2018年7月7日土曜日

グルコケア 粉末スティック濃い茶(大正製薬株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


大正製薬株式会社(法人番号:4013301006867)が消費者庁に届出た機能性表示食品【グルコケア 粉末スティック 濃い茶】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。

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【届出番号】
D20
【届出日】
2018/05/16
【届出者名】
大正製薬株式会社
大正製薬株式会社の商品一覧楽天市場
【商品名】
グルコケア 粉末スティック 濃い茶
グルコケア 粉末スティック 濃い茶楽天市場
【食品の区分】
加工食品(その他)
【機能性関与成分名】
難消化性デキストリン(食物繊維)
難消化性デキストリンを含む商品一覧楽天市場

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【表示しようとする機能性】
本品には難消化性デキストリン(食物繊維)が含まれています。難消化性デキストリン(食物繊維)には、糖の吸収を抑え、食後血糖値の上昇を抑制する機能があることが報告されています。食後血糖値が気になる方に適した食品です。
【想定する主な対象者】
食後血糖値が気になる方(健康な成人であれば年齢、性別を問わないが、疾病に罹患している者、妊産婦(妊娠を計画している者を含む。)及び授乳婦を除く。)
【安全性の評価方法】
喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
以下の情報に基づき、本品(一日摂取目安量当たりの難消化性デキストリン(食物繊維として)13.2g含有(1回摂取目安量当たりの難消化性デキストリン(食物繊維として)4.4g含有、1日3回摂取))は安全であると判断した。

本品と同一組成の食品(1回摂取目安量当たりの難消化性デキストリン(食物繊維として)4.4g含有、1日3回摂取)が2015年4月以降に、2年間以上の期間で600万食分以上販売され、本品が原因と判断できる重大な健康被害が発生していないことを確認している。
一方で、既存のデータベースを検索した結果、医薬品との相互作用に関する報告は確認されなかった。
【摂取する上での注意事項】
本品を多量に摂取することがないように注意喚起するため、商品パッケージに「多量に摂取することにより、より健康が増進するものではありません。一日摂取目安量を守ってください。摂り過ぎあるいは体質・体調によりおなかがゆるくなることがあります。」と記載する。

【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
本品の製造所である株式会社AFC-HDアムスライフサイエンス本社工場及び株式会社AFC-HDアムスライフサイエンス国吉田工場は公益財団法人日本健康・栄養食品協会の健康食品GMP認定を、松谷化学工業株式会社は一般財団法人日本科学技術連盟のFSSC22000を取得しており、当該基準に準拠して生産・製造及び品質管理を行っている。
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】
ア 標題
難消化性デキストリンの摂取による食後血糖値上昇抑制作用に関する研究レビュー

イ 目的
健常成人において、食事と共に難消化性デキストリンを摂取すると、プラセボ摂取時と比較して、食後血糖値の上昇を抑制するか検証することを目的とした。

ウ 背景
食事と共に難消化性デキストリンを摂取すると、食後血糖値の上昇を抑制するとの報告があり、そのヒト試験結果を総合的に評価するため、研究レビューを実施した。

エ レビュー対象とした研究の特性
日本語または英語のデータベースを用いて文献検索を行なった。対象期間はデータベースの収録開始から検索日までとした(検索日:2014年12月25日、2015年1月5日)。健常成人(境界域血糖値の者を含む)を対象とした研究のうち、ランダム化比較試験が実施された文献43報を抽出し、評価を行なった。

オ 主な結果
文献43報における難消化性デキストリン(食物繊維として)の1回あたりの摂取量は4 g~16 gであった。難消化性デキストリンを摂取した際の「食後血糖値(30分)」、「食後血糖値(60分)」、「食事直後~120分までの血糖値の濃度曲線下面積(濃度変化を表したグラフより下の領域の面積)」を評価した。3項目いずれも、難消化性デキストリンを食事と共に摂取することにより食後血糖値を有意に低下させた。

カ 科学的根拠の質
本研究レビューは十分な数の論文を元に行なっており、各種のバイアスリスクも高くないことから、エビデンスの強さも十分な根拠があると判断した。一方で研究の限界として、今後の研究によっては、システマティックレビューの結果が変わる可能性がある。また、食事療法だけでなく、運動療法、その他生活習慣などとの交絡因子の影響についてもさらなる研究が必要であるが、現時点において科学的根拠の質は十分であると考えられた。
(構造化抄録)


