2020年7月4日土曜日

機能性表示食品 最新の届け出情報(7月4日)

令和2年7月4日更新分

社名に外部サイトのリンクを貼りました。
当該企業が、制度開始時からの届出た商品全てを確認できます。



F82
2020/5/8
6180001051390
株式会社MTG
愛知県名古屋市中村区本陣通二丁目32番

Good Night & Good Day(グッドナイトアンドグッドデイ)
加工食品(サプリメント形状)
GABA
本品にはGABAが含まれます。
GABAの継続的な摂取により、一時的な疲労感やストレスを感じている方の睡眠の質(眠りの深さ)の向上に役立つこと、および日常生活で生じる一時的な活気・活力感の低下を軽減することが報告されています。


F83
2020/5/8
5070001009046
オリヒロプランデュ株式会社
群馬県高崎市下大島町613

機能性表示食品 賢人の食習慣 青汁
加工食品(その他)
イソマルトデキストリン(食物繊維)
GABA
●本品にはイソマルトデキストリン(食物繊維)が含まれます。
イソマルトデキストリンには食後の血糖値の上がりやすい方の食後血糖値上昇や、食後に血中中性脂肪が高めになる方の食後血中中性脂肪上昇を穏やかにする機能が報告されており、食後の血糖値の上昇や血中中性脂肪の高さが気になる方に適しています。

●本品にはGABAが含まれています。
GABAには、血圧が高めの方の血圧を下げる機能があることが報告されています。
本品は、健常人で血圧が高めの方に適した食品です。


F84
2020/5/10
2040001072504
キッコーマン飲料株式会社
千葉県野田市野田250

デルモンテ SOLANO 食塩無添加トマトジュース
 加工食品(その他)
GABA
本品にはGABAが含まれます。
GABAには血圧が高めの方の血圧を下げる機能があることが報告されています。


F85
2020/5/13
7180001094703
サンエイ糖化株式会社
愛知県知多市北浜町24番地の5
  
骨メンテゼリー
加工食品(その他)
 マルトビオン酸 本品には、マルトビオン酸が含まれています。
マルトビオン酸には加齢とともに低下する「骨密度」の維持に役立つ機能があることが報告されています。


F86
2020/5/14
9230001007608
ニットービバレッジ株式会社
富山県下新川郡朝日町平柳500番地

つづけるプラス カラダのための黒烏龍茶
加工食品(その他)
ローズヒップ由来ティリロサイド
本品にはローズヒップ由来ティリロサイドが含まれます。
ローズヒップ由来ティリロサイドには、BMIが高めの方の体脂肪を減らす機能があることが報告されています。




F87
2020/5/14
9230001007608
ニットービバレッジ株式会社
富山県下新川郡朝日町平柳500番地

つづけるプラス カラダのための緑茶
加工食品(その他)
難消化性デキストリン(食物繊維)
本品には難消化性デキストリン(食物繊維)が含まれます。
難消化性デキストリン(食物繊維)には、食事から摂取した糖や脂肪の吸収を抑える機能があることが報告されています。
また、おなかの調子を整える機能があることも報告されています。


2020年7月1日水曜日

つづけるプラスカラダのための緑茶(ニットービバレッジ株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品

ニットービバレッジ株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品つづけるプラス カラダのための緑茶のエビデンス



ニットービバレッジ株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【つづけるプラス カラダのための緑茶】のエビデンス。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。



#1
"つづけるプラス カラダのための緑茶"の表示しようとする機能性

#2
"つづけるプラス カラダのための緑茶"の生産・製造や品質管理の情報(メーカー情報)

#3
"つづけるプラス カラダのための緑茶"のエビデンス(科学的根拠)


過去に届出た商品の一覧は、年度別にまとめた外部サイト
機能性表示食品まとめ一覧
を参照してください。

※全届出リスト(要アクセス)
ニットービバレッジ株式会社
機能性表示食品検索

【届出番号】

F87


【届出日】

2020/05/14


【届出者名】

ニットービバレッジ株式会社
(9230001007608)
楽天市場
ニットービバレッジ株式会社


【商品名】

つづけるプラス カラダのための緑茶


【食品の区分】

加工食品(その他)

【機能性関与成分名】
難消化性デキストリン(食物繊維)
楽天市場
難消化性デキストリン(食物繊維)

【表示しようとする機能性】

本品には難消化性デキストリン(食物繊維)が含まれます。
難消化性デキストリン(食物繊維)には、食事から摂取した糖や脂肪の吸収を抑える機能があることが報告されています。
また、おなかの調子を整える機能があることも報告されています。

【想定する主な対象者】
疾病に罹患していない者(未成年者、妊産婦(妊娠を計画している者を含む。)及び授乳婦を除く。)

【安全性の評価方法】
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
・本品は、難消化性デキストリンを、食物繊維として5.0g/500ml含む清涼飲料水である。

・難消化性デキストリンは、トウモロコシでん粉由来の水溶性食物繊維であるため、原料として食経験があると考えられ、これまで重篤な有害事例は報告されていない。

・難消化性デキストリンは、過剰摂取した際に軽い下痢症状を起こすことがあるが、15 g程度で4週間摂取しても臨床上問題となる所見は認められていない。健康な成人10名 (平均40.8±9.5歳、日本) を対象に、難消化性デキストリン (0.7~1.1 g/kg) を摂取させたところ、1.1 g/kgを摂取した男性1名において下痢の発症が観察され、下痢誘発の最大無作用量は男性で1.0 g/kg体重、女性では1.1 g/kg体重以上と推定された。

・難消化性デキストリンは特定保健用食品の関与成分として使用されており、2019年3月時点で387品目が許可を取得し、トクホ全体の約36%に相当する。許可品目の食品形態は清涼飲料水、即席みそ汁(スープ)、米菓、ソーセージ、粉末、ゼリー、かまぼこ、発酵乳、パン、米飯、豆腐など多様な食品形態がある。特定保健用食品の関与成分である難消化性デキストリンはすべて松谷化学工業株式会社製であり、本届出食品の関与成分と同一である。
以上の情報から安全であると判断した。

