2020年3月25日水曜日

ミネルヴァ青魚の恵みDHA&EPA(京都薬品ヘルスケア株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


京都薬品ヘルスケア株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品ミネルヴァ青魚の恵みDHA&EPA(ディーエイチエーアンドイーピーエー)の機能性に関する届出者の評価(エビデンス)情報


京都薬品ヘルスケア株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品ミネルヴァ青魚の恵みDHA&EPA(ディーエイチエーアンドイーピーエー)のエビデンス。
届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。

#1 ミネルヴァ青魚の恵みDHA&EPAの表示しようとする機能性

#2 ミネルヴァ青魚の恵みDHA&EPAをおすすめする対象者

#3 ミネルヴァ青魚の恵みDHA&EPAを摂取する上での注意事項

#4 ミネルヴァ青魚の恵みDHA&EPAの生産・製造や品質管理の情報(メーカー情報)

#5 ミネルヴァ青魚の恵みDHA&EPAのエビデンス(科学的根拠)


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京都薬品ヘルスケア株式会社
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【届出番号】

E734

【届出日】

2020/03/03

【届出者名】

京都薬品ヘルスケア株式会社
(8130001023384)
楽天市場
京都薬品ヘルスケア株式会社

【商品名】

ミネルヴァ青魚の恵みDHA&EPA(ディーエイチエーアンドイーピーエー)


【食品の区分】

加工食品(サプリメント形状)

【機能性関与成分名】
DHA、EPA
楽天市場
DHA

EPA


【表示しようとする機能性】

本品にはDHAとEPAが含まれます。

DHAには、中高年の方の加齢に伴い低下する、認知機能の一部である記憶力、判断力をサポートすることが報告されています。(記憶力:数字に関する情報を記憶し、思い出す力。判断力:数字や文字の情報を認識し、次の行動にうつす力。)

DHAとEPAには血中の中性脂肪を低下させる機能があることが報告されています。


【想定する主な対象者】

健常な中高年男女


【安全性の評価方法】

既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。


【安全性に関する届出者の評価】

米国FDAの限定的健康表示規格において、サプリメントからの摂取はDHAとEPAを合わせて1日2gを超えないようにとされているが、本製品の1日摂取目安量はDHA 500㎎/日、EPA 20㎎/日、DHAとEPAの総量 520㎎/日であり、適切に摂取していただければ安全性に問題がないと評価できる。


【摂取する上での注意事項】

食物アレルギーのある方は、原材料をお確かめの上お召し上がりください。

抗凝固薬、抗血小板薬、血圧降下剤を服用中の方は、医師又は薬剤師にご相談ください。

1日摂取目安量をこえて摂取しないでください。


【生産・製造・品質管理に関する基本情報】

健康補助食品GMP認定工場にて製造

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。

【届出者の評価(エビデンス)】


<認知機能サポート>
ア)標題
 DHAの認知機能(記憶及び判断)に関する機能性評価
イ)目的
「疾病に罹患していない成人に(P)」、「DHAを摂取させることは(I)」、「プラセボ摂取、もしくはDHAの介入なしと比較し(C)」、「認知機能に対する有用性が認められるか(O)。」について、研究レビューを実施した。
ウ)背景
DHAは脳内に多量に存在することが知られており、認知機能に関する様々な研究が報告されている。そこで、認知機能の記憶と判断に関するDHAの機能性について評価することにより、機能性表示食品へ応用できる可能性を考え、研究レビューを実施した。
エ)レビュー対象とした研究の特性
検索日は2017年12月22日、検索対象期間は1946年から検索日まで、対象は未成年者、疾病に罹患している者、妊産婦(妊娠を計画している者を含む)、及び授乳婦を除く者とした。なお、MCI(軽度認知障害)の者は対象に含めた。
無作為化コントロール比較試験(RCT)及び準RCTを対象に検索を行った。
本研究レビューは、届出者が第三者機関に実施料を支払い、委託作成されたものである。
オ)主な結果
CTと準RCTの14報が採用された。認知機能の一部である「記憶」に関する機能を評価した文献は12報あり、そのうち群間比較で効果を認めた文献は7報であった。同様に、「判断」に関する機能を評価した文献は14報あり、そのうち群間比較で効果を認めた文献は8報であった。バイアス・リスク評価は、「記憶」に関する機能において採用された12報中1報が中程度で、その他は低かった。「判断」に関する機能において採用された14報中2報が中程度で、その他は低かった。
DHAを1日当たり480㎎以上摂取することにより、認知機能の一部である「記憶」および「判断」に関する機能について効果が得られると結論付けた。
カ)科学的根拠の質
全体としてバイアス・リスクは「中程度」、エビデンスの強さは「中」であり、エビデンスの質に問題はないと判断した。
対象者については、有効性が認められた文献のうち、日本人を対象に行なわれた研究は2報あり、日本人への外挿も可能と考えられる。
本研究レビューの限界として、サンプリングバイアス(被験者の偏り)や言語バイアス(英語と日本語のキーワードのみでの検索による偏り)が完全には否定できないことが挙げられる。

