2023年11月11日土曜日

機能性表示食品 人気ランキングBEST10 2023年11月11日

機能性表示食品 人気ランキング

1位
ポムジン(ニコリオ)
本品には、りんご由来プロシアニジンが含まれます。
りんご由来プロシアニジンにはBMIが高めの方の体重、体脂肪、お腹の脂肪(内臓脂肪、腹部総脂肪)、ウエスト周囲径の減少をサポートし、高めのBMIを低下させる機能が報告されています。
りんご由来プロシアニジンには紫外線刺激から肌を保護するのを助ける機能が報告されています。
2位
シボローカb(ヘルスアップ)
本品にはエラグ酸が含まれています。
エラグ酸は肥満気味の方の体重、体脂肪、血中中性脂肪、内臓脂肪、ウエスト周囲径の減少をサポートし、高めのBMI値の改善に役立つことが報告されています。
3位
Pure Encapsulations GABA(ピュア エンキャプスレーションズ ギャバ)(ネスレ日本)
本品にはGABAが含まれています。
GABAは睡眠の質 (寝つき、すっきりとした目覚め) の向上に役立つ機能があることが報告されています。
また、一時的なストレスを感じている方の睡眠の質 (眠りの深さ) の向上に役立つ機能があることが報告されています。
4位
うる肌ケア(エタニクス製薬)
本品にはパイナップル由来グルコシルセラミドが含まれます。
パイナップル由来グルコシルセラミドには、肌が乾燥しがちな方の肌の潤い(水分)を逃がしにくくする機能があることが報告されています。
5位
食事の糖と脂肪対策タブレット(粒タイプ)(大正製薬)
,本品には、ターミナリアベリリカ由来没食子酸が含まれます。
ターミナリアベリリカ由来没食子酸には、食事に含まれる糖や脂肪の吸収を抑える機能があることが報告されています。,
6位
牧之原べにふうきプレミアム(製茶問屋片桐)
本品にはメチル化カテキンが含まれています。
メチル化カテキンは、花粉、ホコリ、ハウスダストなどによる目鼻の不快感を軽減させることが報告されています。
7位
PLUSカルピス 睡眠・腸活ケア(アサヒ飲料)
本品にはガセリ菌CP2305株(L. gasseri CP2305)が含まれます。
ガセリ菌CP2305株には心理的なストレスを和らげ、睡眠の質(眠りの深さ)を高める機能、腸内環境を整える機能が報告されています。
8位
CAFE SUPPLIIグルコサミン(ブルックス)
本品にはN-アセチルグルコサミンが含まれます。
N-アセチルグルコサミンは、歩行や階段の上り下りにおけるひざ関節の悩みを改善することが報告されています。
また、肌が乾燥しがちな方の肌のうるおいに役立つことが報告されています。
9位
SIROCU inner shield supplement(シロク インナーシールドサプリメント)(LADDER)
本品にはベータカロテン、GABA、こんにゃく由来グルコシルセラミドが含まれています。
抗酸化作用を持つベータカロテンは、紫外線刺激から肌を保護するのを助ける機能性があることが報告されています。
GABAは、肌の乾燥が気になる方の肌の弾力を維持し、肌の健康を守るのを助ける機能があることが報告されています。
こんにゃく由来グルコシルセラミドは、肌の潤い(水分)を逃がしにくくすることが報告されています。
10位
スタコラEX(ファーマフーズ)
本品にはブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンが含まれます。
ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンは、足の曲げ伸ばし等の筋肉に軽い負荷がかかる運動との併用で、年齢とともに低下する脚の筋力に作用することにより、中高年の方の歩行能力の向上に役立つことが報告されています。
また、日常活動時のエネルギー代謝において脂肪を消費しやすくする作用により、BMIが高め(BMI23以上30未満)の方の腹部の脂肪(内臓脂肪)を減らす機能があることが報告されています。

2023年11月10日金曜日

スタコラEX(株式会社ファーマフーズ)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品

スタコラEX(ファーマフーズ)の口コミ・効果・評判のエビデンス、表示しようとする機能性、主な対象者、安全性の評価方法、安全性の評価、摂取する場合の注意事項、生産・製造・品質管理の情報、機能性の評価方法、届出者の評価とエビデンス。トクホとは違います。

届出番号・届出日・届出者名・(法人番号) ・商品名・食品の区分・機能性関与成分名(楽天市場)
I745
2023/09/29
株式会社ファーマフーズ
(5130001011549)
スタコラEX(イーエックス)
加工食品(サプリメント形状)
ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン
参考(楽天市場)
ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン 株式会社ファーマフーズ

機能性表示食品 届出企業全リスト
令和5年の届出一覧
【詳細内容】

表示しようとする機能性は?