【摂取する上での注意事項】
一日摂取目安量を守ってください。


【生産・製造・品質管理に関する基本情報】


本品は、FSSC22000を保有する弊社工場にて生産・製造及び品質管理を行っている。

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。


【届出者の評価(エビデンス)】



【標題】
難消化性デキストリンを用いた健常成人に対する糖の吸収抑制作用、脂肪の吸収抑制作用、及び整腸作用(便通改善作用)に関するシステマティックレビュー(メタアナリシス)

【目的】
研究レビューにより、以下の3つについて評価した。
1)健常成人に対して難消化性デキストリンの単回摂取がプラセボの単回摂取と比較して、糖の吸収抑制作用を示すかどうか
2)健常成人に対して難消化性デキストリンの単回摂取がプラセボの単回摂取と比較して、脂肪の吸収抑制作用を示すかどうか
3)健常成人あるいは便秘傾向の成人に対して難消化性デキストリンを摂取することにより、整腸作用(便通改善作用)が見られるか

【背景】
近年、メタボリックシンドロームを初めとした生活習慣病の患者数が増加している。その中でも、糖尿病患者数の増加は深刻な問題のひとつになっており、食事療法として食物繊維を摂取することが、2型糖尿病の発症リスクを低減させることが報告されている。これは、食物繊維が有する血糖値調節効果によるものと考えられる。また、脂質異常症の1つとして食後に血中中性脂肪値の高い状態が長時間継続する食後高脂血症が、動脈硬化症や冠動脈疾患の発症を早めるリスク因子であることが明らかとなってきており、脂肪の吸収を抑制し食後血中中性脂肪値の上昇を抑制する食品が注目されている。
調査報告によると、多くの日本人において食物繊維の摂取不足が推測されている。難消化性デキストリンは、トウモロコシでん粉に由来する水溶性食物繊維の一種である。難消化性デキストリンには、糖の吸収を抑制し食後血糖値の上昇抑制作用を有すること、脂肪の吸収を抑制し食後血中中性脂肪値の上昇抑制作用を有すること、および便通および便性改善作用を持つことが多数報告されている。
そこで本研究レビューでは、難消化性デキストリンの糖の吸収抑制作用、脂肪の吸収抑制作用、及び整腸作用(便通改善作用)に関する検証を実施した。

【レビュー対象とした研究の特性】
本研究のデザインは、メタアナリシスを含む研究レビューである。以下個別に示す電子データベースを使用し、難消化性デキストリンによる糖の吸収抑制作用、中性脂肪の吸収抑制作用、及び整腸作用(便通改善作用)についてランダム化比較試験(RCT)によって検証されている文献を収集・評価した。
1)糖の吸収抑制作用
PubMed、CENTRAL、医中誌Web、J-GLOBAL の4つの電子データベースを使用し、空腹時血糖値が126 mg/dL未満の成人を対象に難消化性デキストリンを用いて糖の吸収抑制について調査したランダム化比較試験(RCT)を収集した。各RCT論文のバイアスリスク、非直接性、非一貫性、不精確から質の評価を行い、「血糖濃度曲線下面積(AUC0-2hr)」を評価指標としてメタアナリシスを実施した。
2)脂肪の吸収抑制作用
PubMed、CENTRAL、医中誌Web、J-GLOBAL の4つの電子データベースを使用し、空腹時血中中性脂肪値が200 mg/dL未満の成人を対象に難消化性デキストリンを用いて脂肪の吸収抑制について調査したランダム化比較試験(RCT)を収集した。各RCT論文のバイアスリスク、非直接性、非一貫性、不精確から質の評価を行い、「血中中性脂肪濃度曲線下面積(AUC0-6hr)」を評価指標としてメタアナリシスを実施し、介入群と対照群の差のデータを統合した。なお、特定保健用食品の試験方法として記載された範囲内で軽症者等が含まれたデータを使用していたため、健常成人(空腹時血中中性脂肪値150 mg/dL未満)のみを対象とした評価を実施した。
3)整腸作用(便通改善作用)
PubMed、Cochrane Library、医中誌Web、CiNii Articlesの4つの電子データベースを使用し、健常成人あるいは便秘傾向の成人を対象に難消化性デキストリンを用いて整腸作用について調査したランダム化比較試験(RCT)を収集した。各RCT論文の質の評価を行い、2つの評価項目「排便回数」「排便量」について、難消化性デキストリン摂取群と対照群の差のデータを統合した。統合の手法は、Random effect modelであるDerSimonian-Laired法を用いた。

【主な結果】
1)糖の吸収抑制作用
メタアナリシスの結果、難消化性デキストリン4.4~9.8 gを単回摂取することによって、対照群と比較して介入群が血糖濃度曲線下面積(AUC0-2hr)を有意に低下させることが確認された。したがって、難消化性デキストリン(食物繊維)を単回摂取することによって、糖の吸収抑制作用が期待できることが示された。
2)脂肪の吸収抑制作用
メタアナリシスによってデータを統合し統計解析した結果、難消化性デキストリン5~9 gを単回摂取することによって、対照群と比較して介入群が血中中性脂肪濃度曲線下面積(AUC0-6hr)を有意に低下させることが確認された。したがって、難消化性デキストリン(食物繊維)を単回摂取することによって、脂肪の吸収抑制作用が期待できることが示された。
3)整腸作用(便通改善作用)
統計解析の結果、「排便回数」「排便量」において、対照群と比較して難消化性デキストリン摂取群は有意な便通改善作用が認められた。さらに、難消化性デキストリン(食物繊維として)摂取量の中央値は5 gであった。したがって、難消化性デキストリン(食物繊維として)5 gを摂取することによって、整腸作用(便通改善作用)が期待できることが示された。

【科学的根拠の質】
本研究レビューは、事前に実施計画書を作成し、計画書通りに実施した。糖の吸収抑制作用について24報、中性脂肪の吸収抑制作用について9報、及び整腸作用(便通改善作用)について26報のRCT論文を検証した結果、いずれの作用についても期待できることが示されていた。肯定的な結果よりも否定的な結果が公表されにくいという出版バイアスの存在も否定できなかったが、結果への影響は小さいと判断され、科学的根拠は確保されていると評価した。