<中性脂肪低下機能>
ア)標題
 DHA、EPAの血中の中性脂肪低下機能に関する機能性評価
イ)目的
「疾病に罹患していない者が(P)」、「DHA、EPAを摂取すると(I)」、「プラセボ摂取の場合もしくはDHA、EPA介入なしの場合と比較して(C)」、「血中の中性脂肪が低下するか(O)。」について、研究レビューを実施した。
ウ)背景
DHA、EPAについては様々な生理活性が報告されている。その中でも血中の中性脂肪低下機能は、心臓をはじめとした循環器系の働きを維持するなど健康増進に役立つと考えられる。しかし、疾病に罹患していない者におけるDHA、EPAの血中の中性脂肪の低下に関するヒト試験について検証した研究レビューは少ないため、本研究レビューにて機能性を評価することとした。
エ)レビュー対象とした研究の特性
検索日は2018年2月10日、検索対象期間は1946~検索日まで、対象は健常人及び血中中性脂肪値が正常高値域(120-149mg/dl)の者とした。
無作為化コントロール比較試験(RCT)を対象に検索を行い、最終的に3報の論文を評価対象とした。
本研究レビューは、届出者が第三者機関に実施料を支払い、委託作成されたものである。
オ)主な結果
RCT3報が採用された。全採用論文で評価された血中中性脂肪の低下は3報中3報が肯定的であった。バイアス・リスク評価は、3報中2報が低度、1報が中程度であった。
DHA、EPAの血中中性脂肪低下機能に対する有効用量は、1日当りDHAとEPAの総量で182~2440mgであることが示された。
カ)科学的根拠の質
全体としてバイアス・リスクは低く、エビデンスの総体的評価はエビデンスの強さが「強」、重要度は「9」であり、エビデンスの質に問題はないと判断した。
対象者については、採用文献は外国人を対象とした報告であったが、採用文献以外に、血中中性脂肪値が120~200mg/dLの日本人を対象としたRCT試験でも有意な結果が得られたという報告があるため、日本人へも外挿可能と考える。年代については、20代~60代の男女に対して幅広く有意な結果が得られていた。
本レビューが限界を有する点は、言語バイアス(英語と日本語のキーワードのみでの検索による偏り)、出版バイアスなどが考えられる。

腸活ヘルプ(小林製薬株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


小林製薬株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品腸活ヘルプの機能性に関する届出者の評価(エビデンス)情報


小林製薬株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品腸活ヘルプのエビデンス。
届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。

#1 腸活ヘルプの表示しようとする機能性

#2 腸活ヘルプをおすすめする対象者

#3 腸活ヘルプを摂取する上での注意事項

#4 腸活ヘルプの生産・製造や品質管理の情報(メーカー情報)

#5 腸活ヘルプのエビデンス(科学的根拠)


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小林製薬株式会社
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【届出番号】

E733

【届出日】

2020/02/13

【届出者名】

小林製薬株式会社
(4120001077402)
楽天市場
小林製薬株式会社

【商品名】

腸活ヘルプ


【食品の区分】

加工食品(サプリメント形状)