機能性表示食品は、平成27年度から始まった制度です。

グルコケア粉末スティック(大正製薬株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


大正製薬株式会社(法人番号:4013301006867)が消費者庁に届出た機能性表示食品【グルコケア 粉末スティック】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。

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【届出番号】
D19
【届出日】
2018/05/16
【届出者名】
大正製薬株式会社
大正製薬株式会社の商品一覧楽天市場
【商品名】
グルコケア 粉末スティック
グルコケア 粉末スティック楽天市場
【食品の区分】
加工食品(その他)
【機能性関与成分名】
難消化性デキストリン(食物繊維)
難消化性デキストリンを含む商品一覧楽天市場

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【表示しようとする機能性】
本品には難消化性デキストリン(食物繊維)が含まれています。難消化性デキストリン(食物繊維)には、糖の吸収を抑え、食後血糖値の上昇を抑制する機能があることが報告されています。食後血糖値が気になる方に適した食品です。
【想定する主な対象者】
食後血糖値が気になる方(健康な成人であれば年齢、性別を問わないが、疾病に罹患している者、妊産婦(妊娠を計画している者を含む。)及び授乳婦を除く。)
【安全性の評価方法】
喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
以下の情報に基づき、本品(一日摂取目安量当たりの難消化性デキストリン(食物繊維として)13.2g含有(1回摂取目安量当たりの難消化性デキストリン(食物繊維として)4.4g含有、1日3回摂取))は安全であると判断した。

本品と同量の機能性関与成分を含む類似食品(1回摂取目安量当たりの難消化性デキストリン(食物繊維として)4.4g含有、1日3回摂取)が2015年4月以降に、2年間以上の期間で600万食分以上販売され、当該類似食品が原因と判断できる重大な健康被害が発生していないことを確認している。
一方で、既存のデータベースを検索した結果、医薬品との相互作用に関する報告は確認されなかった。
【摂取する上での注意事項】
本品を多量に摂取することがないように注意喚起するため、商品パッケージに「多量に摂取することにより、より健康が増進するものではありません。一日摂取目安量を守ってください。摂り過ぎあるいは体質・体調によりおなかがゆるくなることがあります。」と記載する。

【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
本品の製造所である株式会社AFC-HDアムスライフサイエンス本社工場及び株式会社AFC-HDアムスライフサイエンス国吉田工場は公益財団法人日本健康・栄養食品協会の健康食品GMP認定を、日研フード株式会社は一般社団法人日本能率協会審査登録センターのFSSC22000を取得しており、当該基準に準拠して生産・製造及び品質管理を行っている。
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】
ア 標題
難消化性デキストリンの摂取による食後血糖値上昇抑制作用に関する研究レビュー

イ 目的
健常成人において、食事と共に難消化性デキストリンを摂取すると、プラセボ摂取時と比較して、食後血糖値の上昇を抑制するか検証することを目的とした。

ウ 背景
食事と共に難消化性デキストリンを摂取すると、食後血糖値の上昇を抑制するとの報告があり、そのヒト試験結果を総合的に評価するため、研究レビューを実施した。

エ レビュー対象とした研究の特性
日本語または英語のデータベースを用いて文献検索を行なった。対象期間はデータベースの収録開始から検索日までとした(検索日:2014年12月25日、2015年1月5日)。健常成人(境界域血糖値の者を含む)を対象とした研究のうち、ランダム化比較試験が実施された文献43報を抽出し、評価を行なった。

オ 主な結果
文献43報における難消化性デキストリン(食物繊維として)の1回あたりの摂取量は4 g~16 gであった。難消化性デキストリンを摂取した際の「食後血糖値(30分)」、「食後血糖値(60分)」、「食事直後~120分までの血糖値の濃度曲線下面積(濃度変化を表したグラフより下の領域の面積)」を評価した。3項目いずれも、難消化性デキストリンを食事と共に摂取することにより食後血糖値を有意に低下させた。