つづけるプラスカラダのための黒烏龍茶(ニットービバレッジ株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品

ニットービバレッジ株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品つづけるプラス カラダのための黒烏龍茶のエビデンス



ニットービバレッジ株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【つづけるプラス カラダのための黒烏龍茶】のエビデンス。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。



#1
"つづけるプラス カラダのための黒烏龍茶"の表示しようとする機能性

#2
"つづけるプラス カラダのための黒烏龍茶"の生産・製造や品質管理の情報(メーカー情報)

#3
"つづけるプラス カラダのための黒烏龍茶"のエビデンス(科学的根拠)


過去に届出た商品の一覧は、年度別にまとめた外部サイト
機能性表示食品まとめ一覧
を参照してください。

※全届出リスト(要アクセス)
ニットービバレッジ株式会社
機能性表示食品検索

【届出番号】

F86


【届出日】

2020/05/14


【届出者名】

ニットービバレッジ株式会社
(9230001007608)
楽天市場
ニットービバレッジ株式会社


【商品名】

つづけるプラス カラダのための黒烏龍茶


【食品の区分】

加工食品(その他)

【機能性関与成分名】
ローズヒップ由来ティリロサイド
楽天市場
ローズヒップ由来ティリロサイド

【表示しようとする機能性】

本品にはローズヒップ由来ティリロサイドが含まれます。
ローズヒップ由来ティリロサイドには、BMIが高めの方の体脂肪を減らす機能があることが報告されています。

【想定する主な対象者】
疾病に罹患していないBMIが高めの健常者(未成年者、妊産婦(妊娠を計画している者を含む。)及び授乳婦を除く。)

【安全性の評価方法】
既存情報による食経験の評価により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
当該製品は、ローズヒップ由来ティリロサイドを500mlあたり0.1mg含む清涼飲料水である。
これまでにローズヒップエキスを使用した錠剤食品(一日摂取目安量あたりローズヒップ由来ティリロサイドを0.1 mg含む)が2005年の発売以来、13年以上、商品数として累計50万個以上販売されているが、本食品に起因する重篤な健康被害の情報はない。
当該製品に含まれるローズヒップエキスは、この錠剤食品に使用されているローズヒップエキスと同製品であり、機能性関与成分のローズヒップ由来ティリロサイドも同一である。また、この錠剤食品は、第17改正日本薬局方「崩壊試験法」において、30分以内に崩壊することをローズヒップエキスの販売者(森下仁丹株式会社)が確認している。よって、ローズヒップ由来ティリロサイドは消化管内で遊離した状態で体内に吸収されると考えられる。当該製品(本届出商品)は清涼飲料水(液体)中に、ローズヒップ由来ティリロサイドが遊離した状態で存在し、先の錠剤食品同様に体内へ吸収されると考えられ、機能性関与成分の消化・吸収過程に違いはない。
以上のことから、当該製品は安全であると判断した。

【摂取する上での注意事項】
一日摂取目安量を守ってください。


【生産・製造・品質管理に関する基本情報】


本品は、FSSC22000を保有する弊社工場にて生産・製造及び品質管理を行っている。

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。


【届出者の評価(エビデンス)】



標題:ローズヒップ由来ティリロサイドを含む食品の体脂肪低減作用に関する研究レビュー

目的:健康な成人において、ローズヒップ由来ティリロサイドを含む食品の摂取が、それを含まない食品の摂取と比較して体脂肪を低減させる作用があるか、研究レビューにより評価した。

背景:ローズヒップは、主に南アメリカのチリやヨーロッパなどで収穫されるバラ科植物の果実で、その種子に含まれるポリフェノールの一つがティリロサイドである。動物実験によりローズヒップの体脂肪低減作用が明らかになり、ティリロサイドがその関与成分として報告されている。しかし、これまでにヒトを対象とした網羅的な研究報告はなかった。
そこで、本研究レビューにて、ローズヒップ由来ティリロサイドを含む食品の摂取による健康な成人における体脂肪低減作用について検証を行った。

レビュー対象とした研究の特性:各種学術論文および臨床試験登録データベースを用い、収録されているすべての文献を対象として検索を行った。その結果、健康な成人を対象としたランダム化並行比較試験の論文1報を採用した。

主な結果:採用した1報は、BMI (Body Mass Index) が25.0 kg/m2以上30.0 kg/m2未満の疾病に罹患していない健康な成人32名を対象としており、ローズヒップエキスを含む食品(1日あたりローズヒップ由来ティリロサイド0.1 mgを含む)の摂取は、プラセボ食品の摂取と比べ、腹部全脂肪面積、腹部皮下脂肪面積および腹部内臓脂肪面積の摂取12週間後における初期からの変化量が、有意な低値を示した。また追加で、初期の内臓脂肪面積が100 cm2未満の試験参加者を対象とした層別解析を行った結果、ローズヒップエキスを含む食品の摂取は、プラセボ食品の摂取と比べ、腹部全脂肪面積、腹部皮下脂肪面積および腹部内臓脂肪面積の摂取12週間後における初期からの変化量が、有意な低値を示した。

科学的根拠の質:採用した文献は1報であったため、科学的根拠の一貫性を示すことができず、バイアスの評価もできなかった。しかし、採用した文献は、日本人を対象としたランダム化並行比較試験であり、試験計画がよく遵守されていることから、ローズヒップ由来ティリロサイドを含む食品の摂取が体脂肪低減作用を示すという結果が、後発の研究結果によって大きく変わる可能性は低いと考える。

骨メンテゼリー(サンエイ糖化株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品

サンエイ糖化株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品骨メンテゼリーのエビデンス



サンエイ糖化株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【骨メンテゼリー】のエビデンス。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。



#1
"骨メンテゼリー"の表示しようとする機能性

#2
"骨メンテゼリー"の生産・製造や品質管理の情報(メーカー情報)

#3
"骨メンテゼリー"のエビデンス(科学的根拠)


