body Mass Index) が25.0 kg/m2以上30.0 kg/m2未満の疾病に罹患していない健康な成人32名を対象としており、ローズヒップエキスを含む食品(1日あたりローズヒップ由来ティリロサイド0.1 mgを含む)の摂取は、プラセボ食品の摂取と比べ、腹部全脂肪面積、腹部皮下脂肪面積および腹部内臓脂肪面積の摂取12週間後における初期からの変化量が、有意な低値を示した。また追加で、初期の内臓脂肪面積が100 cm2未満の試験参加者を対象とした層別解析を行った結果、ローズヒップエキスを含む食品の摂取は、プラセボ食品の摂取と比べ、腹部全脂肪面積、腹部皮下脂肪面積および腹部内臓脂肪面積の摂取12週間後における初期からの変化量が、有意な低値を示した。


科学的根拠の質:採用した文献は1報であったため、科学的根拠の一貫性を示すことができず、バイアスの評価もできなかった。しかし、採用した文献は、日本人を対象としたランダム化並行比較試験であり、試験計画がよく遵守されていることから、ローズヒップ由来ティリロサイドを含む食品の摂取が体脂肪低減作用を示すという結果が、後発の研究結果によって大きく変わる可能性は低いと考える。

ディアナチュラゴールドアンセリンa(アサヒグループ食品株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品

アサヒグループ食品株式会社の機能性表示食品,ディアナチュラゴールド アンセリンaのエビデンス(科学的根拠)

アサヒグループ食品株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【ディアナチュラゴールド アンセリンa】のエビデンス。科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。

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機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。
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機能性表示食品まとめ一覧

アサヒグループ食品株式会社

【届出番号】
F1026

【届出日】
2021/03/17

【届出者名】
アサヒグループ食品株式会社
クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。

【商品名】
ディアナチュラゴールド アンセリンa

【食品の区分】
加工食品(サプリメント形状)

【機能性関与成分名】
アンセリン
クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。

【表示しようとする機能性】

本品にはアンセリンが含まれます。アンセリンには、血清尿酸値が正常域で高め(尿酸値5.5~7.0mg/dL)の方の尿酸値の上昇を抑えることが報告されています。

【想定する主な対象者】
血清尿酸値が正常域で高め(尿酸値5.5~7.0mg/dL)の成人

【安全性の評価方法】
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
下記(ア)~(エ)の評価結果より、本品を機能性表示食品として販売することは適切であると考えられる。
(ア)喫食実績による食経験の評価
 本品に用いられている原料と同等な原料をアンセリンとして同量(50mg/日)含み同じ形態(錠剤)である類似食品「海のチカラアンセリン」(UMIウェルネス株式会社)が2009年から2018年にかけて販売されている。これまでに4万個販売されているが、健康被害等の報告はない。
(イ)既存情報を用いた食経験の評価
 機能性関与成分であるアンセリンは、カツオ、マグロ、サケ、マス、鶏肉に多く含まれている。20歳以上の日本人においてはカツオ、マグロ、サケ、マス、鶏肉から一日当たり約70~355mgのアンセリンを摂取している。この量は、本品におけるアンセリンの一日摂取目安量50mgの約1.4~7.1倍量に相当する。従って、一日当たりのアンセリン50mg摂取は、安全性が高いと考えられる。
(ウ)既存情報を用いた安全性試験の評価
 本品に用いられている原料と同等な原料について、安全性試験により安全性が確認されている。ラットにアンセリン含有原料2,000mg/kgを単回経口投与する試験において、毒性は認められていない。細菌を用いた試験において、変異原性(癌を引き起こす可能性)がないことが確認されている。また、アンセリン含有原料(アンセリンとして50mg/日)又は対照としてデキストリンを血清尿酸値が正常域で高め(尿酸値5.5~7.0mg/dL)の成人に12週間摂取させる試験において、試験食品の摂取により発生したと考えられる体調の変化はなく、安全であることが確認された。
(エ)医薬品との相互作用
 動物・試験管内において、ドキソルビシン(抗がん剤)、薬物代謝酵素であるCYP関連基質によって代謝される医薬品との相互作用の可能性が報告されているが、ヒトでの報告は無く、これら医薬品との相互作用の可能性は低いと考えられる。また、本品は疾病に罹患していない者を対象とした食品である。従って、本品を販売することは問題ないと考える。

【摂取する上での注意事項】
・一日摂取目安量を守ってください。
・体調や体質により、まれに発疹などのアレルギー症状が出る場合があります。
・小児の手の届かないところにおいてください。
・魚由来の原料を使用しているため、においが感じられる場合がありますが、品質に問題ありません。