カ 科学的根拠の質
本研究レビューは十分な数の論文を元に行なっており、各種のバイアスリスクも高くないことから、エビデンスの強さも十分な根拠があると判断した。一方で研究の限界として、今後の研究によっては、システマティックレビューの結果が変わる可能性がある。また、食事療法だけでなく、運動療法、その他生活習慣などとの交絡因子の影響についてもさらなる研究が必要であるが、現時点において科学的根拠の質は十分であると考えられた。
(構造化抄録)


機能性表示食品は、平成27年度から始まった制度です。

ギャバセレクト(カゴメ株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


カゴメ株式会社(法人番号:2180001035109)が消費者庁に届出た機能性表示食品【GABA Select(ギャバセレクト)】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。

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【届出番号】
D18
【届出日】
2018/05/11
【届出者名】
カゴメ株式会社
カゴメ株式会社の商品一覧楽天市場
【商品名】
GABA Select(ギャバセレクト)
GABA Select楽天市場
【食品の区分】
生鮮食品
【機能性関与成分名】
GABA
GABAを含む商品一覧楽天市場

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【表示しようとする機能性】
本品にはGABAが含まれます。GABAには血圧が高めの方の血圧を下げる機能があることが報告されています。
【想定する主な対象者】
血圧が高めの方
【安全性の評価方法】
喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
トマトは、海外においては16世紀頃から一般的に食されているとの記載が古文書にあり、また18世紀になるとレシピに様々なトマト料理が記載されるようになった。さらに、ヨーロッパではトマトは18世紀中頃になって食用となったこと、日本においては食用としての栽培は明治初年以降であり、広く消費されるようになったのは20世紀中頃からということが知られている。いずれにしてもトマトは海外では数百年、国内においても100年を超える食経験があるものと考えられる。
トマトは世界各国で生産され消費されている。国際連合食糧農業機関(FAO)のデータによると、2013年の世界のトマト生産量は約16,233万トンであり、野菜の中で最も生産量が多い。消費においては、世界の平均で1人当たり年間約20 kg、最も消費量の多い国では1人当たり年間約100 kgのトマトを消費しており、日本での1人当たりの年間消費量は10.06 kgとなっている。農林水産省の野菜生産出荷統計では、平成28年の国内でのトマトの収穫量は74万3,200トン、出荷量は67万200トンとなっている。また総務省の統計では、2016年の一世帯当たりの年間消費量は11.96 kgで、量の多寡はあるもののトマトはすべての都道府県で消費されている。
以上のように、トマトは様々な地域であらゆる世代・性別の方々に食されているが、安全性を懸念するような報告はないことから、トマトは十分な喫食実績を有し、その安全性に問題は無いと判断する。
【摂取する上での注意事項】
多量に摂取することにより、疾病が治癒したり、より健康が増進できるものではありません。

【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
生産、選別、出荷を行う四万十みはら菜園では、異物混入(付着)の防止、明るさ管理、埃侵入防止、不衛生物の放置禁止、コンテナや選果機の衛生保持、作業用手袋の着用等の衛生管理項目をチェックシートにし、定期的な改善活動を実施している。
【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。
【届出者の評価】
【標題】
 「GABA Select(ギャバセレクト)」に含まれる機能性関与成分「GABA」による血圧低下作用に関するメタ分析を含むシステマティックレビュー(*1)
【目的】
 食品に含まれるGABAに、血圧を低下させる作用があるかを検証することを目的としました。
【背景】
 現在、高血圧症、糖尿病、脂質異常症の患者は増加しており、19,400千人が、メタボリックシンドロームが強く疑われる者または予備軍と考えられています。このような疾患や症状に対して、その発症自体を予防すること、すなわち一次予防の重要性が注目されるようになっています。
 GABAは野菜や果実、発酵食品などに多く含まれるアミノ酸の一種で、血圧低下作用を示すことが報告されています。届出者は、GABAを含む食品の摂取に血圧低下作用があるかを検証し、その結果をお客様へお伝えすることがお客様の健康増進のために大切であると考えました。
【レビュー対象とした研究の特性】
 ヒトの血圧に対するGABAの作用が記載されている研究論文について、バイアスを避けながら、血圧低下作用の有無や程度を深く、詳しく評価しました。対象者は疾病に罹患していない方(未成年者、妊産婦及び授乳婦を除く)としました。但し、血圧に関しては、血圧が正常の方(正常血圧者)、血圧が高めの方(正常高値血圧者)に加えて、軽症者(I度高血圧者)も対象としました(*2)。このような方に対して、GABAを含む食品の摂取が、GABAを含まない食品の摂取と比較して、収縮期血圧(SBP)および拡張期血圧(DBP)の低下作用を示すかを検証しました。また、論文として報告されている研究の妥当性と信頼性を評価しました。
【主な結果】
調査によって18編の研究論文が抽出されました。このうち12編の研究論文には、統計学的な解析方法であるメタ分析に使用出来ない明確な理由があったため、残りの6編の研究論文に示された結果についてメタ分析を行いました。その結果、1日あたり12.3 mgのGABAを12週間摂取することは、正常血圧者の血圧には影響を与えず、正常高値血圧者とI度高血圧者に対して血圧を低下させる作用があることが明らかとなりました。また、軽症者(I度高血圧者)を除いて解析したところ、血圧が高めの方(正常高値血圧者)のみでも同様に血圧を低下させる作用があることが明らかとなりました。
【科学的根拠の質】
 全体を通して、解析に使用した研究は概ね信頼できるものでした。複数の論文から得られた結果の違いは小さく、GABAの血圧低下作用に関する情報には一貫性があると考えました。但し本調査には、対象となった個々の研究論文において、参加者の選定時にバイアスがなかったかどうかを厳密には評価できない、等の研究の限界もあります。