過去に届出た商品の一覧は、年度別にまとめた外部サイト
機能性表示食品まとめ一覧
を参照してください。

※全届出リスト(要アクセス)
サンエイ糖化株式会社
機能性表示食品検索

【届出番号】

F85


【届出日】

2020/05/13


【届出者名】

サンエイ糖化株式会社
(7180001094703)
楽天市場
サンエイ糖化株式会社


【商品名】

骨メンテゼリー


【食品の区分】

加工食品(その他)

【機能性関与成分名】
マルトビオン酸
楽天市場
マルトビオン酸

【表示しようとする機能性】

本品には、マルトビオン酸が含まれています。
マルトビオン酸には加齢とともに低下する「骨密度」の維持に役立つ機能があることが報告されています。

【想定する主な対象者】
丈夫な骨を維持したい中高年女性

【安全性の評価方法】
安全性試験の実施により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
届出商品『骨メンテゼリー』は、でん粉を原料に、アミラーゼ等の酵素糖化とグルコースオキシダーゼによる酵素法を組み合わせ製造された、マルトビオン酸を含有したゼリー商品である。当該製品は、1日摂取量目安2包(1包×10g)中に機能性関与成分のマルトビオン酸2.8gを含有している。マルトビオン酸は喫食実績が乏しいため、安全性試験により評価した。
【安全性試験】
<細菌を用いた復帰突然変異試験>
サルモネラ菌4菌株と大腸菌1菌株を用いて、マルトビオン酸Caの細菌における遺伝子突然変異誘発性を検討した結果、全5菌株において遺伝子突然変異誘発性を有さなかった。
<ラット単回投与毒性試験>
マルトビオン酸Caを雌雄ラット各5匹に14日間、単回強制経口投与したが、いずれのラットにも異常は認められなかった。
<ラット90日間反復投与毒性試験>
マルトビオン酸Caを主成分として含有したオリゴ糖酸Ca(マルトビオン酸Ca含有)を雌雄各10匹のラットに90日間投与した結果、各投与群の雄雌ともに被験物質投与に関連した毒性変化は認められなかった。
<ヒト過剰摂取試験>
マルトビオン酸Caを主成分として含有したオリゴ糖酸Ca(マルトビオン酸Ca含有)を1日24 g(マルトビオン酸として14.4g)を健常な日本人成人男女21名(男性11名、女性10名)に4週間継続して摂取させたオープン試験を行った結果、身体測定・理学検査、末梢血液検査、尿検査、自覚症状、医師による内科的検査において、当該製品によると考えられる臨床上問題となる変動・有害事象は認められなかった。
<ヒト長期摂取試験>
閉経後の女性34名(2群:1群17名)にマルトビオン酸Caを主成分として含有したオリゴ糖酸Ca(マルトビオン酸Ca含有)を1日8g(マルトビオン酸として4.8g)、並びにマルトビオン酸を主成分として含有したシロップであるオリゴ糖酸(マルトビオン酸含有)を1日7g(マルトビオン酸として2.8g)を24週間継続して摂取する二重盲検並行群間比較試験を行った結果、身体測定・理学検査、尿検査、末梢血液検査、自覚症状及び医師による内科的検査において、臨床上問題となる変動・有害事象は被験食品の両試験群に認められなかった。
以上より、関与成分であるマルトビオン酸および本届出食品は摂取目安量を守り適切に摂取する場合、安全性に問題はないと判断した。

【摂取する上での注意事項】
●本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。

●乳幼児の手の届かないところに保管してください。

●開封後はお早めにお召し上がりください。

●本品は難消化性の糖質であるため、摂り過ぎ、あるいは体質・体調により、おなかがゆるくなる可能性があります。1日の摂取目安量を守ってください。

●本品は1日摂取目安量あたりカルシウムが200mg含まれています。カルシウムの過剰摂取にならないよう注意してください。


【生産・製造・品質管理に関する基本情報】


本届出食品を委託している工場は、自社基準に基づいて衛生管理および品質管理を行って本届出食品を製造しています。

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。


【届出者の評価(エビデンス)】



≪1.標題≫
マルトビオン酸の骨密度および骨塩量の増加作用(維持効果)に関する研究レビュー

≪2.目的≫
健常成人を対象にマルトビオン酸を含む食品の摂取が、プラセボ(マルトビオン酸を含まない食品)と比較して、骨密度および骨塩量の増加作用(維持効果)を示すかを検証する。

≪3.背景≫
マルトビオン酸はカルシウムなどのミネラル塩の可溶化安定性に優れ、カルシウムの体内吸収を増進させることや、骨再構築(骨リモデリング)過程において骨を溶解する(骨吸収)働きを持つ破骨細胞の分化を抑制することが報告されている。今回、健常成人がマルトビオン酸を摂取した際の骨密度や骨塩量の変化を評価した。

≪4.レビュー≫
健常な中高年女性を対象にマルトビオン酸を含む食品の摂取が、プラセボと比較して、骨密度および骨塩量の増加作用(維持効果)を示すかを検証した研究を検索した。国内外の文献データベース等を用いて、2020年3月10日に検索を行った結果、条件を満たした文献は2報であった。2報はいずれも査読付き論文で、ランダム化二重盲検プラセボ対照並行群間比較試験であった。

≪5.結果≫
本研究レビューで採用されたRCT 研究2報はいずれも日本で実施され、閉経 (自然閉経) 後1年以上経過したと自覚する成人女性に対して、1日あたりマルトビオン酸を2.8~4.8gを含む食品を継続摂取することで、腰椎の骨密度と骨塩量が有意な増加作用(維持効果)が認められた。
また、試験食品が原因と思われる有害事象は確認されなかった。

≪6.科学的根拠の質≫
本研究レビューで採用されたRCT 研究2件の機能性関与成分の形態は、1件は当該製品と同様に遊離のマルトビオン酸の形態として摂取したものであり、もう1件は粉末形態のマルトビオン酸Caとして摂取したもと、摂取形態が異なっていたが、マルトビオン酸の体内での物性や安定性や作用機序を考慮すると、摂取形態が異なっても同等の効果が期待される。
研究の限界として本例レビューの限界として、採用論文数が2報と少ないことが挙げられ、今後の研究の注視が必要である。