【機能性関与成分名】
ビフィズス菌BB536
楽天市場
ビフィズス菌BB536


【表示しようとする機能性】

本品には生きたビフィズス菌BB536が含まれます。

ビフィズス菌BB536には、腸内環境を良好にし、腸の調子を整える機能が報告されています。


【想定する主な対象者】

お通じにお悩みの方


【安全性の評価方法】

喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。


【安全性に関する届出者の評価】

○機能性関与成分「ビフィズス菌BB536」に関する評価
ビフィズス菌は母乳栄養児から初めて分離され、乳児の健康に寄与する有用な腸内菌として注目されてきた。その後の研究によりビフィズス菌は乳児から高齢者まで幅広い年齢層の腸内に存在し、有用菌としてヒトの健康維持に寄与していることが認められている。ビフィズス菌BB536は1969年に健康な乳児から分離され、DNAの相同性および糖分解性状からビフィズス菌の一種であるビフィドバクテリウム ロンガムであることが確認されている。ヒトの腸内に存在するビフィズス菌には現在12の菌種があるが、ビフィドバクテリウム ロンガムはヒトの腸内に年齢を問わず検出され、乳児から高齢者まで幅広くヒト腸内に存在する主要なビフィズス菌の一種であることが認められている。
ビフィズス菌BB536は1977年にビフィズス菌含有牛乳「森永ビヒダス」として初めて食品に利用され、1980年からは「ビヒダスプレーンヨーグルト」に、更に1991年からはビフィズス菌含有牛乳「森永カルダス」に利用され全国に販売されている。菌末製品としては2005年からビフィズス菌カプセル「ビヒダスBB536」として、2008年からは「ビフィズス菌末 BB536」として販売されている。現在まで食品として乳児から高齢者まで幅広い年齢層に食され、その食経験は約40年に及ぶが安全性上の問題はみられていない。更に1996年には「ビヒダスプレーンヨーグルト」が、2001年には「森永ビヒダス」と「森永カルダス」が各々特定保健用食品の許可を取得し、その安全性と保健機能が認められている。また、2009年にはアメリカ食品医薬品局からGRAS(Generally Recognized As Safe、「一般的に安全と認められたもの」)認定を受け、食品としての安全性がアメリカにおいても認められた。
以上の食経験および特定保健用食品としての実績などをもとにビフィズス菌BB536は十分な安全性が確認されている。
○当該製品「腸活ヘルプ」に関する評価
「腸活ヘルプ」(50億/1カプセル)より多いビフィズス菌BB536を含む類似製品の「ビヒダスBB536」(150億/2カプセルあたり)が、2005年から日本全国で販売され、これまで本品に起因する安全上の大きな有害事象はみられていない。


【摂取する上での注意事項】

●1日の摂取目安量を守ってください。

●乳幼児・小児の手の届かない所に置いてください。

●食物アレルギーの方は原材料名をご確認の上、お召し上がりください。

●原材料の特性により色等が変化することがありますが、品質に問題はありません。


【生産・製造・品質管理に関する基本情報】

当該製品は公益財団法人日本健康・栄養食品協会から認定を受けたGMP適合製造所にて製造しています。

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。

【届出者の評価(エビデンス)】


【標題】
最終製品「腸活ヘルプ」に含まれる機能性関与成分ビフィズス菌BB536による腸内環境を良好にし、腸の調子を整える機能に関するシステマティックレビューとメタアナリシス

【目的】
ビフィズス菌BB536の摂取が、健康な成人の腸内環境(腸内細菌が作り出す腐敗産物である便中アンモニア量)と腸の調子(排便頻度)に及ぼす影響を、文献を網羅的に調べることで検討した。

【背景】
排便が滞るなど消化器官が正常に活動できなくなると、健康状態に関係する生活の質(QOL)が低下するほか、腸内で有害な腐敗産物が増加する。ビフィズス菌や乳酸菌の摂取が、正常な消化器官の活動を助ける可能性が報告されているが、ビフィズス菌BB536が消化器官の活動に及ぼす影響について、文献を網羅的に調べた研究レビューはない。