(*1)システマティックレビューとは、研究論文にくまなくあたり、偏りを限りなく除きながら質の高い研究データを収集し、それらを評価、分析する調査のことです。
(*2)正常血圧者はSBPが130 mmHg未満かつDBPが85 mmHg未満の方、正常高値血圧者はSBPが130~139 mmHg又はDBPが85~89 mmHgの方、I度高血圧者はSBPが140~159 mmHg又はDBPが90~99 mmHgの方のことです。


機能性表示食品は、平成27年度から始まった制度です。

クルクミン&ビサクロンドリンク(ハウスウェルネスフーズ株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


ハウスウェルネスフーズ株式会社(法人番号:5140001080460)が消費者庁に届出た機能性表示食品【クルクミン&ビサクロン ドリンク】の届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。

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【届出番号】
D17
【届出日】
2018/05/11
【届出者名】
ハウスウェルネスフーズ株式会社
ハウスウェルネスフーズ株式会社の商品一覧楽天市場
【商品名】
クルクミン&ビサクロン ドリンク
クルクミン&ビサクロン ドリンク楽天市場
【食品の区分】
加工食品(その他)
【機能性関与成分名】
クルクミン、ビサクロン
クルクミンを含む商品一覧

ビサクロンを含む商品一覧
楽天市場

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【表示しようとする機能性】
本品にはクルクミンとビサクロンが含まれており、健康な人の肝機能を評価する指標である酵素値の一部の改善に役立つ機能があります。なお、本品は肝機能を評価する指標である酵素値の異常の値を改善するものではありません。これらの値が異常を示した場合は医療機関の受診をお勧めします。
【想定する主な対象者】
肝機能を評価する指標である酵素値が気になる方
【安全性の評価方法】
安全性試験の実施により、十分な安全性を確認している。
【安全性に関する届出者の評価】
1.食経験
ビサクロン及びクルクミンは、ウコンに含まれる成分であり、国民食として親しまれるカレーにも含まれています。
2.既存情報の調査
クルクミンはJECFAによりADI(1日摂取許容量)が体重1kg当たり3mgと設定されています。ビサクロンは、情報が不十分かつクルクミンと同時に摂取した場合の安全性を確認する必要があると判断しました。
3.安全性試験
【臨床試験】日本人の健常成人男女32名に、本届出食品(ビサクロン400μg、クルクミン30mg)を1日1本(100mL)、12週間連続摂取してもらい、安全性に問題がないことを確認しました。さらに、日本人の健常成人男女22名に、製造直後の本届出食品(ビサクロン913μg、クルクミン36mg)を1日3本(300mL)、4週間連続摂取してもらい、安全性に問題がないことを確認しました。
4.医薬品との相互作用等
疾病を持つ方や医薬品を服用中の方では健康食品の摂取により健康上の問題を生じる可能性があることが報告されています。しかし本届出食品は、健常者を対象としたものです。表示しようとする機能性を「健康な人の肝機能を評価する指標である酵素値の一部の改善に役立つ機能があります。」と限定し、「なお、本品は肝機能を評価する指標である酵素値の異常の値を改善するものではありません。これらの値が異常を示した場合は医療機関の受診をお勧めします。」としました。特にウイルス性肝炎の方や消化器系疾患の方が摂取するリスクを減らすため、【摂取上の注意】に注意喚起の文章を記載しました。これらの表示により想定される対象者以外が本届出食品を使用することの未然防止を行います。なお、「肝機能を評価する指標である酵素値」とは健診で測定できるGOT・GPTを指し、「酵素値の異常の値」とは公益財団法人日本人間ドック学会「検査表の見方」(http://www.ningen-dock.jp/public/method#blood)に記載された「基準範囲(GOTおよびGPT:30U/L以下)」「要注意(GOTまたはGPT:31~50U/L)」「異常(GOTまたはGPT:51U/L以上)」のうち、「異常」をいいます。
5.機能性関与成分同士の相互作用
相互作用を理由とする有害事象は報告されていません。 