デルモンテSOLANO食塩無添加トマトジュース(キッコーマン飲料株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品

キッコーマン飲料株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品デルモンテ SOLANO 食塩無添加トマトジュースのエビデンス



キッコーマン飲料株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【デルモンテ SOLANO 食塩無添加トマトジュース】のエビデンス。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。



#1
"デルモンテ SOLANO 食塩無添加トマトジュース"の表示しようとする機能性

#2
"デルモンテ SOLANO 食塩無添加トマトジュース"の生産・製造や品質管理の情報(メーカー情報)

#3
"デルモンテ SOLANO 食塩無添加トマトジュース"のエビデンス(科学的根拠)


過去に届出た商品の一覧は、年度別にまとめた外部サイト
機能性表示食品まとめ一覧
を参照してください。

※全届出リスト(要アクセス)
キッコーマン飲料株式会社
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【届出番号】

F84


【届出日】

2020/05/10


【届出者名】

キッコーマン飲料株式会社
(2040001072504)
楽天市場
キッコーマン飲料株式会社


【商品名】

デルモンテ SOLANO 食塩無添加トマトジュース


【食品の区分】

加工食品(その他)

【機能性関与成分名】
GABA
楽天市場
GABA

【表示しようとする機能性】

本品にはGABAが含まれます。
GABAには血圧が高めの方の血圧を下げる機能があることが報告されています。

【想定する主な対象者】
血圧が高めの方

【安全性の評価方法】
喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
当該製品はJAS規格で定義されているトマトジュースであり、含有する機能性関与成分GABAはトマトに由来する。トマトジュースを1978年から販売しており、これまで本品に起因する健康被害の報告は確認されていない。また、2018年6月にGABAを機能性関与成分とし、900gペットボトル製品を機能性表示食品として発売した。2019年12月末時点で約215万ケース(2,580万本)を出荷しているが、これまで本品に起因する健康被害の報告は確認されていない。当該製品は900gペットボトル商品と同原料を使用しており、配合量がわずかに異なるだけの類似商品である。したがって類似商品の喫食実績による食経験の評価により、当該製品も十分な安全性が確認されていると判断する。

【摂取する上での注意事項】
本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。
降圧剤等の医薬品を服用している方は医師、薬剤師にご相談ください。


【生産・製造・品質管理に関する基本情報】


本品を製造する熊本県果実農業協同組合連合会白州工場は、「FSSC22000」の認証を取得しており、同認証に沿った管理を行うことで製造施設・従業員の衛生管理等の体制や規格外の製品の流通を防止するための体制をとっております。

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。


【届出者の評価(エビデンス)】



標題:最終製品「デルモンテ SOLANO 食塩無添加トマトジュース」に含有する機能性関与成分GABAによる血圧が高めの方の血圧を低下させる機能性に関する研究レビュー

目的:GABAの摂取により血圧が高めの方の血圧が低下するかを検証することを目的として、研究レビューを実施した。

背景:近年、食生活の変化や過食、運動不足による高血圧症などの生活習慣病の罹患率、及びそれらによる死亡リスクは拡大の一途をたどっており、大きな社会問題の一つとなっている。一方、GABAには様々な生理機能があることが報告されており、血圧改善機能についても研究されている。そこで、GABAの摂取による血圧低下機能について総合的に評価することとした。

レビュー対象とした研究の特性:GABAの摂取により、対照群と比較して、血圧が高めの健常人(正常高値血圧者)及びⅠ度高血圧者において、高めの血圧(収縮期血圧及び拡張期血圧)が低下するかを、ランダム化比較試験(RCT)または準ランダム化比較試験(CCT)により検証した研究をレビューの対象とした。

主な結果:論文検索、選抜により、8報の研究論文をレビューの対象とした。各研究の定量的統合は行わず定性的な評価を行った。その結果、エビデンス総体として評価した機能性について肯定的な根拠があると判断された。また、疾病に罹患していない者(正常高値血圧者)のデータのみを対象とした層別解析においても機能性について肯定的な根拠があると判断され、1日当たり12.3~80mgのGABAの摂取は健常人において高めの血圧を低下させることに有効であると評価した。

科学的根拠の質:レビュー対象とした8報の研究論文のバイアスリスク、非直接性、非一貫性、その他のリスクを評価し、効果があるとされる質が中程度以上の論文が多数を占めたため、機能性について肯定的な根拠があると判断し、エビデンス総体の強さは中程度と評価した。なお、研究レビューにおいて疾病に罹患していない者のみを対象とした層別解析を実施しているものの、対象者としてⅠ度高血圧者を含むため、1次研究の参加者に潜在的なサンプリング・バイアスがある可能性が否定できない。また、定性的な研究レビューであるため、定量的な結果の統合は実施していない。

賢人の食習慣 青汁(オリヒロプランデュ株式会社)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品

オリヒロプランデュ株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品機能性表示食品 賢人の食習慣 青汁のエビデンス



オリヒロプランデュ株式会社が消費者庁に届出た機能性表示食品【機能性表示食品 賢人の食習慣 青汁】のエビデンス。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。



#1
"機能性表示食品 賢人の食習慣 青汁"の表示しようとする機能性

#2
"機能性表示食品 賢人の食習慣 青汁"の生産・製造や品質管理の情報(メーカー情報)

#3
"機能性表示食品 賢人の食習慣 青汁"のエビデンス(科学的根拠)


過去に届出た商品の一覧は、年度別にまとめた外部サイト
機能性表示食品まとめ一覧
を参照してください。

※全届出リスト(要アクセス)
オリヒロプランデュ株式会社
機能性表示食品検索

【届出番号】

F83


【届出日】

2020/05/08


【届出者名】

オリヒロプランデュ株式会社
(5070001009046)
楽天市場
オリヒロプランデュ株式会社


【商品名】

機能性表示食品 賢人の食習慣 青汁


【食品の区分】

加工食品(その他)

【機能性関与成分名】
イソマルトデキストリン(食物繊維)・GABA
楽天市場
イソマルトデキストリン(食物繊維)