【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
本届出商品の製造所であるバイホロン株式会社は国内GMP、米国GMP認証を、加工所であるアサヒグループ食品株式会社 茨城工場は、国内GMP認定を取得しており、そのGMP基準に準拠して生産・製造及び品質管理を行っている。

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。

【届出者の評価(エビデンス)】
(ア)標題
機能性関与成分アンセリンによる血清尿酸値の低下又は上昇抑制に関する研究レビュー
(イ)目的
「健常成人に、アンセリンを経口摂取させると、プラセボの経口摂取に比べて、血清尿酸値を低下又は上昇抑制するか」の検証のため、研究レビューを実施した。
(ウ)背景
アンセリンには血清尿酸値の上昇抑制効果が報告されているが、健常成人を対象にした学術文献としての研究レビューはない。
(エ)レビュー対象とした研究の特性
日本語及び外国語文献のデータベースを用いて、健常成人を対象に、アンセリン摂取による血清尿酸値低下又は上昇抑制を調べたランダム化並行群間比較試験、ランダム化クロスオーバー試験を検索した。
(オ)主な結果
検索した結果、採用文献は1報であった。採用文献において、20歳以上65歳未満の血清尿酸値が正常域で高め(尿酸値5.5~7.0mg/dL)の日本人成人男女70名に対し、アンセリンを一日当たり50mg含む錠剤又はプラセボ食品(アンセリンを含まない錠剤)を12週間摂取させた。その結果、アンセリン摂取群の空腹時の血清尿酸値がプラセボ食品摂取群と比べて有意に低い値となった。このため、アンセリンを一日当たり50mg、12週間以上摂取すると、血清尿酸値の上昇が抑えられることが示された。
(カ)科学的根拠の質
採用文献は問題となるバイアスリスクはなく、質の高い文献であった。また、採用文献の試験食品と本品の食品形態はいずれも錠剤であり、採用文献のアンセリン含有原料と本品に配合するアンセリン含有原料も同等である。従って、本研究レビューの結果は、本品の表示しようとする機能性の科学的根拠になると判断した。ただし、本研究レビューの限界として採用文献が1報であることがあり、今後さらなる研究が必要と考えられる。
(構造化抄録)

シボ葛の花(協和食研株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品

協和食研株式会社の機能性表示食品,シボ葛の花のエビデンス(科学的根拠)

協和食研株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【シボ葛の花】のエビデンス。科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。

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機能性表示食品まとめ一覧

協和食研株式会社

【届出番号】
F1025

【届出日】
2021/03/17

【届出者名】
協和食研株式会社
クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。

【商品名】
シボ葛の花

【食品の区分】
加工食品(サプリメント形状)

【機能性関与成分名】
葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類として)
クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。

【表示しようとする機能性】

本品には、葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類として)が含まれます。葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類として)には、肥満気味な方の、体重やお腹の脂肪(内臓脂肪と皮下脂肪)やウエスト周囲径を減らすのを助ける機能があることが報告されています。

【想定する主な対象者】
健常成人で、肥満気味な方

【安全性の評価方法】
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
1.食経験
葛の花は、香港等において1950年代からお茶として飲用されてきた。

2.既存情報の調査
本品の機能性関与成分(葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類として))を含む原材料「葛の花抽出物」を配合する特定保健用食品において、食品安全委員会により安全性に問題はないと判断されている。葛の花抽出物について急性・亜慢性毒性試験、変異原性試験が行われ問題となる異常は認められていない。なお、ヒト試験においては、機能性関与成分として28㎎/日、34.9㎎/日、42㎎/日、98.3mg/日を12週間、124.8㎎/日を4週間継続摂取した際の安全性試験が行われ、問題となる異常は認められていない。ただし、294.9mg/日を4週間継続摂取した際の安全性試験においては、試験食品との関係を否定できない肝機能検査値の上昇が認められたため、過剰摂取を控えるべきと考えられる。
なおテクトリゲニンは、微弱な女性ホルモン様作用を有し突然変異を引き起こす性質を持つことが報告されているが、葛の花抽出物を用いた試験により生体内ではその作用は発揮しないと考えられている。

3.医薬品との相互作用
データベース及び文献調査の結果、医薬品との相互作用に関する報告はなかった。

4.まとめ
以上より、葛の花抽出物は、安全性に懸念はないと考えられた。なお、葛の花抽出物以外の原材料は、本品の配合量においては安全性に問題ないと考えられるため、適切に摂取する上で安全性に懸念はないと考えられる。

【摂取する上での注意事項】
多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。1日摂取目安量を守ってください。過剰摂取はお控えください(体質や体調によっては、からだに合わない場合があります)。体調に異変を感じた際は、速やかに摂取を中止し、医師に相談してください。妊娠中の方あるいは妊娠の可能性のある方は医師に相談してください。