想定している主な対象者は?

安全性の評価方法は?

安全性に関しての届出者の評価は?

摂取する場合の注意事項は?

生産・製造・品質管理に関する基本情報は?

機能性の評価方法は?

届出者の評価とエビデンスは?

【表示しようとする機能性】
本品にはブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンが含まれます。
ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンは、足の曲げ伸ばし等の筋肉に軽い負荷がかかる運動との併用で、年齢とともに低下する脚の筋力に作用することにより、中高年の方の歩行能力の向上に役立つことが報告されています。
また、日常活動時のエネルギー代謝において脂肪を消費しやすくする作用により、BMIが高め(BMI23以上30未満)の方の腹部の脂肪(内臓脂肪)を減らす機能があることが報告されています。

【想定する主な対象者】
健康な中高年齢者およびBMI が高めの健康な方(疾病に罹患している者、妊産婦(妊娠を計画している者を含む。)及び授乳婦を除く。)

【安全性の評価方法】
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
本届出商品での喫食実績は無いため、既存情報による安全性の評価を行いました。既存情報の調査では、機能性関与成分「ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン」を含むブラックジンジャー抽出物を用いた臨床試験の報告が行われていました。本届出商品と同じ1日摂取目安量であるブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン12mg(ブラックジンジャー抽出物150mg)の12週間摂取の試験や、5倍量となるブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン60mg(ブラックジンジャー抽出物750㎎)の4週間摂取の試験において安全性に問題となる事象は報告されていないことから、本届出商品の原材料であるブラックジンジャー抽出物およびブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンの安全性は高く、問題はないと考えられました。更に、届出商品に使用されているその他の原材料は、十分な食経験を有する食品及び食品添加物であり、これらの結果から、機能性関与成分ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンおよび本届出商品は安全であり、本製品を適切に摂取する場合、安全性に問題ないと評価しました。

【摂取する上での注意事項】
原材料をご確認のうえ、食物アレルギーのある方は召し上がらないでください。本品は多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。

【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
本商品を製造委託している工場は、国内GMP及び米国GMP認定工場であり、さらに食品安全の管理システムISO22000の認証も取得しています。適正な製造基準に従ってこの商品を製造しています。

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。

【届出者の評価(エビデンス)】
【中高年の方の歩行能力の向上に役立つ機能】
【標題】『ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン』の歩行能力の向上に与える効果に関する定性的研究レビュー
【目的】健康な成人がブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンを継続摂取したときの歩行能力に対する有効性を検証しました。
【背景】身体機能は加齢により衰えていきますが、日々の運動や食事などにより維持することができると考えられます。これについて、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンの摂取によって歩行能力が向上されることが報告されているため、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンと歩行能力に関する研究レビューを実施し、科学的エビデンスの確認を行いました。
【レビュー対象とした研究の特性】国内外の学術論文のデータベースを使用して2019年9月以前の全ての論文を検索し、ヒトを対象としたランダム化二重盲検比較試験の文献2件を研究レビューの対象としました。
【主な結果】レビューの対象とした文献のうち、1報は60歳以上のタイ人被験者にブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン7.2 mgを8週間継続摂取させることで、歩行能力の指標とされる6分間歩行テストにおいて、プラセボ群と比較して歩行距離が増加していました。もう1報は65歳以上の日本人被験者にブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン12 mgを軽い運動とともに8週間継続摂取させることで、同様に6分間歩行テストにおいて、プラセボ群と比較して歩行距離が増加していました。以上の結果から、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン12 mgを含む本届出商品には、中高年齢者において加齢により衰える歩行能力の向上に役立つ機能があると考えられました。
【科学的根拠の質】採用した文献数や、被験者数の観点で十分な精査には至らなかったことから、今後の研究を注視する必要があります。
一方で、採用した文献のいずれにおいても、健康な中高年齢者で有意に歩行能力の向上が認められていました。日本人を対象とした試験においても有効との結果が得られており、科学的根拠があると考えられます。
以上より、本届出商品は採用した文献と同様のブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン12mgを含有しており、軽い運動と併用することにより、中高年齢者において加齢により衰える歩行能力の向上に役立つ機能が期待できると考えられました。