GABA

【表示しようとする機能性】

●本品にはイソマルトデキストリン(食物繊維)が含まれます。イソマルトデキストリンには食後の血糖値の上がりやすい方の食後血糖値上昇や、食後に血中中性脂肪が高めになる方の食後血中中性脂肪上昇を穏やかにする機能が報告されており、食後の血糖値の上昇や血中中性脂肪の高さが気になる方に適しています。

●本品にはGABAが含まれています。GABAには、血圧が高めの方の血圧を下げる機能があることが報告されています。本品は、健常人で血圧が高めの方に適した食品です。

【想定する主な対象者】
健常人(食後の血糖値の上昇や血中中性脂肪の高さが気になる方、血圧が高めの方)

【安全性の評価方法】
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
【イソマルトデキストリン(食物繊維)】
 イソマルトデキストリンはでん粉由来の食物繊維であり、米国FDA(食品医薬品局)によって、GRAS(一般に安全と認められる食品素材)に認定されている。認定された物質と本品中のイソマルトデキストリンは㈱林原で製造された、同一のものである。また、既存情報の1次情報として以下の安全性試験の報告が確認されている。
1.急性毒性試験、90日間反復投与試験
 ラットを用いて単回投与、反復投与にて評価した結果、毒性は認められなかった。
2.Ames試験
 細菌を用いて評価した結果、変異原性は示されなかった。
3.ヒトにおける過剰摂取試験、長期摂取試験
 過剰摂取試験(一日摂目安量の約6倍量相当を4週間摂取)および長期摂取試験(一日摂目安量の約2倍量相当を12週間摂取)を行った結果、有害事象は認められなかった。
 これらの結果からイソマルトデキストリンの安全性に関しては問題ないと判断した。

【GABA】
 GABAはアミノ酸の一種で、一般的な食品にも含まれている。その他、サプリメントや特定保健用食品の関与成分としても利用されている。
 特定保健用食品の安全性に関する評価として複数の製品でのヒト試験が行われているが、問題となる有害事象は報告されておらず、食品安全委員会においても「適切に摂取される限りにおいては安全性に問題は無い」と判断されている。尚、確認した報告例では、最大で本品の一日摂取目安量の4.8倍に相当するGABAを摂取しているが、異常な変動や問題となる症状は認められていない。

 イソマルトデキストリン(食物繊維)、GABAともに『既存情報による安全性試験結果』にて安全性を評価し、機能性関与成分同士の相互作用については、データベースで検索したが有害事例は報告されておらず、問題はないと判断した。
 以上のことから、機能性関与成分としてイソマルトデキストリン(食物繊維)、GABAを配合した本品の安全性に問題はないと考えられる。

【摂取する上での注意事項】
●一日摂取目安量をお守りください。

●原材料をご参照の上、食物アレルギーのある方はご利用を控えてください。

●色や風味に違いがみられる場合がありますが、品質には問題ありません。

●体質、体調により一時的にお腹がゆるくなることがあります。

●降圧剤を服用中の方は、医師、薬剤師に相談してください。


【生産・製造・品質管理に関する基本情報】


オリヒロプランデュ株式会社(健康補助食品GMP、FSSC22000:2010)

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。


【届出者の評価(エビデンス)】



【イソマルトデキストリン(食物繊維)】
<血糖値への働き>
標題
 イソマルトデキストリン(食物繊維)の血糖上昇抑制効果の検証

目的
 健常成人(妊産婦、授乳婦は除く)を対象としてイソマルトデキストリン(食物繊維)の摂取により血糖上昇抑制効果があるか検証する。

背景
 日本では食生活の変化などを背景として糖尿病に対する対策が急務となっており、食後の血糖値の管理も重要と言われている。水溶性食物繊維であるイソマルトデキストリンには血糖値の上昇を抑制する機能が期待されている。そこで今回、「イソマルトデキストリン(食物繊維)」の血糖上昇抑制作用に関するシステマティックレビューを実施した。

レビュー対象とした研究の特性
 検索日:日本国内外の文献 2017年8月16日
 検索対象期間:検索日までの全期間
 対象集団の特性:健常成人(妊産婦、授乳婦は除く)
 最終的に評価した論文数:2報(研究3例)
 研究デザイン:ランダム化並行比較試験、ランダム化クロスオーバー試験、
        準ランダム化比較試験
 利益相反:本研究は、株式会社林原からの資金提供を受けて実施されたものである。
      資金提供者は、最終報告書のフォーマットの確認を除き、
      システマティックレビュープロセス自体への関与はない。

主な結果
 血糖値の上がりやすい健常成人(妊産婦、授乳婦は除く)において、イソマルトデキストリン(食物繊維) 2.13-8.08g/日の摂取は安全で、食後の血糖上昇を抑制する効果があることが確認された。

科学的根拠の質
 採用論文は2報と少なくメタアナリシスを実施できなかったため定性的なレビューとなったが、各々ランダム化比較試験で実施され、血糖値の上昇を抑制するという結果に一貫性があるため、信頼性は高いと考える。今後一日当たりの有効摂取量などに関してさらなる研究が望まれる。

<血中中性脂肪値への働き>
標題
 イソマルトデキストリン(食物繊維)の血中中性脂肪上昇抑制効果の検証

目的
 健常成人(妊産婦、授乳婦は除く)を対象としてイソマルトデキストリン(食物繊維)の摂取により血中中性脂肪上昇抑制効果があるか検証する。

背景
 日本では食生活の欧米化や慢性的な運動不足などにより生活習慣病の患者が増加傾向であり、関連して食後の血中中性脂肪値の過度な上昇に注意すべきと考えられている。水溶性食物繊維であるイソマルトデキストリンには食後の血中中性脂肪値の上昇を抑制する機能が期待されている。そこで今回、「イソマルトデキストリン(食物繊維)」の血中中性脂肪上昇抑制作用に関するシステマティックレビューを実施した。

レビュー対象とした研究の特性
 検索日:日本国内外の文献 2018年5月7日
 検索対象期間:検索日までの全期間
 対象集団の特性:健常成人(妊産婦、授乳婦は除く)
 最終的に評価した論文数:1報
 研究デザイン:ランダム化並行比較試験、ランダム化クロスオーバー試験、
        準ランダム化比較試験
 利益相反:本研究は株式会社林原からの資金提供を受けて合同会社オクトエルにて
      実施したが、研究監修機関、方針決定機関(㈱林原)、
      研究実施機関は独立している。