【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
本品は、次の製造工場にて生産・製造及び品質管理を行っている。[製造所1]株式会社東洋新薬 鳥栖工場●GMP:認証取得 (NSF-GMP、日健栄協GMP)●FSSC22000:認証取得[製造所2]株式会社東洋新薬 インテリジェンスパーク●GMP:認証取得 (NSF-GMP、日健栄協GMP)●FSSC22000:認証取得

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。

【届出者の評価(エビデンス)】
1.標題
葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類)摂取が腹部脂肪、体重、胴囲に及ぼす影響

2.目的
健常成人において、葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類)を摂取すると、プラセボ(偽薬)摂取時と比較して、腹部脂肪面積、体重、胴囲が減少するか検証することを目的とした。

3.背景
葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類)の経口摂取が、腹部脂肪面積、体重、胴囲を減少させるとの報告があり、そのヒト試験結果を総合的に評価するため、システマティックレビューを実施した。

4.レビュー対象とした研究の特性
健常成人(特定保健用食品用の試験方法に準じ、肥満Ⅰ度(BMIが25以上30未満)の者を含む)における葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類)の経口摂取が腹部脂肪面積、体重、胴囲に及ぼす影響に関する研究(日本語、英語問わない)を検索対象とした。内容を精査し、5研究を評価対象とした。なお、5研究は、全て日本で実施された信頼性の高いヒト試験であった。著者として葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類)の関連者(製造又は販売を行う企業社員等)が含まれており、利益相反の問題が認められた。

5.主な結果
5研究における対象者は30~130例で、摂取期間は4~12週、葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類として)の一日摂取量は主として22.0~42.0 mgであった。
メタアナリシスを実施した結果、問題となるような出版バイアス(※)は認められず、腹部脂肪面積、体重、胴囲の有意な減少が認められた。また、葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類)の摂取による、副作用等の健康被害はなかった。なお、肥満症に罹患していないと明確に判断できる者のみの解析結果においても、腹部脂肪面積、体重、胴囲の有意な減少が認められた。
※出版バイアス:肯定的な研究結果がそうでない研究結果に比べて出版されやすいために起こる結果の偏りのこと。メタアナリシスによって視覚化、検出できる。

6.科学的根拠の質
葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類として)は、主として22.0~42.0 mg/日の摂取により、腹部脂肪面積、体重、胴囲を減少させることが示唆された。
但し、本研究における限界として、多くの研究で研究計画は事前登録されておらず、利益相反の問題も存在するため、バイアスの混入は否定できない。また、12週間以上摂取した場合の影響は不明である。安全性については、別の切り口の評価が必要である。

サラシアなめ茸(株式会社高見澤)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品

株式会社高見澤の機能性表示食品,サラシアなめ茸のエビデンス(科学的根拠)

株式会社高見澤が消費者庁に届出た機能性表示食品【サラシアなめ茸】のエビデンス。科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。

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機能性表示食品まとめ一覧

株式会社高見澤

【届出番号】
F1024

【届出日】
2021/03/17

【届出者名】
株式会社高見澤
クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。

【商品名】
サラシアなめ茸

【食品の区分】
加工食品(その他)

【機能性関与成分名】
サラシア由来サラシノール
クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。

【表示しようとする機能性】

本品にはサラシア由来サラシノールが含まれます。サラシア由来サラシノールには糖質の吸収をおだやかにし、食後血糖値の上昇をゆるやかにする機能があることが報告されています。

【想定する主な対象者】
糖質の吸収をおだやかにし、食後血糖値の上昇をゆるやかにしたい健常成人(疾病に罹患している者、未成年者、妊産婦(妊娠を計画している者を含む。)及び授乳婦を除く。)

【安全性の評価方法】
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
◆サプリメントとなめ茸の流通実績による評価
 本品としての流通実績はないが、本品の一日摂取目安量当たり機能性関与成分サラシア由来サラシノールを同量含むサプリメントは、原料メーカーにおいても2005年以降10年間、累計210,000個以上の日本全国広域での販売実績があり、発売からこれまでにサラシア由来サラシノールに起因すると考えられる安全性状の重篤な有害事象は報告されていない。また、本品に用いるサラシアエキスを含まないなめ茸も、平成5年7月から製造を始め、現在では年間600万本以上の販売実績があり、これまで安全性状の重篤な有害事象は報告されていない。加えて、なめ茸にサラシアエキスを加えた時にサラシア由来サラシノールが変質しないことは保存試験によって確認している。