以上の結果から、本届出食品の安全性には問題がないと判断しました。
【摂取する上での注意事項】
本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。一日摂取目安量を守ってください。
ウイルス性肝炎の方や肝機能を評価する指標である酵素値が異常の値を示した方は医療機関の診断を受け、医師にご相談ください。
消化器系の疾患に罹患している方は医師にご相談ください。

【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
本届出食品は、食品製造の国際的な安全管理基準であるFSSC22000の認証工場にて製造しています。
【機能性の評価方法】
最終製品を用いた臨床試験(人を対象とした試験)により、機能性を評価している。
【届出者の評価】
ア 標題
ビサクロンを含む秋ウコンエキスとクルクミンが健常者の肝機能酵素値に及ぼす影響
イ 目的
ビサクロンを含む秋ウコンエキスとクルクミンの摂取が、健常者の肝機能酵素値に及ぼす影響を検証しました。
ウ 背景
ビサクロンを含む秋ウコンエキスとクルクミンは抗炎症作用と抗酸化作用を有しますが、ヒトの肝機能に対する影響についてはほとんど知見がありませんでした。
エ 方法
年齢が20歳以上65歳未満、BMIが24kg/㎡以上30kg/㎡未満、肝機能酵素であるGOT(別称:AST)とGPT(別称:ALT)が51U/L未満の健常成人男女64名を対象として二重盲検無作為化比較試験を実施しました。被験者は32名ずつ試験群と対照群に割り付けられ、秋ウコンエキス(ビサクロンとして400μg)とクルクミン30mgを含有する飲料あるいはプラセボ飲料を1日1本、12週間摂取しました。本試験の費用は届出者が負担しました。
オ 主な結果
試験期間中、対照群と試験群でそれぞれ2名が脱落し、各群30名が試験を完了しました。試験群で2名が解析対象から除外され、対照群30名、試験群28名を解析対象者としました。肝機能酵素GOT、GPT、γ-GTPは、試験期間を通じ、2群間に有意な差は認められませんでした。しかし、試験期間中にBMIが大きく変動した被験者を除外した場合、肝機能酵素が健診で基準範囲および要注意とされる被験者(対照群19名、試験群19名)において、対照群と比較して試験群でGOTの有意な減少とGPTの減少傾向が認められました。さらに、肝機能酵素が健診で要注意とされる被験者(対照群10名、試験群8名)において、対照群と比較して試験群でGOT及びGPTの有意な減少が認められました。以上より、ビサクロンを含む秋ウコンエキスとクルクミンの摂取は、肝機能を評価する指標である酵素値が気になる方の、酵素値の一部を改善させることが実証されました。
カ 科学的根拠の質
研究の限界として解析に付した人数がやや少ないことが挙げられます。しかし本試験は、第三者に委託して二重盲検法を用い査読付き学術誌に報告されていることから、機能性の科学的根拠の質は高いと判断します。


機能性表示食品は、平成27年度から始まった制度です。