主な結果
 食後の血中中性脂肪値が高めの健常成人(妊産婦、授乳婦は除く)において、イソマルトデキストリン(食物繊維) 2.13g/日の摂取は安全で、食後の血中中性脂肪値の上昇を抑制する効果があることが確認された。

科学的根拠の質
 採用論文が1報であることからメタアナリシスは実施できず定性的なレビューとなったが、ランダム化比較試験で実施されており、信頼性は高いと考える。今後一日当たりの有効摂取量などに関してさらなる研究が望まれる。


【GABA】
標題
 GABAによる血圧が高めの方への血圧低下作用に関する検証

目的
 健常人および健常人で血圧が高めの方においてGABAの経口摂取により血圧低下作用があるか検証する。

背景
 高血圧は心血管病など様々な疾患の主要な危険因子である上、重大な生活活動阻害要因となることから、生活習慣の是正や日常生活に取り入れやすい食品による発症予防対策が重要と考えられる。様々な食品に含まれているアミノ酸の一種であるGABAは抑制性伝達物質として知られ、降圧効果が期待されている。そこで、GABAの血圧低下作用に関するシステマティックレビューを行った。

レビュー対象とした研究の特性
 検索日:2019年1月26日
 検索対象期間:検索日までの全期間
 対象集団の特性:健康人および健常人で血圧が高めの方
 最終的に評価した論文数:9報
 研究デザイン:プラセボ対照二重盲検並行群間比較試験、オープン投与前後比較試験
 利益相反:本レビューは、オリヒロプランデュ株式会社の委託を受け、
      NPO法人日本抗加齢協会所属の専門知識を有する医師、
      学識経験者によって実施された

主な結果
 GABAを含有した食品を機能性食品として、日常的に摂取することは、正常高血圧者、Ⅰ度高血圧者に対して、適度な血圧低下作用を有し、安全性も高いことが示された。

科学的根拠の質
 全研究報告を通じてプラセボ対照二重盲検並行群間比較試験で行われており、若干の脱ライク例がありバイアスが存在するが、全般的なバイアスリスクは低いと判断した。また、GABAの摂取が血圧を低下させるという結果には一貫性があり、これまでの研究結果とも矛盾していない。

グッドナイトアンドグッドデイ(株式会社MTG)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品

株式会社MTGが消費者庁に届出た機能性表示食品Good Night & Good Day(グッドナイトアンドグッドデイ)のエビデンス



株式会社MTGが消費者庁に届出た機能性表示食品【Good Night & Good Day(グッドナイトアンドグッドデイ)】のエビデンス。届出番号・届出日・届出者名・商品名・食品の区分・機能性関与成分名・会社の評判・成分の評判・表示しようとする機能性・当該製品が想定する主な対象者・安全性の評価方法・安全性に関する届出者の評価・摂取する上での注意事項・生産・製造及び品質管理に関する基本情報・機能性の評価方法・製品の機能性に関する届出者の評価を紹介します。



#1
"Good Night & Good Day(グッドナイトアンドグッドデイ)"の表示しようとする機能性

#2
"Good Night & Good Day(グッドナイトアンドグッドデイ)"の生産・製造や品質管理の情報(メーカー情報)

#3
"Good Night & Good Day(グッドナイトアンドグッドデイ)"のエビデンス(科学的根拠)


過去に届出た商品の一覧は、年度別にまとめた外部サイト
機能性表示食品まとめ一覧
を参照してください。

※全届出リスト(要アクセス)
株式会社MTG
機能性表示食品検索

【届出番号】

F82


【届出日】

2020/05/08


【届出者名】

株式会社MTG
(6180001051390)
楽天市場
株式会社MTG


【商品名】

Good Night & Good Day(グッドナイトアンドグッドデイ)


【食品の区分】

加工食品(サプリメント形状)

【機能性関与成分名】
GABA
楽天市場
GABA

【表示しようとする機能性】

本品にはGABAが含まれます。GABAの継続的な摂取により、一時的な疲労感やストレスを感じている方の睡眠の質(眠りの深さ)の向上に役立つこと、および日常生活で生じる一時的な活気・活力感の低下を軽減することが報告されています。

【想定する主な対象者】
健康な成人男女(睡眠の質に問題を感じている人、日常生活で一時的な活気・活力感が低下している人)

【安全性の評価方法】
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
本届出品は機能性関与成分(GABA)を一日当たりの摂取目安量で100 ㎎配合した食品である。新製品であるため、最終製品での喫食実績がないため、既存情報における機能性関与成分GABAでの安全性評価をした。
1、既存情報による食経験の評価:公的機関、民間機関のデータベースにおいて、機能性関与成分GABAの喫食実績を調査した。その結果、ナス、トマト、ジャガイモなど一般に食される野菜100 g中にGABAが20~50 ㎎以上含まれていることから、通常の食生活において摂取される成分である。また、GABA(10~80mg/日)を関与成分とする特定保健用食品が市販されており、食品安全委員会において「適切に摂取される場合には、安全性に問題はない」と評価されている。

2、安全性試験による評価:GABAの食品としての安全性に関する研究報告を検索したところ、24報あった。11.5~1,000 mgのGABAを2週間~6か月間摂取した場合に、軽度の自覚症状変化を訴える事例(下痢、腹痛、お腹が張る、食欲不振など)はあるものの、安全性に問題はなかったことが報告されている。また、本届出品に含まれる機能性関与成分量の5倍量以上のGABA 1,000 mgを4週間摂取した試験においても安全性に問題のないことが報告されていることから、本届出品に含まれている機能性関与成分GABAには十分な安全性があると判断できる。
GABAは単純な構造のアミノ酸であり、基原による性質の違いは生じない。従って、各安全性評価試験で用いられたGABAと本届出品に含まれるGABAは同等のものであると言える。
以上のことから、機能性関与成分GABAを配合した本届出品の安全性に問題はないと考えられる。