◆既存情報を用いた安全性の評価
 本品は一日摂取目安量30gあたり、サラシア由来サラシノール0.2mgを含むなめ茸である。公的データベースにおいて、単回摂取においてサラシア抽出物1,000mgまで安全との報告があった。本品の一日摂取目安量を守って摂取する場合は、安全性は高いと考えられる。

◆本品は、食後の血糖値の上昇を緩やかにする機能(α-グルコシダーゼ阻害による機能)を有することから、糖尿病の治療薬に影響することが考えられるが、健康な成人が一日摂取目安量を守って摂取する範囲においては相互作用を引き起こす可能性は低い。また、摂取するうえでの注意事項において「一日摂取目安量を守ってください。糖尿病の薬を服用されている方は、使用前に医師、薬剤師に相談してください。」と明確に注意喚起している。

以上の内容から、本品の安全性は十分であると判断した。

【摂取する上での注意事項】
一日摂取目安量を守ってください。
糖尿病の薬を服用されている方は、使用前に医師、薬剤師に相談してください。

【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
GMP、ISO2200等認証はありません。HACCPに基づいた製造工程をとっております。

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。

【届出者の評価(エビデンス)】
標題:サラシア由来サラシノールの食後血糖値の上昇を抑制する機能に関する研究レビュー

目的:罹患していない者において、サラシア由来サラシノール(以下サラシノール)の食後
血糖値上昇抑制作用を、サラシノールを含まない対照食品(プラセボ)群と比較した臨床試験論文を総合的に評価した研究レビューで明らかにすることを目的としました。

背景:サラシノールは、腸の糖類分解酵素であるα-グルコシダーゼの働きを阻害することが分かっています。サラシア由来サラシノールの食後血糖値の上昇を緩やかにする機能については、サラシア属植物普及協会(以下協会)機能性表示ワーキンググループが2015年3月に作成した研究レビューで評価されていますが、その後新しく実施された臨床試験が報告されたことから、研究レビューを最新の情報をもとに更新する必要がありました。

レビュー対象とした研究の特性:複数のデータベースを用いて、データベース開設あるいは情報搭載時から検索日までを対象とし、2018年7月6日~11日に検索を行いました。予め設定した基準に合った論文は2編あり、いずれも事実を示す可能性が高いとされる研究方法(ランダム化比較試験)でした。採用された論文2編の研究のうち、1件は協会会員企業の出資によるもので、もう1件は協会会員企業が会員となる以前に出資して実施されたものでした。

主な結果:採用された論文2編はいずれも空腹時血糖値が正常域または境界域(126 mg/dL未満)の疾病に罹患していない日本人(18歳未満の者、妊産婦、授乳婦は除く)を対象とした研究で、糖質を含む食事1回あたりサラシノールとして0.03~0.5 mgを摂取したとき、食後血糖値や、食事からの糖の吸収量を示す食後血糖の血中濃度曲線下面積(AUC 0-120 min)がプラセボと比較して減少していました。なお、サラシノールに起因すると考えられる健康被害はありませんでした。

科学的根拠の質:採用された論文2編は、いずれもサラシノールを含む製品の販売企業が主宰した試験であり、真の結果と異なる方向に導かれる要因(バイアス)が生じた可能性があります。また、参加者数が少ない、試験の事前登録がされていない、群分け方法の記載がないなど、バイアスを高めてしまう事項も少しありました。しかし、研究レビューの目的に対して、いずれの研究も肯定的で、一貫した結果が得られており、バイアスも基準以下であったことから、今後の研究によって結果が大きく変更される可能性は低いと考えられます。

めぐりのみかた(日本水産株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品

日本水産株式会社の機能性表示食品,めぐりのみかたのエビデンス(科学的根拠)

日本水産株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【めぐりのみかた】のエビデンス。科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。

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日本水産株式会社

【届出番号】
F1023

【届出日】
2021/03/17

【届出者名】
日本水産株式会社
クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。

【商品名】
めぐりのみかた

【食品の区分】
加工食品(サプリメント形状)

【機能性関与成分名】
EPA

DHA

クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。

【表示しようとする機能性】

本品には、EPA・DHAが含まれます。EPA・DHAには、冷えを感じる環境下で手指などの末梢体温を保つ機能が報告されています。冷えを感じやすい健康な方に適した食品です。