【BMIが高めの方の腹部の脂肪を減らす機能】
ア 標題
「ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン」摂取による、腹部の脂肪に与える影響に関する研究レビュー
イ 目的
健康な方に対する「ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン」摂取の効果を、プラセボとの比較で検証した研究をレビューし、効果の有無を総合的に評価しました。
ウ 背景
ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンの脂肪に対する影響に関して、培養ヒト細胞を用いたin vitro実験や、マウスを用いた動物実験では、脂肪の分解を促進する作用があるという研究報告があります。しかし、ヒトを対象とした、脂肪に対する影響を評価した文献を包括的に整理する研究レビューでは、脂肪に対する影響について評価したものはありませんでした。今回、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンを継続して摂取することによる、腹部の脂肪に与える影響について検証を行いました。
エ レビュー対象とした研究の特性
国内外のデータベースを使用して英語及び日本語の文献を検索し、基準に合致した文献2報(ランダム化比較試験)を採用しました。採用文献はいずれも、20-64歳の、BMIが高めの健康な日本人成人男女を参加者とした試験で、解析対象者に脂質異常・高血糖・高血圧に該当する参加者は含まれていませんでした。
※BMIはBody Mass Indexのことで、体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)で算出されます。本届出では、BMI23以上30未満の範囲をBMIが高めと想定しています。
オ 主な結果
採用文献2報から、健康な参加者がブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンを1日当たり12 mg含む食品を12週間継続して摂取することで、含まない食品を摂取した場合と比較して、腹部の脂肪面積が有意に減少していることが確認されました。
カ 科学的根拠の質
 評価した文献が2報のため出版バイアスについて否定できないものの、いずれの文献も日本人を対象としたランダム化比較試験であり、予め設定された試験計画に沿って試験が実施されており、信頼できる研究であると考えられました。よって、採用文献のブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンを1日当たり12mg継続して摂取することによって、腹部の脂肪を減らす機能が認められたという結果は信頼できる科学的根拠に基づいていると考えられ、届出製品でも同様の機能が期待できると考えられます。
I740a010アサヒ飲料株式会社PLUS(プラス)カルピス 睡眠・腸活ケア
I741a010アサヒ飲料株式会社PLUS(プラス)カルピス 免疫サポート
I742a010アサヒ飲料株式会社PLUS(プラス)カルピス 体脂肪ケア
I743hu92株式会社フジヘルスプランニングサポケア ナノ乳酸菌プラス
I744hu44株式会社ブルックスCAFE SUPPLI(カフェサプリ)グルコサミン
I745hu10株式会社ファーマフーズスタコラEX(イーエックス)
届出企業一覧
生鮮食品の機能性表示食品
免疫維持に効果の機能性表示食品
鼻の不快感(花粉症)に効果のある機能性表示食品
痛風の発作を回避、尿酸値を下げる機能性表示食品

カフェサプリグルコサミン(株式会社ブルックス)の口コミ・効果とエビデンス:機能性表示食品

CAFE SUPPLII(カフェサプリ)グルコサミン(ブルックス)の口コミ・効果・評判のエビデンス、表示しようとする機能性、主な対象者、安全性の評価方法、安全性の評価、摂取する場合の注意事項、生産・製造・品質管理の情報、機能性の評価方法、届出者の評価とエビデンス。トクホとは違います。

届出番号・届出日・届出者名・(法人番号) ・商品名・食品の区分・機能性関与成分名(楽天市場)
I744
2023/09/29
株式会社ブルックス
(2020001012008)
CAFE SUPPLI(カフェサプリ)グルコサミン
加工食品(その他)
N -アセチルグルコサミン
参考(楽天市場)
N -アセチルグルコサミン 株式会社ブルックス

機能性表示食品 届出企業全リスト
令和5年の届出一覧
【詳細内容】

表示しようとする機能性は?

想定している主な対象者は?

安全性の評価方法は?

安全性に関しての届出者の評価は?

摂取する場合の注意事項は?