【レビュー対象とした研究の特性】
健康な成人に、ビフィズス菌BB536を20億以上含む食品、またはビフィズス菌BB536のみを除いた対照食品を1週間以上摂取させ、排便頻度と便中アンモニア量を比較調査した文献を探した。国内外の5つの文献データベースを検索したところ(2014年11月)、牛乳や発酵乳などの食品形態でビフィズス菌BB536を20億~200億/日の用量で摂取した7つの文献が見つかり、これらの文献の中に10個のヒト試験の結果が記載されていた。

【主な結果】
排便頻度を調べた6つの試験結果は、1つが増加を示さなかったが5つが増加を示し、これらの結果を統計学的に統合した解析の結果は増加を示した。また、便中アンモニア量を調べた4つの試験(3文献)の結果については、対照食品摂取群と比較して減少を示した研究は1つであったが、その他2つの試験でもビフィズス菌BB536摂取時期における便中アンモニア量の減少傾向や摂取終了後の増加が見られた。これらの結果を統計学的に統合した解析の結果は、ビフィズス菌BB536摂取が便中アンモニア量を減少させることを示した。これらの結果から、ビフィズス菌BB536を含む食品の摂取は、健康な成人の腸内環境を良好にし、腸の調子を整えると考えられた。

【科学的根拠の質】
検索された10の試験のうち、2つが研究の精度が高いとされるランダム化比較試験で、8つが研究の精度が低いとされる非ランダム化比較試験だった。精度が低い試験も含めて評価したことから、評価の信頼性は限定されるが、試験結果に顕著なバラつきは認められず、評価結果は妥当だと判断された。
(構造化抄録)

オールブランブランリッチほっとひといきショコラ(日本ケロッグ合同会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


日本ケロッグ合同会社が消費者庁に届出た機能性表示食品オールブラン ブランリッチ ほっとひといきショコラの機能性に関する届出者の評価(エビデンス)情報


日本ケロッグ合同会社が消費者庁に届出た機能性表示食品オールブラン ブランリッチ ほっとひといきショコラのエビデンス。
届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。

#1 オールブラン ブランリッチ ほっとひといきショコラの表示しようとする機能性

#2 オールブラン ブランリッチ ほっとひといきショコラをおすすめする対象者

#3 オールブラン ブランリッチ ほっとひといきショコラを摂取する上での注意事項

#4 オールブラン ブランリッチ ほっとひといきショコラの生産・製造や品質管理の情報(メーカー情報)

#5 オールブラン ブランリッチ ほっとひといきショコラのエビデンス(科学的根拠)


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日本ケロッグ合同会社
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【届出番号】

E732

【届出日】

2020/02/13

【届出者名】

日本ケロッグ合同会社
(6010403008666)
楽天市場
日本ケロッグ合同会社

【商品名】

オールブラン ブランリッチ ほっとひといきショコラ


【食品の区分】

加工食品(その他)

【機能性関与成分名】
小麦ブラン由来アラビノキシラン
楽天市場
小麦ブラン由来アラビノキシラン


【表示しようとする機能性】

本品には小麦ブラン由来アラビノキシランが含まれます。

小麦ブラン由来アラビノキシランは、発酵性の食物繊維で、善玉菌とよばれる腸内の酪酸菌を増やし、酪酸を増加させることにより、腸内環境を改善することが報告されています。

また、小麦ブラン由来アラビノキシランはお腹の調子を整え便通を改善することが報告されています。


【想定する主な対象者】

健常成人


【安全性の評価方法】

喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。


【安全性に関する届出者の評価】

本品(小麦ブラン由来アラビノキシラン2.1g/日)の類似食品である「オールブラン オリジナル」がお腹の調子を整える食品として1994年に特定保健用食品の許可を得ています。「オールブラン オリジナル」は、小麦ブラン由来アラビノキシランを4.4g/日を含み、2018年の販売実績は約500トン(1食40gとして約1250万食分)です。日本で年齢、性別、健康状態を問わず販売され、特定保健用食品の許可以来約25年間、重篤な健康被害は報告されていません。
「オールブラン オリジナル」の原材料にチョコレートとココアが加わったのが本品で、これまでの食経験から、機能性関与成分の消化・吸収過程に大きな違いがないと考えられ、また、食品中の成分による影響や加工工程による影響等により機能性関与成分が変質していないことを確認しています。
以上より、本品は安全性の高い商品と判断しました。