【想定する主な対象者】
冷えを感じやすい健康な方

【安全性の評価方法】
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
本品の機能性関与成分であるエイコサペンタエン酸(EPA)・ドコサヘキサエン酸(DHA)は魚介類、特に青魚に多く含まれるn-3 系多価不飽和脂肪酸(PUFA)です。本品に添加しているEPA・DHA 含有精製魚油も既に1980 年代には日本でサプリメントとして販売されてきており、日本人にとっても25 年以上の食経験がある機能性素材です。
本品と類似するサプリメントである「海の元気EPA・DHA」は1988 年に発売し、直近の10 年間だけでも約7 万人のお客様に約130 万本(120 粒入り換算)を販売いたしましたが、お客様からの問い合わせの中で、本品の喫食に起因する安全性の問題と診断された有害事象はありませんでした。更に、国立研究開発法人医薬基盤・国立健康・栄養研究所、一般社団法人日本健康食品・サプリメント情報センター、欧州食品安全機関が公表する安全性に関する2 次情報の評価より、1 日当たり5g 以下のEPA・DHA の追加補給であれば、健康な方にはEPA・DHA は安全と判断いたしました。
以上の情報を総合して、本品は安心してお召しあがりいただける製品であると判断いたしました。

【摂取する上での注意事項】
一日の摂取目安量をお守りください。多量に摂取することにより、疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。原材料をご参照の上、食物アレルギーのある方はご利用をお控えください。

【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
当社では、品質保証憲章を定め、品質保証基準に基づき生産および品質管理を行っています。本品の製造所である三生医薬株式会社厚原工場は公益財団法人日本健康・栄養食品協会の健康食品GMP の認定を取得しており、本品もそのGMP基準に基づき生産および品質管理を行っています。

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。

【届出者の評価(エビデンス)】
【標題】
 エイコサペンタエン酸(EPA)・ドコサヘキサエン酸(DHA)を用いた健常者における冷えの改善機能に関する研究レビュー

【目的】
 健常人に対して、EPA・DHAを含んだ食品を摂取することにより、冷えを改善する機能がみられるかを評価しました。

【背景】
 冷房機器の普及にともない、オフィスや交通機関など様々な場所において冷気にさらされ、季節を問わず冷えを訴える者が増えつつあります。冷えに対する対応策としては、生活環境の改善や服装の調整、運動、入浴などが報告されていますが、食生活の改善や特定の食品成分の摂取が冷えに与える影響が注目を集めています。その中でも脂肪酸、特にEPA・DHAの摂取は冷えの改善に有益であることが期待されています。

【レビュー対象とした研究の特性】
 疾病に罹患していない健常人を対象として、EPA・DHAの冷えの改善機能に関する有効性評価を行った研究を調査しました。さらに、対象者が日本人のみの場合についても調査しました。

【主な結果】
 データベース検索により、467報の文献が抽出され、あらかじめ決めてあった基準を確認したところ、2報が採用文献となりました。
 冷えに関する指標を調べたところ、2報の文献で「末梢表面温度」、「冷えに関する主観指標」の評価項目がEPA・DHAを摂取した方々で改善したことが報告されていました。なお、日本人のみを対象とした文献の場合にも、冷えに対する機能があると報告されていました。
 以上より、EPA・DHAを1日当たり860mg(EPA:600mg、DHA:260mg)摂取することにより、冷えを感じる環境下で手指などの末梢体温を保つ機能が期待できると判断しました。
 本品はEPA・DHAを1060mg含んでおり、上記のとおり冷えを感じる環境下で手指などの末梢体温を保つ機能が期待できるものと判断しました。

【科学的根拠の質】
 本研究レビューの限界として、英語と日本語の論文のみを対象としたため、他の言語で書かれている文献が調査されておりません。また、定性的レビューのみ実施し、メタアナリシス(複数の研究の結果を統合する統計解析)による検証がされていないことが挙げられます。しかしながら、複数の研究報告で手指などの末梢体温を保つ機能が支持されていることから、科学的根拠は十分であると判断しました。

ひざ楽コラーゲン(森永製菓株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品

森永製菓株式会社の機能性表示食品,ひざ楽コラーゲンのエビデンス(科学的根拠)

森永製菓株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【ひざ楽コラーゲン】のエビデンス。科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。

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森永製菓株式会社

【届出番号】
F1022

【届出日】
2021/03/15

【届出者名】
森永製菓株式会社
クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。

【商品名】
ひざ楽コラーゲン

【食品の区分】
加工食品(その他)

【機能性関与成分名】
サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン

サケ鼻軟骨由来非変性Ⅱ型コラーゲン

クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。

【表示しようとする機能性】

本品にはサケ鼻軟骨由来「プロテオグリカン」「非変性Ⅱ型コラーゲン」が含まれます。これらの成分には、日常生活におけるひざの動き(ひざの曲げ伸ばし、立つ、歩く、座る、階段の昇り降り等)の改善をサポートすることが報告されています。本品はひざ関節が気になる方に適した食品です。