生産・製造・品質管理に関する基本情報は?

機能性の評価方法は?

届出者の評価とエビデンスは?

【表示しようとする機能性】
本品にはN-アセチルグルコサミンが含まれます。
N-アセチルグルコサミンは、歩行や階段の上り下りにおけるひざ関節の悩みを改善することが報告されています。
また、肌が乾燥しがちな方の肌のうるおいに役立つことが報告されています。

【想定する主な対象者】
膝関節に違和感や不快感を持つ健常な中高年齢者・肌の乾燥を気にしている健常成人

【安全性の評価方法】
喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している。
既存情報による安全性試験結果の評価により、十分な安全性を確認している。

【安全性に関する届出者の評価】
届出食品の機能性関与成分であるN-アセチルグルコサミンは食品原料として2000年ごろから販売されており、配合した食品も多数販売されています。
例えば、2005年よりUMIウェルネス株式会社の商品「N-アセチルグルコサミン」という錠剤に配合されています。1食あたりのN-アセチルグルコサミンの配合量は1,000 mg、販売実績は一日摂取目安量で1億食以上となっています。この製品において数例の軽度な腹部症状(下痢、便秘、膨満感)が報告されているものの、N-アセチルグルコサミンが原因と疑われる危害事象は発生していないものと判断されています。

このように、類似する食品での食経験が十分あると判断していますが、念のためN-アセチルグルコサミンの既存情報を調査しました。その結果いずれも軽度な自覚症状が発症したのみですべて試験食品との関連はないものと判断されていました。

N-アセチルグルコサミンと医薬品との相互作用については、アセトアミノフェン、糖尿病治療薬、エトポシド、アドリアマイシン、ワルファリンについての作用が指摘されているものの、これらはいずれも類似物質であるグルコサミン硫酸塩・塩酸塩に対する指摘であり、実際の症状の報告もないことから相互作用はないものと判断しています。
 
以上の理由から、届出商品 「CAFE SUPPLI(カフェプリ)グルコサミン」に含まれるN-アセチルグルコサミンには十分な安全性が認められており、1日摂取目安量を摂取した場合ヒトの健康を害する恐れはないと考えられます。

【摂取する上での注意事項】
・本品は多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進したりするものではありません。
・一日当たりの摂取目安量を守ってください。

【生産・製造・品質管理に関する基本情報】
届出者及び本届出品の製造所である「株式会社ブルックス・ファーム・コーヒー」 の中井工場は、レギュラーコーヒーの製造においてISO22000及びFSSC22000の登録を受けている。
本届出品は、「レギュラーコーヒー及びインスタントコーヒーの表示に関する公正競争規約」に規定される「レギュラーコーヒー」の定義から外れるため、ISO22000及びFSSC22000登録の範囲外であるが、同一施設内で製造し、共有設備もあるためISO22000及びFSSC22000の規格基準を準用した、生産・製造及び品質の管理を行っている。
また、本届出品も含まれる「コーヒーミックスの設計・開発及び製造」を適用範囲としてISO9001の登録も受けており、その規格基準に沿った管理を行っている。

【機能性の評価方法】
最終製品ではなく、機能性関与成分に関する研究レビューで、機能性を評価している。

【届出者の評価(エビデンス)】
1.膝関節機能に及ぼす効果

【標題】N-アセチルグルコサミン(以下NAG)摂取が膝関節機能に及ぼす効果に関する研究レビュー

【目的】NAG摂取が膝関節の機能に及ぼす効果を評価すること

【背景】NAGは肌水分量の増加機能や、変形性膝関節症の緩和機能が報告されており、サプリメントとして利用されています。一方、健常人での関節への効果については十分に評価されていないため、疾患に罹患していない成人がNAGを摂取した際にそうでない食品に比べ膝関節の機能が改善されるか検証しました。

【レビュー対象とした研究の特性】焼津水産化学工業株式会社社員3名のうち2名が目的に沿った論文を検索し、1名が総合的観点から機能性を評価しました。具体的には、以下の通りです。
・被験者は、ひざ関節に痛みや違和感を持つ健康な成人であること。
・試験は、NAG入り食品摂取群(試験群)と含まない食品摂取群(プラセボ群)の2つに被験者を無作為に割付け、被験者と結果の評価者がともに誰がどちらを摂取したかわからないようにして比較した試験であること。
・機能性は、関節の機能で評価していること。