【摂取する上での注意事項】

食べ過ぎにより、一過性におなかがゆるくなることがあります。

本品は多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。

一日当たりの摂取目安量をお守りください。


【生産・製造・品質管理に関する基本情報】

本品は、FSSC 22000認証を受けている日本ケロッグ合同会社高崎工場、およびHACCP認証を中核とし、世界的認知度の高いBRC(Food)規格の認証を受けているKellogg (Aust.) Pty. Ltd.(オーストラリア)で、それぞれの認証に基づいて製造されています。

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。

【届出者の評価(エビデンス)】


【標題】
小麦ブラン由来アラビノキシランの整腸作用に関するシステマティックレビュー。
【目的】
本研究レビューの目的は、健常成人に対して小麦ブラン由来アラビノキシランを摂取することにより、整腸作用が認められるかを検証することです。
【背景】
食物繊維は整腸作用があり、健康を維持するために必要な栄養素ですが、国民健康・栄養調査報告書などでは食物繊維の摂取不足が推測されています。食物繊維の一種である小麦ブラン由来アラビノキシランに関する研究レビューの報告はなく、その機能性の検証は有意義と思われます。
【レビュー対象とした研究の特性】
本研究レビューでは、2報のRCT文献が採用されました。文献の質およびエビデンス総体の質の評価を行い、それらの結果を表示しようとする機能性との関連において評価しました。健常成人に小麦ブラン由来アラビノキシランを摂取させることで、整腸作用(アウトカム:糞便中の微生物(腸内細菌)、糞便中の短鎖脂肪酸量、排便量、および排便回数)に関する機能性において肯定的な結果が報告されていました。いずれも日本で研究が実施され報告されているため、この結果は日本人への外挿性に問題はないと判断しました。
【主な結果】
小麦ブラン由来アラビノキシランを2.1g/日摂取することで、善玉菌に属する酪酸産生菌が増加、糞便中の短鎖脂肪酸量が増加したことから、腸内環境が改善することが示唆されました。また、小麦ブラン由来アラビノキシランを1.7g以上/日摂取することで、排便量が増加、排便回数が増加することも示唆されました。よって、一日当たり2.1gの小麦ブラン由来アラビノキシラン摂取は、「腸内環境を改善し、排便機能を改善する」整腸作用があり、機能性表示食品として健康の維持や増進に資すると考えられました。
【科学的根拠の質】
採用文献の各種バイアス・リスクはいずれも低く、また、エビデンス総体の評価において、「整腸作用」に関する機能のエビデンスの強さは、「中(B)」と判断しました。ただし、本研究レビューの限界として、サンプリングバイアス(被験者の偏り)や言語バイアス(英語と日本語のキーワードのみでの検索による偏り)、出版バイアスが完全には否定できないことが考えられました。

高めの尿酸値を下げるルテオリン(東久漢方薬品株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品


東久漢方薬品株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品高めの尿酸値を下げるルテオリンの機能性に関する届出者の評価(エビデンス)情報


東久漢方薬品株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品高めの尿酸値を下げるルテオリンのエビデンス。
届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。

#1 高めの尿酸値を下げるルテオリンの表示しようとする機能性

#2 高めの尿酸値を下げるルテオリンをおすすめする対象者

#3 高めの尿酸値を下げるルテオリンを摂取する上での注意事項

#4 高めの尿酸値を下げるルテオリンの生産・製造や品質管理の情報(メーカー情報)

#5 高めの尿酸値を下げるルテオリンのエビデンス(科学的根拠)


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東久漢方薬品株式会社
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【届出番号】