【想定する主な対象者】
ひざ関節に違和感のある健常な中高年

【安全性の評価方法】
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。
安全性試験の実施により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
・当該製品に使用されている機能性関与成分を含む原材料は日本薬品株式会社により製造され、2015年12月~2018年11月までに3.5トン販売されているが、重篤な副作用の報告はない。
・当該製品に使用されている機能性関与成分を含む原材料を被験品として、毒性、遺伝子突然変異誘発性の有無を調べるため、細菌を用いた復帰突然変異試験、ラットを用いた単回経口投与毒性試験、ラットを用いた反復投与経口毒性試験を実施したところ、何れの試験においても有害性は確認されなかった。
・当該製品の同等品(サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン・サケ鼻軟骨由来非変性Ⅱ型コラーゲン各々16 mg/日)を被験品とし、12週間摂取させたヒト臨床試験において、体重、BMI、バイタルサイン、血液検査、尿検査の結果、重篤な有害事象は発生しなかった。
・当該製品の同等品(サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン・サケ鼻軟骨由来非変性Ⅱ型コラーゲン各々16 mg/日)を被験品とした5倍量の過剰摂取試験において、問診、体重、BMI、バイタルサイン、血液検査、尿検査、自覚症状、他覚症状の評価結果に、臨床上問題となる影響は確認されなかった。

以上より当該製品は健常者が適切に経口摂取する場合、安全であると考えられる。

【摂取する上での注意事項】
本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。一日摂取目安量を守って、摂取量が多くならないようご注意ください。

【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
当該製品は、FSSC22000認証を取得した国内工場で製造している。

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。

【届出者の評価(エビデンス)】
標題:サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン、サケ鼻軟骨由来非変性Ⅱ型コラーゲン摂取の関節への機能性に関する研究レビュー
目的・背景:プロテオグリカン又は非変性Ⅱ型コラーゲンを含む食品の関節機能への有効性に関する研究は多く報告されている。しかし、その両方を含む食品に関する定性的又は定量的研究レビューの報告はなかった。そこで、本研究レビューでは特にサケ鼻軟骨由来の当該2成分を同時に含む食品について「対象者:健康な成人(栄養学的観点)、介入:サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン及びサケ鼻軟骨由来非変性Ⅱ型コラーゲンを有効成分とする食品の経口摂取、比較:プラセボ食品の経口摂取、アウトカム:関節機能に対する有効性、研究デザイン:ランダム化比較試験(RCT)」を設定し、その有効性を検証することを目的とした。
レビュー対象とした研究の特性:検索日である2018年12月10日以前にデータベースに公開された国内外の健康な成人男女を対象にしたランダム化比較試験を検索し、疾病と診断されない範囲で膝に痛み・違和感がある日本人男女を対象とした論文1報が得られた。当該論文にかかる研究費用は原料供給者が提供し、論文の著者にその関係者が含まれているが、試験は第三者機関で適切に実施されていた。
主な結果:学術的に確立された膝に関する4つの評価(医師又はアンケートによる評価)が行われ、サケ鼻軟骨由来プロテオグリカンおよびサケ鼻軟骨由来非変性Ⅱ型コラーゲンを含むサケ鼻軟骨抽出物40 mg/日を摂取した群が、プラセボ食品を摂取した群と比較して大半の項目で有意な改善又は改善傾向を示した。また、膝関節の曲げ伸ばしを伴う動きで多くの改善が確認された。
科学的根拠の質:研究の限界(不十分な点)として「被験者が限定的(40歳以上70歳未満の膝関節に痛み・違和感のある男女)」、「評価の多重性(類似項目の繰返し評価)が考慮されていない」、「評価項目が本来健常者を対象とした方法では無い」、「対象部位が膝関節のみである」、「副次アウトカムの結果に信頼区間の広がりが見られる」、「採用文献が1報しか存在しない為、結果に一貫性があるか評価できない及び否定的な結果が公表されていない可能性が否定できない」があるが、結論に影響する大きな問題はないと判断した。以上より、当該機能性に関する科学的根拠の質は十分であると判断した。ただし、以上の限界も存在することから今後より質の高い研究結果が報告されることが望まれる。

メモリービフィズス認知機能対策ヨーグルトドリンクタイプ(森永乳業株式会社) の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品

森永乳業株式会社の機能性表示食品,メモリービフィズス認知機能対策ヨーグルト ドリンクタイプのエビデンス(科学的根拠)

森永乳業株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【メモリービフィズス認知機能対策ヨーグルト ドリンクタイプ】のエビデンス。科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。

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機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。
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機能性表示食品まとめ一覧

森永乳業株式会社

【届出番号】
F1021

【届出日】
2021/03/12

【届出者名】
森永乳業株式会社
クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。

【商品名】
メモリービフィズス認知機能対策ヨーグルト ドリンクタイプ

【食品の区分】
加工食品(その他)