【主な結果】2名の評価者で検索した論文を上記の条件に合致するか評価した結果、論文2報が条件に合致していることを確認しました。これらの論文では、ひざ関節に痛みや違和感を持つ健常成人男女に対し、NAG 300mgを含むカプセルまたはNAG 500mgを含む錠剤を12週間摂取させた結果、膝関節機能の指標であるJOAスコアがプラセボ群と比べ改善したことから、NAGを12週間摂取すると、膝関節の機能が改善されると考えられました。

【科学的根拠の質】未発表のデータの存在は否定できないものの、主要なデータベースにより調査したため漏れがある可能性は低いと考えられます。また、上記論文には、各群への被験者の割付方法及び割付内容の試験実施者への隠し方についての記載が不十分で、評価結果には偏りが生じている可能性があります。対象文献が2報のみであるため、今後さらなる研究が必要と考えられます。
上記の論文は、NAGをカプセルで1日あたり300mg、または錠剤で500mg摂取しており、形態や他の配合成分と摂取量について届出食品と一部違いがあります。しかし、NAGの吸収・代謝等に影響を与える成分はこれまで報告されていないため、NAGを1日当たり500mg含む届出食品についても、同等の機能性を発揮すると推測されます。

2.肌の水分保持機能

【標題】N-アセチルグルコサミンの肌の水分保持機能について

【目的】NAG摂取が肌水分量に及ぼす機能性を評価すること

【背景】NAGは皮膚、関節滑液などあらゆる組織に存在するヒアルロン酸の構成分子であり、加齢により減少し乾燥肌や関節炎などと関連していることが知られています。NAGの摂取が肌水分量に及ぼす効果は複数報告されているものの、レビューはされていないため、肌の乾燥の自覚症状のある、肌の乾燥を気にしている健常成人がNAGを摂取した際にそうでない食品に比べ肌水分量が増加するか検証しました。

【レビュー対象とした研究の特性】焼津水産化学工業株式会社社員3名のうち2名が目的に沿った論文を検索し、1名が総合的観点から機能性を評価しました。選定した試験は、肌の乾燥を感じている持病のない健康な成人を対象とし、NAG入り食品を喫食した場合に、NAGを含まない食品を喫食した場合と比べ、肌水分量がどのように変化したか評価したものとしました。

【主な結果】2名の評価者で特定した論文のうち、条件に合わないものを除き、最終的に3報で評価しました。3報ともに、試験群はNAG500mg~1,500mgを含む試験食品を8週間摂取した結果、一部部位で、肌水分量が摂取前と比べて、また、プラセボ群と比べて有意に増加しました。

以上より、肌が乾燥しがちな人がNAGを1日500mg~1,500mg、8週間摂取すると、肌水分量が増加し肌のうるおいに役立つと考えられました。

【科学的根拠の質】未発表のデータの存在は否定できないものの、主要なデータベースにより調査したため漏れがある可能性は低いと考えられます。採用論文3報のうち1報は査読付きでRCTであるため、エビデンスの質は高いが、残り2報はRCTであるものの査読付きでは無いため、今後さらなる研究が必要と考えられます。
採用論文中では、NAGを様々な形態で摂取しており、形態や他の配合成分について届出食品と異なる部分もありますが、NAGの吸収・代謝等に影響を与える成分はこれまで報告されていないため、NAGを1日当たり500mg含む届出食品についても、同等の機能性を発揮すると推測されます。
I740a010アサヒ飲料株式会社PLUS(プラス)カルピス 睡眠・腸活ケア
I741a010アサヒ飲料株式会社PLUS(プラス)カルピス 免疫サポート
I742a010アサヒ飲料株式会社PLUS(プラス)カルピス 体脂肪ケア
I743hu92株式会社フジヘルスプランニングサポケア ナノ乳酸菌プラス
I744hu44株式会社ブルックスCAFE SUPPLI(カフェサプリ)グルコサミン
I745hu10株式会社ファーマフーズスタコラEX(イーエックス)
届出企業一覧
生鮮食品の機能性表示食品
免疫維持に効果の機能性表示食品
鼻の不快感(花粉症)に効果のある機能性表示食品
痛風の発作を回避、尿酸値を下げる機能性表示食品