【医薬品等との相互作用について】
「国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所「健康食品」の安全性・有効性情報」に、理論的に考えられる相互作用として、「降圧薬や降圧作用を有するハーブとの併用により、低血圧を起こす可能性がある。」との記載があった。
 しかし、GABAを含む食品は多数あるものの、健康被害の報告は見当たらないこと、本届出品は降圧剤を服用するような疾病罹患者を対象としていないこと、摂取上の注意に「降圧剤を服用している方は医師、薬剤師にご相談ください。」と表示していることなどから、本届出品を機能性表示食品として販売することに問題はないと判断した。

【摂取する上での注意事項】
●一日当たりの摂取目安量を守ってください。

●本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進したりするものではありません。

●降圧薬を服用している方は医師、薬剤師に相談してください。

●常に活気・活力感が出ない、休暇・睡眠をとっても疲労感が抜けない方は、うつ病や慢性疲労症候群等の可能性がありますので、医師の診察をお勧めします。


【生産・製造・品質管理に関する基本情報】


本届出品の製造工場は、公益財団法人 日本健康・栄養食品協会のGMP認定工場でGMP基準にもとづいた衛生管理、品質管理を行い、規格外品の流出防止体制を行っている。

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。


【届出者の評価(エビデンス)】



該当する評価する機能性の項目
「GABAには、一時的な疲労感やストレスを感じている方の睡眠の質(眠りの深さ)の向上に役立つ機能があることが報告されています。」

【標題】GABA摂取による睡眠の質改善機能に関する研究レビュー

【目的】健康な成人男女がGABAを含む食品を摂取した場合と、GABAを含まない食品(プラセボ)を摂取した場合で、日常生活における睡眠の質(眠りの深さ)に対する効果に違いがあるかどうかを検証することを目的とした。

【背景】ストレスは、ヒトの睡眠に様々な影響を及ぼすことが知られている。主観的ストレス、緊張感や不安が多い人に睡眠問題の有症率が高く、ストレスが高いことやストレスにうまく対処できないことは不眠症のリスクを高めてしまう。一時的および日常的なストレスを緩和することは、睡眠に関する諸問題の解決に有効であると考えられる。GABA摂取により、精神的ストレスがかかる作業における一時的な疲労感を軽減することや、睡眠の質を改善することが報告されている。
本研究レビューでは、GABA摂取による日常生活における睡眠の質(眠りの深さ)を改善する効果について、網羅的に検索し、機能性について検討した。なお、睡眠の質(眠りの深さ)の評価方法として、当該分野において学術的に広くコンセンサスが得られている客観的評価法(脳波計)を用いている文献のみを採用した。

【レビュー対象とした研究の特性】英語、日本語の医学論文データベースを検索し、精査をした結果、健康な成人男女を対象とし、GABA摂取時とプラセボ摂取時を比較した試験デザインであり、脳波(ノンレム睡眠時間)を評価している文献として、2報を採用し評価した。

【主な結果】健康な成人男女に対するGABA摂取(100 mg/日)の効果として、採用文献2報で、深い睡眠時間の有意な増加(p<0.05)を示している。また1報では、ストレス状況や疲労感の違いによる層別解析を実施した場合に、一時的な疲労感やストレスをより強く感じている人のノンレム睡眠ステージ3(最も深い眠り)の時間が、GABA摂取時はプラセボ摂取時と比較して有意に増加した。以上から、GABAは、睡眠の質に不満を持ち、かつ、一時的な疲労感やストレスを感じている者において、睡眠の質(眠りの深さ)を向上させる機能を発揮すると評価した。

【科学的根拠の質】論文のバイアスリスクの評価では、採用論文は低度であった。調査対象とした論文は査読を実施したRCT論文で、客観的評価指標である脳波であるため、科学的根拠の質は高いと考えられる。本レビューの限界として、論文数が少ないこと、バイアスリスクが完全に否定できなかったことが挙げられる。

該当する評価する機能性の項目
「GABAの継続的な摂取により、日常生活で生じる一時的な活気・活力感の低下を軽減することが報告されています。」

【標題】GABAの摂取が、日常生活における一時的な活気・活力感の低下に与える機能性に関する研究レビュー

【目的】健康な成人日本人男女がGABAを含む食品を摂取した場合と、GABAを含まない食品(プラセボ)を摂取した場合で、日常生活における一時的な活気・活力感の低下を軽減する効果に違いがあるかどうかを検証することを目的とした。

【背景】精神的負荷、身体的負荷に関わらず負荷が増大することは十分な休息を得ていれば負担にはならないが、一定期間十分な休息を得ずに継続した負荷がかかる場合、一時的な活気・活力感が低下することが考えられる。GABAは、デスクワークなどを主体とする精神負荷作業における一時的なストレスや疲労感の緩和、睡眠の質改善効果、一時的な活気・活力感の維持・改善について、いくつか報告されている。そこで、本研究レビューでは、GABAによる一時的な活気・活力感の低下を軽減する効果について、網羅的に文献を検索し、機能性について検討した。

【レビュー対象とした研究の特性】英語、日本語の医学論文データベースを検索し、精査をした結果、健康な成人日本人男女を対象とし、GABA摂取する群とプラセボ群を比較した試験デザインであり、一時的な活気・活力感の指標としてPOMS2-AS「活気-活力」を評価している文献を選抜し、1報の査読付論文を採用し、評価した。

【主な結果】評価した文献1報では、日常生活により一時的な活気・活力感が低下している(うつ病や慢性疲労症候群の疾患ではない)健康な日本人成人男女が、GABA100㎎/日を継続的に摂取した場合に、プラセボを摂取した場合に比べて、一時的な活気・活力感の低下が有意に軽減されたことを報告している。
  本結果から、継続的にGABAを摂取することは、日常生活で生じる一時的な活気・活力感の低下を軽減する効果があると考えた。

【科学的根拠の質】論文のバイアスリスクの評価では、採用論文は低度であった。調査対象とした論文は査読を実施したRCT論文であることから、科学的根拠の質は高いと考えられる。本レビューの限界として、論文数が少ないこと、バイアスリスクが完全に否定できなかったことが挙げられる。