【機能性関与成分名】
ビフィズス菌MCC1274(B. breve)
クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。

【表示しようとする機能性】

本品に含まれるビフィズス菌MCC1274(B. breve)は、健常な中高年の方の加齢に伴い低下する認知機能の一部である記憶力、空間認識力を維持する働きが報告されています。
※記憶力とは、日常生活で見たり聞いたりした単語、図形、物語を記憶し、思い出す力のことです。

【想定する主な対象者】
中高年の健常者(MCIの方を含む)

【安全性の評価方法】
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
公的機関の欧州食品安全機関(EFSA)が公表している特定微生物の安全性推定(QPS)には、ビフィズス菌ブレーベ種(Bifidobacterium breve)は、ヨーグルト等の乳製品で長い食経験の歴史を有しており、これまでに安全上の懸念が報告されていない菌種であることが記載されています。本品の機能性関与成分であるビフィズス菌MCC1274(B. breve)は、ビフィズス菌ブレーベ種に属しており、QPSにおいて安全上の懸念がない菌種とされていることから、安全性は高いと評価しました。さらに、PubMedより4報の1次情報が抽出され、いずれの臨床試験においても有害事象は発生しなかった旨が記載されていました。また、機能性関与成分ビフィズス菌MCC1274(B. breve)について、医薬品との相互作用によって健康被害が生じる可能性は低いと評価しました。したがって、本品「メモリービフィズス認知機能対策ヨーグルト ドリンクタイプ」は安全であると評価しました。

【摂取する上での注意事項】
本品は多量に摂取することにより、疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。

【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
本製品の製造工場は、FSSC22000認証(認証番号;FSSC 696253)を取得しており、準拠した製造および品質管理体制を実施しています。

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。

【届出者の評価(エビデンス)】
【標題】
ビフィズス菌MCC1274(B. breve)摂取による認知機能改善効果に関する研究レビュー
【目的】
中高年の健常者(MCIの方を含む)がビフィズス菌MCC1274(B. breve)を摂取した際、プラセボ食品を摂取した場合と比較して、認知機能に与える影響を明らかにするため、研究レビューを実施しました。
【背景】
高齢化社会である日本において、中高年の方の加齢に伴う認知機能の低下は大きな社会問題です。軽度認知障害(MCI)とは認知症ではありませんが、軽度な認知機能の低下を有する状態を意味し、物忘れが目立ちます。ビフィズス菌MCC1274(B. breve)はヒト乳児由来のビフィズス菌で、脳内の炎症を抑制し、認知機能を改善させる事が基礎研究で報告されています。そのため、中高年の健常者に対してもビフィズス菌MCC1274(B. breve)の摂取が認知機能を改善する可能性が考えられるため、研究レビューを実施しました。
【レビュー対象とした研究の特性】
中高年の健常者(40歳以上)を対象に、ビフィズス菌MCC1274(B. breve)の摂取が認知機能に与える影響を検証した文献を検索しました。検索日(2021年2月18日)以前に公開された英語論文と日本語論文を6つのデータベースから検索し、プラセボ対照ランダム化二重盲検並行群間比較試験を報告した1報が最終的に採用されました。当該文献は、森永乳業株式会社が臨床試験を外部委託し、提出された試験結果報告書に基づいて同社社員が執筆していました。
【主な結果】
採用された研究では、日本国籍を持つ健常な50~79歳の方にビフィズス菌MCC1274(B. breve)を摂取させた所、複合的な認知機能が向上しました。特に、即時記憶、遅延記憶、視空間構成の3領域において認知機能が向上しました。ビフィズス菌MCC1274(B. breve)の一日あたりの摂取目安量は、200億個と考えられました。また、試験食品に起因する有害事象はありませんでした。
【科学的根拠の質】
本研究レビューでは1報しか抽出されなかったため、非一貫性ならびにその他バイアス(出版バイアス等)が評価できませんでした。さらに、被験者数も多くないことから、今後の研究が本研究レビューに影響を与える可能性が考えられます。しかし、採用した研究がRCTであり、複数の認知機能検査ならびに複数の検査項目で認知機能の改善が確認できている事から、本品の表示しようとする機能性の科学的根拠は妥当だと判断しました。

メモリービフィズス認知機能対策ヨーグルト(森永乳業株式会社) の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品

森永乳業株式会社の機能性表示食品,メモリービフィズス認知機能対策ヨーグルトのエビデンス(科学的根拠)

森永乳業株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【メモリービフィズス認知機能対策ヨーグルト】のエビデンス。科学的な根拠に基づいています。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。