E731

【届出日】

2020/02/13

【届出者名】

東久漢方薬品株式会社
(4122001005350)
楽天市場
東久漢方薬品株式会社

【商品名】

高めの尿酸値を下げるルテオリン


【食品の区分】

加工食品(サプリメント形状)

【機能性関与成分名】
菊の花由来ルテオリン
楽天市場
菊の花由来ルテオリン


【表示しようとする機能性】

本品には、菊の花由来ルテオリンが含まれます。

菊の花由来ルテオリンには尿酸値が高め(5.5mg/dL~7.0mg/dL未満)な男性の尿酸値を下げる機能が報告されています。


【想定する主な対象者】

尿酸値が高め(5.5mg/dL~7.0mg/dL未満)な男性


【安全性の評価方法】

既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。


【安全性に関する届出者の評価】

1. 食経験
 本製品の喫食実績はありませんが,本製品に類似した食品の喫食実績として株式会社ファインの「プリン体気にならない」があります。同製品に配合されている菊の花由来ルテオリンは,本製品に配合されている関与成分と同等のものであり,配合量も同等です。平成29年2月から平成29年9月現在まで販売が続けられており,健康被害の報告はありません。

2. 既存情報による安全性の評価
原材料である菊の花または菊の花抽出物に関してヒトやラットを対象にした安全性に関する報告が2研究報告されており,その中で有害事象を示す報告は認められませんでした。

3. 安全性試験結果
本品に使用した機能性関与成分を含む「菊の花エキス」の安全性を評価しました。急性毒性試験及び反復投与試験において異常は認められませんでした。また,変異原性試験においても異常は認められませんでした。さらに,過剰量(適正量の5倍量)摂取時の安全性評価においても,安全性上の問題となる事象は認められませんでした。

4. 医薬品との相互作用
 本製品の機能性関与成分と医薬品との相互作用について調査した結果,該当する報告はなく,相互作用を起こす可能性は低いと判断しました。

5. まとめ
以上より,機能性関与成分「菊の花由来ルテオリン」を配合した本製品は基本的な安全性に懸念はないと考えられます。


【摂取する上での注意事項】

●一日摂取目安量を守ってください。

●食物アレルギーのある方は原材料名をご確認ください。


【生産・製造・品質管理に関する基本情報】

本品は以下の製造工場にて生産・製造を行い、また品質管理をされております。

●井藤漢方製薬株式会社 加納工場(健康食品GMP)

●井藤漢方製薬株式会社 東大阪工場(健康食品GMP)

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。

【届出者の評価(エビデンス)】


標題
ルテオリンの摂取が血清尿酸値に及ぼす影響に関する研究レビュー

目的
健康な成人がルテオリンを摂取した場合,プラセボ(有効成分を含まない食品)を摂取した人に比べて血清尿酸値が改善するか検証することを目的としました。

背景
ルテオリンは菊の花の主要なポリフェノール成分であり,抗炎症作用や抗痛風作用が報告されています。しかしながら,抗痛風という点におけるルテオリンの効果を検証した研究レビューはありませんでした。そこで,ルテオリンの機能性を検証するため,本研究レビューを実施しました。

レビュー対象とした研究の特性
複数の研究論文データベースを用いて,健康な成人がルテオリンを摂取した臨床試験論文について,2017年9月12日までに発表されたものを収集および調査しました。最終的にランダム化二重盲検プラセボ対照比較試験の結果を報告した1報を評価しました。

主な結果
評価した1報の論文中には2つの臨床試験について報告されており,1つは単回摂取試験でもう1つは4週間の継続摂取試験でした。評価した結果,ルテオリンの単回摂取では血清尿酸値に効果がありませんでしたが,ルテオリンを1日当たり10 mg,4週間摂取した場合では,血清尿酸値が高めの被験者において血清尿酸値が有意に改善することがわかりました。

科学的根拠の質
評価した論文が1報であるため,ヒトに対する効果についての一貫性は評価ができない。しかしながら,評価した臨床試験のデザインはランダム化二重盲検プラセボ対照比較試験であり,限りなくバイアスが排除された試験であったと判断できるため,今後の更なる研究によって結果が大きく変更される可能性は低いと考えられます。