動画で見る機能性表示食品と成分の解説一覧(動画)

機能性表示食品制度が始まってから届出た商品の一覧を紹介しています。
会社別・年度別にまとめてありますので、ご利用ください。

機能性表示食品まとめ一覧

森永乳業株式会社

【届出番号】
F1020

【届出日】
2021/03/12

【届出者名】
森永乳業株式会社
クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。

【商品名】
メモリービフィズス認知機能対策ヨーグルト

【食品の区分】
加工食品(その他)

【機能性関与成分名】
ビフィズス菌MCC1274(B. breve)
クリックすると楽天市場の検索結果が表示されます。

【表示しようとする機能性】

本品に含まれるビフィズス菌MCC1274(B. breve)は、健常な中高年の方の加齢に伴い低下する認知機能のうち、記憶力を維持する働きが報告されています。
※記憶力とは、日常生活で見たり聞いたりした単語、図形、物語を記憶し、思い出す力のことです。

【想定する主な対象者】
中高年の健常者(MCIの方を含む)

【安全性の評価方法】
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
公的機関の欧州食品安全機関(EFSA)が公表している特定微生物の安全性推定(QPS)には、ビフィズス菌ブレーベ種(Bifidobacterium breve)は、ヨーグルト等の乳製品で長い食経験の歴史を有しており、これまでに安全上の懸念が報告されていない菌種であることが記載されています。本品の機能性関与成分であるビフィズス菌MCC1274(B. breve)は、ビフィズス菌ブレーベ種に属しており、QPSにおいて安全上の懸念がない菌種とされていることから、安全性は高いと評価しました。さらに、PubMedより4報の1次情報が抽出され、いずれの臨床試験においても有害事象は発生しなかった旨が記載されていました。また、機能性関与成分ビフィズス菌MCC1274(B. breve)について、医薬品との相互作用によって健康被害が生じる可能性は低いと評価しました。したがって、本品「メモリービフィズス認知機能対策ヨーグルト」は安全であると評価しました。

【摂取する上での注意事項】
本品は多量に摂取することにより、疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。

【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
本製品の製造工場は、FSSC22000認証(認証番号;FSSC 696253)を取得しており、準拠した製造および品質管理体制を実施しています。

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。

【届出者の評価(エビデンス)】
【標題】
ビフィズス菌MCC1274(B. breve)摂取による認知機能改善効果に関する研究レビュー
【目的】
中高年の健常者(MCIの方を含む)がビフィズス菌MCC1274(B. breve)を摂取した際、プラセボ食品を摂取した場合と比較して、認知機能に与える影響を明らかにするため、研究レビューを実施しました。
【背景】
高齢化社会である日本において、中高年の方の加齢に伴う認知機能の低下は大きな社会問題です。軽度認知障害(MCI)とは認知症ではありませんが、軽度な認知機能の低下を有する状態を意味し、物忘れが目立ちます。ビフィズス菌MCC1274(B. breve)はヒト乳児由来のビフィズス菌で、脳内の炎症を抑制し、認知機能を改善させる事が基礎研究で報告されています。そのため、中高年の健常者に対してもビフィズス菌MCC1274(B. breve)の摂取が認知機能を改善する可能性が考えられるため、研究レビューを実施しました。
【レビュー対象とした研究の特性】
中高年の健常者(40歳以上)を対象に、ビフィズス菌MCC1274(B. breve)の摂取が認知機能に与える影響を検証した文献を検索しました。検索日(2021年2月18日)以前に公開された英語論文と日本語論文を6つのデータベースから検索し、プラセボ対照ランダム化二重盲検並行群間比較試験を報告した1報が最終的に採用されました。当該文献は、森永乳業株式会社が臨床試験を外部委託し、提出された試験結果報告書に基づいて同社社員が執筆していました。
【主な結果】
採用された研究では、日本国籍を持つ健常な50~79歳の方にビフィズス菌MCC1274(B. breve)を摂取させた所、複合的な認知機能が向上しました。特に、即時記憶、遅延記憶、視空間構成の3領域において認知機能が向上しました。ビフィズス菌MCC1274(B. breve)の一日あたりの摂取目安量は、200億個と考えられました。また、試験食品に起因する有害事象はありませんでした。
【科学的根拠の質】
本研究レビューでは1報しか抽出されなかったため、非一貫性ならびにその他バイアス(出版バイアス等)が評価できませんでした。さらに、被験者数も多くないことから、今後の研究が本研究レビューに影響を与える可能性が考えられます。しかし、採用した研究がRCTであり、複数の認知機能検査ならびに複数の検査項目で認知機能の改善が確認できている事から、本品の表示しようとする機能性の科学的根拠は妥当だと判断しました。